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第二章 青玉
十九話
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ワタシ達が降りて行くと、港に居た人達の一部が跪く。でも、一番前に居る緋色の髪にザクロの様な赤い目をした大きな人は、睨むような視線でクク様を見ている。その人は、頭から右目にかけて擦り傷かな?なんかケガをしてるように見えるし、右腕と右の太腿あたりに切り裂いた布を巻いていて、その布の一部が赤く染まっている。クク様の話だと、天界からの使者がケガをしてると言っていたから、あの大きい人がそうなんだろうけど、なんか、すごく怖い感じがする。
クク様と先生が地につくと大きい•••先生と同じくらい大きな人が近づいてきた。それを見て、先生がクク様の前に出た。
「バージアン、何か伝え忘れか?それに、そのキズはどうしたのだ?まさか、天界で争い事が起こっているのか?」
バージアン?先生の知り合いなのかな?あれ?争い事?父さんがケガさせたんじゃないの?
「ああ、そうだ伝え忘れだ。ケガの事はお前達に関係ない。クーリィ•••サマ、いや、ハウト様から、この品をフー様に渡してほしいと頼まれたのだ。それと、サウト様からも、フー様に『大変な頼み事をしてしまい申し訳ない。こちらの品を役立ててもらいたい』と預かったのだ」
父さん、母さんの名前と、ワタシの名前まで聞こえてきたから驚いていると、使者から何か受け取った先生が振り向いた。
先生が持っている畳まれた布は•••
「あっ!」
更に驚いて声を上げてしまった。
「フー、『誕生日おめでとう』のメッセージ付きだ」
先生が渡してくれた布は、母さんが誕生日にと、特別織ってくれた物で、それで森に入ったりするとき用の外套を作ってくれた。首元に気に入った貝のボタンが付けられている。それに、母さんの字で『誕生日おめでとう』という文字と『無理をせず、ジャスパーの話をよく聞いて、自分で考えて行動しなさい』と書かれていた。
「•••母さん」
「それから、ハウト様の妹君サウト様からの―インベントリだな。ありがたいことに、所有者登録済みだ。この肩掛けカバンは、フーしか使うことが出来ないからね。これからはこちらのバッグを使うようにしよう」
「インベントリ?」
「収納庫だよ。見た目は小さいが、沢山の物が入れられる。多分大きさも、かなり大きな物も入れられるだろうな」
「え?このがカバンが収納庫?」
「ほら、肩にかけて、蓋を開けて、この荷物をこの袋の中に入れたいと思ってごらん」
「え?」
サウト様からいただいたカバンを先生が掛けてくれて、元々掛けていたカバンを指してそう言うけど、サウド様のカバンは、先生が貸してくれたカバンの半分ぐらいの大きさしかなくて、これを入れる?
「ええ?」
半信半疑で、入れようと思ったら、先生から借りてたカバンが消えてしまった。
「カバンの中に手を入れてごらん」
先生がそう言うから、カバンの中を見ると何も見えない、なんだかポッカリと穴が空いてるみたいに真っ暗で、そっと指先入れてみると、頭の中に【ジャスパーの肩掛けカバン】という文字が浮かんできて、次にその中に入っている物が順に浮かんできた。
その中の一つが欲しいと思ってみると、手の中に重みを感じて取り出す事が出来た。
「ふわぁぁ、な、なんか、スゴい」
先生が笑って頷いてくれた。それから、母さんが作った外套を広げて、着せてくれた。
「防水効果もあるようだな。外では着ていたほうがいいな」
「はい!」
へへへ。楽しみにしていたの、母さんは覚えていてくれたんだ。これを着て旅して、母さん達のところまでちゃんと行くんだ。
クク様と先生が地につくと大きい•••先生と同じくらい大きな人が近づいてきた。それを見て、先生がクク様の前に出た。
「バージアン、何か伝え忘れか?それに、そのキズはどうしたのだ?まさか、天界で争い事が起こっているのか?」
バージアン?先生の知り合いなのかな?あれ?争い事?父さんがケガさせたんじゃないの?
「ああ、そうだ伝え忘れだ。ケガの事はお前達に関係ない。クーリィ•••サマ、いや、ハウト様から、この品をフー様に渡してほしいと頼まれたのだ。それと、サウト様からも、フー様に『大変な頼み事をしてしまい申し訳ない。こちらの品を役立ててもらいたい』と預かったのだ」
父さん、母さんの名前と、ワタシの名前まで聞こえてきたから驚いていると、使者から何か受け取った先生が振り向いた。
先生が持っている畳まれた布は•••
「あっ!」
更に驚いて声を上げてしまった。
「フー、『誕生日おめでとう』のメッセージ付きだ」
先生が渡してくれた布は、母さんが誕生日にと、特別織ってくれた物で、それで森に入ったりするとき用の外套を作ってくれた。首元に気に入った貝のボタンが付けられている。それに、母さんの字で『誕生日おめでとう』という文字と『無理をせず、ジャスパーの話をよく聞いて、自分で考えて行動しなさい』と書かれていた。
「•••母さん」
「それから、ハウト様の妹君サウト様からの―インベントリだな。ありがたいことに、所有者登録済みだ。この肩掛けカバンは、フーしか使うことが出来ないからね。これからはこちらのバッグを使うようにしよう」
「インベントリ?」
「収納庫だよ。見た目は小さいが、沢山の物が入れられる。多分大きさも、かなり大きな物も入れられるだろうな」
「え?このがカバンが収納庫?」
「ほら、肩にかけて、蓋を開けて、この荷物をこの袋の中に入れたいと思ってごらん」
「え?」
サウト様からいただいたカバンを先生が掛けてくれて、元々掛けていたカバンを指してそう言うけど、サウド様のカバンは、先生が貸してくれたカバンの半分ぐらいの大きさしかなくて、これを入れる?
「ええ?」
半信半疑で、入れようと思ったら、先生から借りてたカバンが消えてしまった。
「カバンの中に手を入れてごらん」
先生がそう言うから、カバンの中を見ると何も見えない、なんだかポッカリと穴が空いてるみたいに真っ暗で、そっと指先入れてみると、頭の中に【ジャスパーの肩掛けカバン】という文字が浮かんできて、次にその中に入っている物が順に浮かんできた。
その中の一つが欲しいと思ってみると、手の中に重みを感じて取り出す事が出来た。
「ふわぁぁ、な、なんか、スゴい」
先生が笑って頷いてくれた。それから、母さんが作った外套を広げて、着せてくれた。
「防水効果もあるようだな。外では着ていたほうがいいな」
「はい!」
へへへ。楽しみにしていたの、母さんは覚えていてくれたんだ。これを着て旅して、母さん達のところまでちゃんと行くんだ。
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