快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

バンガロー造り 16

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「ダンジョンの映像…ふっ、あれか。そうか、あれが観れるのか」

「ディル!ダメだよ!」

「ダメって何が?」

「見せてくれってお願いしないでね!」

「あー、分かった。観たいけどな、しょうがない諦めるか…」

「うん!絶対だよ!」

 ディルの事だから、僕に内緒で観に行くことがあるかもしれないけど、一応、注意しておく。嫌だと、意思表示はしておかないとね。

「それより、ビデオって、特注で作っているんですか?それとも、普及していて、いつでも買えるんですか?」

「特殊な媒体を使用しているので、受注製作ですね。しかし、雪の女王様は、初期の物ですが、お持ちの筈ですよ」

「やったぁ!それでは、ジェナールさんや、サラさん達が働いているところを、撮影しても良いですか?」

 ミンテとココの後ろで空気感を出して、ユキちゃんとお茶を飲んでいたサラさんが、ビクッとしてこちらに注意を向けてきた。

「それは、構いませんが…そんなところを見ても、なんら面白味があるとは思いませんが?」

「そんなことないです。散らかった部屋を綺麗に片付けたり、その為にいろいろ工夫したりするのを見るのが好きなんですよ」

「そうなのですか?」

「はい!」

 僕の勢いに驚きながらも「それなら構いませんよ」と、OKが出た。

「よし、じゃぁ。雪の女王の所に…あ、ユキちゃん、今のは?」

 ここには、雪の女王と繋がっているユキちゃんが、居たのだった。

「ちゃんと、伝えていました。女王様も面白そうだと言ってます。録画も任せておいて、だそうです。後…雪ん子を三人ガラン様の所に派遣しても良いですか?」

 ユキちゃんが、お茶を置き、ガラン様の近くまで行き、お辞儀をしてからガラン様に聞いている。雪ん子を派遣?雪の女王は、何を考えているんだろ?

「はぁ、何故じゃ?」

「本職人の仕事を観たいそうです」

「ん?どういう事だ?」

「ホテルのおもてなしの為に、執事の所作を勉強したいのです」

「三人も必要なのか?」

「ガラン様は、三つの家を持っているんですよね?」

「ああ、家はな、しかし、雇うのはジェナール一人だぞ」

「はい、ジェナールさんが、ゴブリン達にどういう風に指示を出すのかも観たいのです。そして、そのゴブリン達の働きも観たいそうです」

「同じエンプなのだから、ジェラードに言って、執事を雇えば良いではないか」

 う、こういうところで、ガラン様も神なのだと再確認。…でも、雪の女王のお父さんも、神だから良いのか?
 国のトップにお願い出来る?

「ガラン様は分かってないですねって、言ってます」

 え?ユキちゃん?

「プロの技を盗む事が面白いのではないですか、だそうですよ」

 ……雪の女王は、どこを目指しているのでしょう?

「ふん、やはりアガトーの娘だな。美味しいところをかっさらおうというのか、まぁ、良い、この際だ勝手にせい。その代わり、アガトーが隠し持っている氷蔵酒を少しわけてもらおうかのう?三人寄越すのなら、三樽は持てるな」

「………アガトー様も、承諾下さいました」

 ユキちゃんの表情がなんか困り顔になっているし、言葉使いまで…アガトー様、雪の女王に押しきられたのかな?一人娘に弱いからね…


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