24 / 64
エサ…?
しおりを挟む
「本当にペット用の物件になっているのね」
「そうですね。壁なんかも、爪研ぎ防止素材だったり、光触媒のタイル?で良いのかな?サンルームの床は、なんか光で臭いのをおさえられるとか聞いてます」
「流石、獣医が考えた物件ね」
「え?」
「あのアパート、大塚動物病院の元医院長が建てたのよ。アパートの続きに家があるでしょ?」
「そういえば、同じ作りだけど、ちょっと広い部屋がありました」
「そこで隠居生活してるわよ。以前は、自宅と病院が離れていたのよ。今の医院長、長男なんだけど、あとを継いで結婚する時に、病院を建て直して住宅と一緒にしたのよ。で、先代は、広い家は必要ないからって、アパートにしたの、動物を飼いやすくなるようにって」
「あ、そうだったんですね。だから、あんなにシンプルで広い空間を確保するような間取りになっているんですね」
「室内でも、運動不足にならないようにって事なのね。気になるわね。お邪魔して良いかしら、ちょっと、どういう風になっているのか観てみたいわ」
「いいですよ。長年居たセイさんが暮らすところですから、気になりますよね。いつでも良いですよ」
「それなら…真希ちゃんは、車は持ってるの?」
「免許はとりましたけど、車は持ってないです」
「それなら、明日、私が車を出すから、荷物もその時に運んで、キャットタワーの設置とかしてしまいましょ。手伝うわよ」
「いや。それは、ワタシがやります。けど…荷物を運んでもらえるのはありがたいです」
「ハイ、じゃぁ、決まりね。キャットタワーは、このブラウンで、寝床もさっき触っていた楕円ので良いのかしら?」
「はい、お願いします」
「色が、イエロー系とグリーン系があるのだけど、どちらが良いかしら?」
「えーと…」
チラッと、セイさんを見ると…
『選んでいいぞ』
「じゃぁ、イエロー系でお願いします」
「後は、トイレと…エサ入れはどうする?」
「代わりになるような食器を持ってないので、買います。セイさんは、エサの好みとかもあるんですか?」
「ねだることがなかったし、与えていたのは、ちゃんと食べていたから、好き嫌いがない子だと思っていたけど…実際は、どうだっのかしら…ちょっと、分からないわね」
『お主、料理は出来るか?』
「え?」
「どうしたの?」
「あ、い、いえ、何でもないです。関係ないことで、思い出した事があって…」
うう、ちょっとムリありすぎた?
『ま、良いだろ。で、どうなのだ?』
一応は、自炊してるから、作れるけど…
『よし!ここ五十年程、普通の猫として暮らしていたから、味気ないエサばかりで、旨い料理が食べたかったのだ。後は、酒だな。酒も飲ませてくれよ』
ええ?お酒?お酒も飲むんですか?
『おう。毎晩なんて贅沢は言わんが、たまには呑ませてくれよ』
は、はー…
えーと、ワタシ、猫を飼うんですよね?
『猫又な!』
「そうですね。壁なんかも、爪研ぎ防止素材だったり、光触媒のタイル?で良いのかな?サンルームの床は、なんか光で臭いのをおさえられるとか聞いてます」
「流石、獣医が考えた物件ね」
「え?」
「あのアパート、大塚動物病院の元医院長が建てたのよ。アパートの続きに家があるでしょ?」
「そういえば、同じ作りだけど、ちょっと広い部屋がありました」
「そこで隠居生活してるわよ。以前は、自宅と病院が離れていたのよ。今の医院長、長男なんだけど、あとを継いで結婚する時に、病院を建て直して住宅と一緒にしたのよ。で、先代は、広い家は必要ないからって、アパートにしたの、動物を飼いやすくなるようにって」
「あ、そうだったんですね。だから、あんなにシンプルで広い空間を確保するような間取りになっているんですね」
「室内でも、運動不足にならないようにって事なのね。気になるわね。お邪魔して良いかしら、ちょっと、どういう風になっているのか観てみたいわ」
「いいですよ。長年居たセイさんが暮らすところですから、気になりますよね。いつでも良いですよ」
「それなら…真希ちゃんは、車は持ってるの?」
「免許はとりましたけど、車は持ってないです」
「それなら、明日、私が車を出すから、荷物もその時に運んで、キャットタワーの設置とかしてしまいましょ。手伝うわよ」
「いや。それは、ワタシがやります。けど…荷物を運んでもらえるのはありがたいです」
「ハイ、じゃぁ、決まりね。キャットタワーは、このブラウンで、寝床もさっき触っていた楕円ので良いのかしら?」
「はい、お願いします」
「色が、イエロー系とグリーン系があるのだけど、どちらが良いかしら?」
「えーと…」
チラッと、セイさんを見ると…
『選んでいいぞ』
「じゃぁ、イエロー系でお願いします」
「後は、トイレと…エサ入れはどうする?」
「代わりになるような食器を持ってないので、買います。セイさんは、エサの好みとかもあるんですか?」
「ねだることがなかったし、与えていたのは、ちゃんと食べていたから、好き嫌いがない子だと思っていたけど…実際は、どうだっのかしら…ちょっと、分からないわね」
『お主、料理は出来るか?』
「え?」
「どうしたの?」
「あ、い、いえ、何でもないです。関係ないことで、思い出した事があって…」
うう、ちょっとムリありすぎた?
『ま、良いだろ。で、どうなのだ?』
一応は、自炊してるから、作れるけど…
『よし!ここ五十年程、普通の猫として暮らしていたから、味気ないエサばかりで、旨い料理が食べたかったのだ。後は、酒だな。酒も飲ませてくれよ』
ええ?お酒?お酒も飲むんですか?
『おう。毎晩なんて贅沢は言わんが、たまには呑ませてくれよ』
は、はー…
えーと、ワタシ、猫を飼うんですよね?
『猫又な!』
0
あなたにおすすめの小説
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる