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新たな旅立ち
ダンジョン創り 17
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「そうだ。もう一回いくぞ。クラリー、準備をしろ」
「はい」
て、だから!甲冑着けて、そんなに身軽に動かないでよ。俺の常識が、常識で無くなってくるな…リョウと違って、同じ世界のエルフのハズなのに…
早々、準備をしたクラリーちゃんの前に、先程と同じようなサラマンダーが出現し、先程と同じように、サラマンダーの攻撃を避けつつ、隙を狙って攻撃し、傷をつけていく。そして、動きが早く破壊力のある尻尾を先ず切り落とし…あの動きで、またも、一刀か…
「あれ?もしかして、剣が新しくなってる?」
「今頃、気づいたか、まぁ、型は同じだからな。今回の練習用に、ヘパイトスに打ってもらったのだ」
「はぁ?いやいや、それオカシイよね?練習用の剣を神様に打ってもらうなんてあり得ないから!」
「ちっ、他の地上人と同じ様なことを言うようになったな。お前だって、もうすぐ仲間入りするんだ。これぐらい、慣れておけ」
え?舌打ちされた?しかも、これぐらいって…
「あ、ほれ、お前が、ごちゃごちゃうるさいから、一番のところを見逃したではないか」
そう言われ、俺も慌てて、視線をクラリーちゃんの方に戻すと、またも、首を落とされたサラマンダーが横たわっている。そして、おっさんの魔力と精霊達で創られたサラマンダーは、フッと姿が消えた。
ダンジョンの魔物と一緒で、殺られたと認識すると、消える設定だったらしい。
「もう、あの剣で良いんじゃない?」
「いや、あれは練習用なのだ。そんな剣を与えたとあっては、ワシがヘパイトスに叱られてしまう」
「じゃぁ、竜王の鱗でヘパイトス様に打ってもらうのは可能?」
「ドワーフに頼まんで良いのか?」
「ドワーフには、俺のだけでいいよ」
「よし、ヘパイトスに、クラリー用のを打ってもらうとしよう。盾もだな。フフフ、母親を越える重戦士になるな、将来が楽しみだ」
!?
「母親を越える…って?え?カトリーナさんも盾持ち?」
「そうだ。成人したての頃に、お前の様に冒険者になって、料理修行と食材探しで、世界を回っておったのだ」
「ああ、だから、クラリーちゃんの剣の相手が出来たのか…」
「そういうことだな。まぁ、すでに剣の腕前は、カトリーナを越えておる。僥倖、僥倖」
なんかおっさんが、機嫌良く頷いてる。
そこに、クラリーちゃんが戻ってきて、おっさんから何やら注意点を聞いている。
「ディル、ディル、ユキも戦ってみたいです。クラリーみたいに、ズバーでやりたいです」
ズバーって…
「ユキも、剣を持ちたいの?」
「えーと、これで良いです」
これで、と言われても、頭の上で魔力の動きは感じ取れたが、それがなんなのか分からない。
ユキに、肩から下りてもらい向き合うと、手に氷で創られた剣を手にしてた。いや、ユキのサイズで言えば剣だが、俺達からすると、大きめのナイフだな。
「これで、サラマンダー相手は、ちょっと厳しくないかな?」
「大丈夫です。見ててください」
ユキはそう言うと、近くにあった大岩に向いて剣を構えて飛び上がり、上段から剣を振り抜いた。
剣の先から、風魔法の様な白いものが飛び出し、大岩を真っ二つに切り分けた上に、地面にも少し亀裂が走ってる…自分の顔が引きつったのがわかった。
「ちょっ、ちょっと、ユキちゃん…、ペンダントの数字いくつかな?」
「うにゅ?ペンダントは、一ですよ」
一は、普通の生活レベルじゃなかったのか?
「ほほぉ、氷の刃か…面白いな。切れ味も申し分ないし、サラマンダーの弱点もつけるし良いな。ユキ、サラマンダー相手にやってみるか?」
「はい、はい、やってみたいです」
そう言って、ユキは、クラリーちゃんが訓練していた場所に飛んで行った。
無邪気そうだけど、たぶん「殺ってみたい」って事だよね…
「あっ!」
俺が、ちょっと遠くを見ていると、クラリーちゃんの驚く声がした。
見ると…すでに倒されたサラマンダーが…瞬殺ですか…しかも、縦に切られてる。身長三十センチのユキが、三メートルのサラマンダーを頭から尻尾まで一刀両断って……火力ありすぎでしょう。
「やったです!クラリーみたいに、ズバーって、出来ました」
「え?私のと一緒にされても…」
戻ってきたユキに、飛びつかれたクラリーちゃんが、戸惑いの言葉を口にする。
「ほぉ、一で、あれなら数値を上げるとどうなるのだ?」
おっさんが、口にした疑問から検証することに…
二で、振るうと切口が凍りつき、パリンッと言う音と共にサラマンダーの姿が消えた。
三にすると、刃が当たった瞬間に、サラマンダーの全身が凍りつき、それが、ゴトゴトと崩れ落ち消えていった。
四にすると…
「あれ?サラマンダーが、一回り小さくなった?」
「女王の魔力に当てられ、火の精霊と水の精霊が結びつき霧となって、上昇してしまった…」
見上げるおっさんの視線をたどれば、空で楽しそうに手を取り合った精霊達が踊ってる。
神格化した火の大精霊の魔力に干渉するか…雪の女王様、スゴイです…
「どうする?まだ、やる?」
