快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

スカウト2

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「ゴブリン?あの子達って、そういうことが得意なの?」

 シス様が、よく知らないのか、家妖精達に質問してる。

「中には、得意な者がいるということです。私達の中で、こだわりがスゴくて、後継ぎがなく家人が亡くなった後、次の行き先を決めることが出来なかった者達で、神経質な者が多いので、シス様方が言うようなことが出来ると思います」

「神経質過ぎて、直ぐに決別しない?あの二人、かなりいいかげん」

「属性や魔力の質の相性が良く、自分の仕事があるようなら、出ていくことはしません。ただ、仕事を遂行するために、社交とか、協調を無視することがあるので、家主の怒りを買うことがあるかもしれませんけど」

「ふーん、ちょっと面白そうね」

「仕事へのこだわりがある方が、あの二人に負けないかも、試してみる」

 シス様もウィン様も、よい笑顔で了承し、明日は、ゴブリン達に会いに行くようです。

 この世界のゴブリンって、そういう者達なんだ。僕の考えでは、悪い事をする敵キャライメージだった。
 意外に思って考えていると、ちょうど良いと、新しく造り始めた僕達の別荘に移らないかと、ディルが、家妖精をスカウトし出した。

「それは、ちょうど良いです。通常ここでは、九人で作業していたのですが、先週末にいきなり七人も増えてしまって、どこに移るか相談していたんです」

「それなら、明日一緒に新しく出来た所に行ってみようか、それで、決めてくれればいいよ」

「助かります」

 先週、七人増えた?

「フフ、リョウくん、不思議そうな顔してるわね」

「どうした?」

 女神様、二柱がコテンと首を傾げて聞いてきました。メチャかわいいです。

「えーと、小妖精…小人族って、どうやって増えてるんですか?」

「ん?知らないの?」

「教えてもらってないのね。小人族は、異なる属性の精霊が結びついて自然発生した者達よ」

 え、えーと?

「魔獣の野生版というところだよ。俺達の始祖と同じだな」

「んん?つまり、神が手を加えずに、生まれでた魔獣…地上人っていうこと?」

「そういうことね。混ざりあって、進化した時に、肉体を持たなけらば精霊のままだし、肉体を持てば、小人になるわ」

 お、そういう種族だったんだ。だから、多種多様で、この世界で一番多い種族なんだね。
 それで、地属性で、スケジュール管理が得意な人を探がして、ガラン様達に預ければ良いんだ。

「ん、でも、それだと、地上との連絡は、精霊とかわりないんじゃないの?」

「それがだ。俺達は、かなり減ってしまったが、小人族は高い確率で、三つ子が生まれるんだ。その場合、固有の空間属性を身に付けている場合が多く、三人の間で自由にやり取りが出来るんだ」

「そ、だから、家妖精の中から適任者を見つけ、ガランに一人付けて、後は、地上の家や別荘の管理を任せておけばいい。それで、空も連絡が取れやすくなって、シスの負担が減る」

「シス様の負担?」

「言ったでしょ。伝令係がいるって、神々の中の情報管理は、空間属性が請け負っているのよ。そして、私は風の支配者でしょ。伝令係を押し付けられたのよ」

 神々って、念話とかで話してるイメージあったけど、伝令係って必要なんだ。

「神々って、念話とか自由に出来てる感じがしたけど、実はそうでもないの?」

 あ、僕もそう思ったけど、ディルが質問してる。

「仲が良い相手なら、良いけど、いきなり、知らない相手からの念話なんて、出られるわけないじゃない。しかも、ヘパイトスみたいな職人なんて、どれだけ待たされる事か…下手すれば、待ってる間に、地上では二、三百年過ぎてるのよ。それから調整よ。ホント大変なんだから」

「あ…はい…」

 …そ、そうか、神々が地上に干渉するって大変なんだな…

「それなら、あまり干渉しない方が良いんじゃないの?」

「えー、私達は、楽しんじゃいけないの?せっかく、子供や孫にひ孫まで、面白そうなことしてるのにぃ」

「ん、私達だって、遊びたい」

 …神の威厳というかが、見えないんですが、良いのかな?
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