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戸惑い 2
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犬が悪いわけではないのは分かっている。
最期まで一緒に居られないのなら、飼ってはいけないと思う。
何らかの理由で飼えなくなったのなら、引き取り手を探すなりして、ちゃんと面倒を見てあげないといけないと思う。
そう、あの犬達が、悪い訳じゃない。
捨てた人間が悪いのだ。
頭では、分かっているけれど…
怖い。
どうしよう…
「あなた、大型犬が苦手なの?顔色悪いわよ」
「え?あ、大丈夫です。すみません」
さっきの女性が、声をかけてくれた。あの犬もいると思って、振り向いたけど、姿が見えない。
「無理しないで、あの子は、主人と一緒に車の向こうで、見えないようにしてるから、落ち着いて、犬が苦手なんでしょ?」
初めて会ったのになんで?
「井之上さん、どうしましたか?」
さっきの男性が、病院から出てきて、女性に話しかけた。男性は、さっきのジャケットではなく、白衣?襟なしの薄い青色の上着を着ている。
もしかして、この病院のスタッフだった?
「あ、関くん、ちょうど良いところに、彼女、ウチのショコラを見て、倒れそうだったのよ。ちょっと中で休ませてあげて」
女性の話を聞き、眉間シワをよせ、私を見る。
「大型…イヤ、犬が苦手なのか?」
不機嫌そうだ。
「ちょ、ちょっとだけ、でも、大丈夫です。手が届くような距離じゃなければ…」
「そんな白い顔して言っても説得力ないわよ。さ、早く座らせてあげて」
女性に抱えられるように院内に入り、入り口すぐの所にあるテレビの前を通り、右手のドアの中に入ると長椅子が置いてあり、そこに腰かけるように促される。
「気持ち悪いようなら、横になって良いわよ。休んでる間に、ウチの子、診てもらって、終わってから、声かけてもらうようにするわね」
「すみません。ありがとうございます」
パタンと音を立てて、ドアが閉まり、一人取り残された。
長めの息を吐き、気持ちを落ち着かせる。
やはり、ちょっと気持ちが悪いな…ちょっとだけ、横になってもいいよね?誰も見てないし…
帆布のショルダーバッグを抱え込んで少しだけ横になろう。
最期まで一緒に居られないのなら、飼ってはいけないと思う。
何らかの理由で飼えなくなったのなら、引き取り手を探すなりして、ちゃんと面倒を見てあげないといけないと思う。
そう、あの犬達が、悪い訳じゃない。
捨てた人間が悪いのだ。
頭では、分かっているけれど…
怖い。
どうしよう…
「あなた、大型犬が苦手なの?顔色悪いわよ」
「え?あ、大丈夫です。すみません」
さっきの女性が、声をかけてくれた。あの犬もいると思って、振り向いたけど、姿が見えない。
「無理しないで、あの子は、主人と一緒に車の向こうで、見えないようにしてるから、落ち着いて、犬が苦手なんでしょ?」
初めて会ったのになんで?
「井之上さん、どうしましたか?」
さっきの男性が、病院から出てきて、女性に話しかけた。男性は、さっきのジャケットではなく、白衣?襟なしの薄い青色の上着を着ている。
もしかして、この病院のスタッフだった?
「あ、関くん、ちょうど良いところに、彼女、ウチのショコラを見て、倒れそうだったのよ。ちょっと中で休ませてあげて」
女性の話を聞き、眉間シワをよせ、私を見る。
「大型…イヤ、犬が苦手なのか?」
不機嫌そうだ。
「ちょ、ちょっとだけ、でも、大丈夫です。手が届くような距離じゃなければ…」
「そんな白い顔して言っても説得力ないわよ。さ、早く座らせてあげて」
女性に抱えられるように院内に入り、入り口すぐの所にあるテレビの前を通り、右手のドアの中に入ると長椅子が置いてあり、そこに腰かけるように促される。
「気持ち悪いようなら、横になって良いわよ。休んでる間に、ウチの子、診てもらって、終わってから、声かけてもらうようにするわね」
「すみません。ありがとうございます」
パタンと音を立てて、ドアが閉まり、一人取り残された。
長めの息を吐き、気持ちを落ち着かせる。
やはり、ちょっと気持ちが悪いな…ちょっとだけ、横になってもいいよね?誰も見てないし…
帆布のショルダーバッグを抱え込んで少しだけ横になろう。
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