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第一章 碧玉
十一話
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「ヨナオシタビ?」
「そう、悪い事をした人…大抵は悪魔に操られていたりするけど、そういう人の行いは聞いてて嫌になるだろ?その辺りの感情は、神父とか関係ないからね。その悪い行いをした人を主人公が懲らしめながら旅をするのを、世直し旅というんだよ。読んでてスカッとするよね」
「ふーん、そういうモンなんですかねぇ」
マーヤさんが、なんか白い目で先生を見てる。
「そうですよ。マーヤさんは、神父をなんだと思っているんですか?じゃないと、神罰を下すような話もおかしな事になるじゃないですか」
「ああ、確かに神話なんて物は、アタシらと余り変わらないような神も出てきますね」
「でしょ?」
「じゃぁ、この前、聞いた神様のお話で、お金で買った孤児達に鞭を打って働かせて、ロクな食事もさせず、見殺しにしていた男の人が、神から力を与えられた冒険者に懲らしめられてたのは、ヨナオシタビになるの?神話なの?」
「「……」」
ワタシが、少し前に父さんに聞いた物語の話をすると、先生とマーヤさんが、ギョッとした顔をワタシに向けて黙りこんでしまった。
『はぁ…、あのヤロウ、こんな子供になんて話を聴かせてるんだ…』
『もっと、いろいろお伽噺とかあるのにねぇ、女の子なんだから、お姫様のお話とか…』
『ですよねぇ。ハウトは世間知らずだが、クーリィは…いや、あの二人では、マトモな教育は無理か…』
『!、やっぱり、あのお二人は、世間知らずな御貴族様で?身分違いの恋で、駆け落ちですか?教会に助けを求めて力を貸したのが先生という感じですか?』
『マーヤさん…、そこから、離れようか…』
なんか、先生とマーヤさんがコソコソ話してるけど、聞こえてるよ。なんか、父さん達について酷いこと言ってるように聞こえるけど気のせい?
ちょっと、頬を膨らませて二人を見ていると、気づいた二人が、ニッコリと笑顔を向けてきた。
誤魔化されないんだから!
「まぁ、その話は神話だけど、世直し旅の一つでもあるな。その神話は、神に縁のある者が各地で悪さをしてるものを懲らしめる話なんだよ。それでな、旅というのは、自分が住んでいる場所以外の場所に行くことなんだよ。そして、今回の旅は、ある物を探す旅なんだ」
「え?隣国へ両親を探しに行くんじゃないんですか?」
「それもですが、私が神託で受けたのは、そのある物を探す手伝いなんですよ」
「あれ?そうだったんですか?」
「そうですよ」
「そう、悪い事をした人…大抵は悪魔に操られていたりするけど、そういう人の行いは聞いてて嫌になるだろ?その辺りの感情は、神父とか関係ないからね。その悪い行いをした人を主人公が懲らしめながら旅をするのを、世直し旅というんだよ。読んでてスカッとするよね」
「ふーん、そういうモンなんですかねぇ」
マーヤさんが、なんか白い目で先生を見てる。
「そうですよ。マーヤさんは、神父をなんだと思っているんですか?じゃないと、神罰を下すような話もおかしな事になるじゃないですか」
「ああ、確かに神話なんて物は、アタシらと余り変わらないような神も出てきますね」
「でしょ?」
「じゃぁ、この前、聞いた神様のお話で、お金で買った孤児達に鞭を打って働かせて、ロクな食事もさせず、見殺しにしていた男の人が、神から力を与えられた冒険者に懲らしめられてたのは、ヨナオシタビになるの?神話なの?」
「「……」」
ワタシが、少し前に父さんに聞いた物語の話をすると、先生とマーヤさんが、ギョッとした顔をワタシに向けて黙りこんでしまった。
『はぁ…、あのヤロウ、こんな子供になんて話を聴かせてるんだ…』
『もっと、いろいろお伽噺とかあるのにねぇ、女の子なんだから、お姫様のお話とか…』
『ですよねぇ。ハウトは世間知らずだが、クーリィは…いや、あの二人では、マトモな教育は無理か…』
『!、やっぱり、あのお二人は、世間知らずな御貴族様で?身分違いの恋で、駆け落ちですか?教会に助けを求めて力を貸したのが先生という感じですか?』
『マーヤさん…、そこから、離れようか…』
なんか、先生とマーヤさんがコソコソ話してるけど、聞こえてるよ。なんか、父さん達について酷いこと言ってるように聞こえるけど気のせい?
ちょっと、頬を膨らませて二人を見ていると、気づいた二人が、ニッコリと笑顔を向けてきた。
誤魔化されないんだから!
「まぁ、その話は神話だけど、世直し旅の一つでもあるな。その神話は、神に縁のある者が各地で悪さをしてるものを懲らしめる話なんだよ。それでな、旅というのは、自分が住んでいる場所以外の場所に行くことなんだよ。そして、今回の旅は、ある物を探す旅なんだ」
「え?隣国へ両親を探しに行くんじゃないんですか?」
「それもですが、私が神託で受けたのは、そのある物を探す手伝いなんですよ」
「あれ?そうだったんですか?」
「そうですよ」
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