「いや、このままやったら、爆発してしまう。一のまま修行させた方がいいな」
流石、SSSということか…
「はい」
て、だから!甲冑着けて、そんなに身軽に動かないでよ。俺の常識が、常識で無くなってくるな…リョウと違って、同じ世界のエルフのハズなのに…
早々、準備をしたクラリーちゃんの前に、先程と同じようなサラマンダーが出現し、先程と同じように、サラマンダーの攻撃を避けつつ、隙を狙って攻撃し、傷をつけていく。そして、動きが早く破壊力のある尻尾を先ず切り落とし…あの動きで、またも、一刀か…
「あれ?もしかして、剣が新しくなってる?」
「今頃、気づいたか、まぁ、型は同じだからな。今回の練習用に、ヘパイトスに打ってもらったのだ」
「はぁ?いやいや、それオカシイよね?練習用の剣を神様に打ってもらうなんてあり得ないから!」
「ちっ、他の地上人と同じ様なことを言うようになったな。お前だって、もうすぐ仲間入りするんだ。これぐらい、慣れておけ」
え?舌打ちされた?しかも、これぐらいって…
「あ、ほれ、お前が、ごちゃごちゃうるさいから、一番のところを見逃したではないか」
そう言われ、俺も慌てて、視線をクラリーちゃんの方に戻すと、またも、首を落とされたサラマンダーが横たわっている。そして、おっさんの魔力と精霊達で創られたサラマンダーは、フッと姿が消えた。
ダンジョンの魔物と一緒で、殺られたと認識すると、消える設定だったらしい。
「もう、あの剣で良いんじゃない?」
「いや、あれは練習用なのだ。そんな剣を与えたとあっては、ワシがヘパイトスに叱られてしまう」
「じゃぁ、竜王の鱗でヘパイトス様に打ってもらうのは可能?」
「ドワーフに頼まんで良いのか?」
「ドワーフには、俺のだけでいいよ」
「よし、ヘパイトスに、クラリー用のを打ってもらうとしよう。盾もだな。フフフ、母親を越える重戦士になるな、将来が楽しみだ」
!?
「母親を越える…って?え?カトリーナさんも盾持ち?」
「そうだ。成人したての頃に、お前の様に冒険者になって、料理修行と食材探しで、世界を回っておったのだ」
「ああ、だから、クラリーちゃんの剣の相手が出来たのか…」
「そういうことだな。まぁ、すでに剣の腕前は、カトリーナを越えておる。僥倖、僥倖」
なんかおっさんが、機嫌良く頷いてる。
そこに、クラリーちゃんが戻ってきて、おっさんから何やら注意点を聞いている。
「ディル、ディル、ユキも戦ってみたいです。クラリーみたいに、ズバーでやりたいです」
ズバーって…
「ユキも、剣を持ちたいの?」
「えーと、これで良いです」
これで、と言われても、頭の上で魔力の動きは感じ取れたが、それがなんなのか分からない。
ユキに、肩から下りてもらい向き合うと、手に氷で創られた剣を手にしてた。いや、ユキのサイズで言えば剣だが、俺達からすると、大きめのナイフだな。
「これで、サラマンダー相手は、ちょっと厳しくないかな?」
「大丈夫です。見ててください」
ユキはそう言うと、近くにあった大岩に向いて剣を構えて飛び上がり、上段から剣を振り抜いた。
剣の先から、風魔法の様な白いものが飛び出し、大岩を真っ二つに切り分けた上に、地面にも少し亀裂が走ってる…自分の顔が引きつったのがわかった。
「ちょっ、ちょっと、ユキちゃん…、ペンダントの数字いくつかな?」
「うにゅ?ペンダントは、一ですよ」
一は、普通の生活レベルじゃなかったのか?
「ほほぉ、氷の刃か…面白いな。切れ味も申し分ないし、サラマンダーの弱点もつけるし良いな。ユキ、サラマンダー相手にやってみるか?」
「はい、はい、やってみたいです」
そう言って、ユキは、クラリーちゃんが訓練していた場所に飛んで行った。
無邪気そうだけど、たぶん「殺ってみたい」って事だよね…
「あっ!」
俺が、ちょっと遠くを見ていると、クラリーちゃんの驚く声がした。
見ると…すでに倒されたサラマンダーが…瞬殺ですか…しかも、縦に切られてる。身長三十センチのユキが、三メートルのサラマンダーを頭から尻尾まで一刀両断って……火力ありすぎでしょう。
「やったです!クラリーみたいに、ズバーって、出来ました」
「え?私のと一緒にされても…」
戻ってきたユキに、飛びつかれたクラリーちゃんが、戸惑いの言葉を口にする。
「ほぉ、一で、あれなら数値を上げるとどうなるのだ?」
おっさんが、口にした疑問から検証することに…
二で、振るうと切口が凍りつき、パリンッと言う音と共にサラマンダーの姿が消えた。
三にすると、刃が当たった瞬間に、サラマンダーの全身が凍りつき、それが、ゴトゴトと崩れ落ち消えていった。
四にすると…
「あれ?サラマンダーが、一回り小さくなった?」
「女王の魔力に当てられ、火の精霊と水の精霊が結びつき霧となって、上昇してしまった…」
見上げるおっさんの視線をたどれば、空で楽しそうに手を取り合った精霊達が踊ってる。
神格化した火の大精霊の魔力に干渉するか…雪の女王様、スゴイです…
「どうする?まだ、やる?」
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流石、SSSということか…
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