快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

ダメになるクッション作り?

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 ディルの所に戻ると、モンディール様とウィン様が何やら相談していて、僕を見ると手招きされたので、そちらに向かう。

「ブラックパールクラブの飼育場なのだが何処が良いと思う?」

「ノワールさんとも少し話したけど、よくよく考えたら、ここって淡水ですよね?ブラックパールクラブって、淡水でもいいんですか?」

「ん、それは問題ない。飼育場だけ区切って海水にすれば良いのだし、魔獣だから、だんだん慣れさせれば、淡水でもよくなる」

「ええ!そうなんですか?」

「魔力があるから、適応力がある。進化も早い」

「おお!でも…あまり近くに作りたくないんですよね」

「ん?何故だ。近くにあった方が便利だろ」

「群れてる姿を見て、ディルとミンテが苦手そうだなって、思ったんですよ」

「そうであったな。あやつらが苦手なものだな」

「でしょう!だから、出来れば、半魚人のところみたいに、海に面した洞窟とかないですかね?」

「それなら、山の下に洞窟を作ってしまえばいい、烈震とちと行ってくるな」

 そう言って、モンディール様は、集会所に居た烈震くんと東に向かって飛んで行った。その後をウィン様がついていく。

「リョウ様、ディル様方は、蟹がお嫌いなんですか?」

「いや、蟹というか、虫が嫌いなんだよ。特に、脚が多くてわちゃわちゃと集まって居るようなのが苦手なんだ」

「ああ、成る程、リョウ様は、平気なのですね?」

「うん、虫はね。僕の場合、蛇とか脚の無い方が、苦手なんだ」

「えっ?」

 うん、ノワールさん、見ちゃうよね。対岸に、寝そべってる、ワームっぽいものや大蛇がいるもんねぇ…

「まぁ、大きいのは、まだ、見れるかな…ミミズとか小さい方がダメだね」

「そうなのですね。覚えておきます」

「ノワールさんは、何か苦手なものとかありますか、生き物だけじゃなく、食べ物とか、環境なんかで行けない場所とか」

「長いこと生きておりますので、大抵のものは克服いたしましたので、ご安心下さい」

「克服ですか、凄いですね」

 僕なんて、苦手意識が先に出て、克服しようなんて気にもならないけど…

「しかし、新しく生まれでるモノもありますからね。これから、苦手ものができるかもしれませんね。さて、それでは、クッション作りを始めましょうか」

「そうですね。ディル、タマちゃんのクッション を作りたいから、布を見せてね」

「ミンテ、適当に出してやってくれ」

「ハイなの」

 ディルに声をかけると、隣に居るミンテに指示を出してくれた。
 ミンテが、出してくれた布をタマちゃんが選んで、その布でクッションを作ってみる。エルフの中で育ったからね。僕も、裁縫に関しては、ある程度作れるようになっている。
 白の少し目の洗い綿の布で楕円形の袋を作り、中にノワールさんが、創った地属性のクッション材を入れて、そっと、手を離してみた。

「おお!浮いてる!」

「ほぉ、思ったより、浮かびますね。クッションの厚さではなく、その倍は浮いてますね」

「本当だ。何が作用してるんだろ?でも、これくらい浮いてる方が、目に留まりやすくていいかも」

「そうですね。床の上などでは、低すぎるのも危ないですしね。これぐらい浮いててもらった方が良いですね」

『乗ってもいいですか?』

 頭の上で、ソワソワとしていたタマちゃんが聞いてきたので、浮いてるクッションの上に乗せてみた。
 タマちゃんの重みで少し沈んだけど、クッションは、プカプカ浮いたままで、その上でタマちゃんが、伸び縮みしてから―

『な、な、なに?ぷよぷよ?なんか、面白い感触です』

「気に入った?」

『ハイです』

 どうやら上手くいきそうです。



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