快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

問題児

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「お前さんなら、ヘパイトス様に依頼できるんじゃないかい?」

「何故、ワシらのところに来た」

 おや?素材の事じゃなく、僕の方に質問が来た。

「僕の成人を祝って、希少な鉱物を頂いたんですけど、防具を作製する職人は、マクーで探すように言われたんですよ」

「…ワシらで良いのか?」

 ん?どういう事?

「ちょっと、いいッスか?赤ひげのお三方、ヘパイトス様の炉を爆破しませんでしたか?」

「「「なぁー」」」

「な、何故知っとる?」

「お主、何者だ!」

 シリュウがなんかおとなしいと思っていたら、とんでもないことを言い出した。しかも、反応からいって、正解らしい。
 どういう事?

「ワレは、地竜の剣っすよ」

「「「い?」」」

 今度は、三人で固まってしまった。

「どういう事?爆破って、なんか物騒だけど?」

「事故だったんスけどね。このお三方、新し物好きで、実験ばかりしてたんスよ。それで、無茶して、ヘパイトス様の炉を爆破。あの時は、普段静かな天界が大騒ぎでしたね。その爆破した炉の破片も地上に降り注いで大変だったんスよ…えっと、確か『地の三の月の災厄』とか言われていたような…」

「ええ、地上にって、どれぐらい被害が出たの?」

「マクー大陸にほとんど降ったんスけど、地上人が居たところには、父さんが結界張ったんで、それほど被害はなかったみたいッス。ただ、それによって環境が変化してきて、今みたいな環境になったらしいッス。確か…四千年ぐらい前だったス」

「は?いやいやいや、いくら長寿種族でも、それはないでしょう?」

「あれ?違ったッスか?」

「ち、違わんな…」

「あ、ああ、ワシらがやったことだ…」

「ええ?じゃぁ、ガガンさん達は、四千歳?」

「いや、百三十歳だ」

「そうだ。百三十歳」

「どういう事です?」

「この大陸の砂漠化が始まって、大陸の半分が砂漠になった百年前のところに連れてこられたのだ」

「砂漠化を食い止めるよう言われてな」

「え?そういう時間関係って、禁忌になっているんじゃ…」

「おお、よう知っとるな」

「その通りなんじゃが、天界では、地上に影響が出んので、度々、使用されるのだ」

 えーと、なんか、とんでもない話が出てきたぞ…

「えーと、それで…じゃないな。その事が、防具作りに何か関係してきますか?」

「い、いや、関係ないが…」

「神々の怒りを買わんか?」

「そんな事はないと思うので、防具作りお願いします。それと、砂漠化を食い止める方は何か見つかったんですか?」

「いや、まだだ…」

「しかし、五年前の大地震からは、少し、雨の量が増えているのじゃ」

「もしかしたら、緑化地帯が増えるかもしれん」

 ああ、ディルの起こした地殻変動か…神々が言っていた様に、必要な事だったということなのかな…

「じゃぁ、問題ないですね。防具の方、お願いできますか?」

「ああ、ワシらで良いなら」

「ああ、やるぞい」

「その代わり…」


 無事に、防具の依頼も出来た。


「いいんスか?出来上がるまで、ダンジョン入れなくなったスよ」

 何故か分からないけど、今まで身に付けていた防具も置いていくように言われた。
 そのせいで、今は、黒のタートルネックのシャツに、黒パンツ…シリュウとペアルックになってしまっている…

「一番の目的は、成人の義みたいだから、別に問題ないと思うよ。石材に関しては、ディルが取りに行った方が良いもの採れるのは分かりきってるし、ダンジョン以外で、やることがない訳じゃないしね」

「なんかあったッスか?」

「フフフ、烈震くん達のお陰で、この大陸にも家が建てられる様になったじゃん。別荘だよ!別荘!」

「別荘?」

「そう、普段は、トガレーで仕事して、時々、遊びにきたり、のんびり休んだり出来る別の家が出来るんだよ。テンション上がるでしょう♪」

「そうなんスか?貸家や宿屋じゃいけないんスか?」

「いや、まぁ、それでも良いけど…ディルの楽しみでもあるんだし、自分の好きに部屋のレイアウトとか決められるんだよ!」

「?」

 ううう…シリュウの反応が鈍い…
 道具だったからかな?シリュウは、食にしか関心がないからな…

 まぁ、いいや、十日程時間が出来たので、どういう家にするかディルと相談しよう。


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