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マクー大陸で家造り
漆黒のユニコーン+
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「ほぉー、話に聞いていたよりも、立派に育っておるではないか」
突然、僕の横に現れたユピロー様は、自然な動きで、スオーちゃんの首を優しく叩いている。
『誰ですか?』
「ワシは、リョウの曾祖父だ。よろしくな」
『え?全然似てない。人族ぽいリョウ兄よりエルフっぽい』
「ん?似ておらんとダメか?」
『ダメじゃないけど…』
『ユピロー様、お戯れはそれぐらいで止めていただきたいですな』
「ローサは真面目過ぎるのだ。まぁ、だから信用できるがな」
『ユピロー様って、聞いたことある!確か…天界で一番偉い神様~、て?あれ?ええ!リョウ兄って、ユピロー様の曾孫?』
「違うよ、僕は転移者なんだ。僕を保護して育ててくれたのが、ユピロー様の孫のディルっていうんだよ。後で紹介するね」
「ふん、リョウも真面目だからな。まぁ、血は繋がっておらんが、加護を与えておるし、曾孫としても支障はないぞ」
「だから…ただの人族を神族の家系に入れないで下さいよ。勘違いする人がいますから」
「別に勘違いされても良いだろ?何がいけないのだ?」
「何がって…」
財力や地位が高い人の子供が誘拐され、脅されてなんて話があるけど……神様相手にそんなことしても無駄だったね…
「何もありませんでしたね…」
「だろ?だから、リョウは、ワシの曾孫で良いのだ」
何故か、ユピロー様が、どや顔で、そんな宣言をした。
それを聞いたスオーちゃんが、キラキラした目でユピロー様を見ている。
逆にローサさんが、ソワソワと落ちつかない様子になった。
「ローサさん?どうかしましたか?」
「!、もしかして、さっき言っていたペガサスやそのペガサスを選んだ子孫の悪口をスオーちゃんに聞かせていたんスか?えげつないっスねぇ」
『うっ…』
うわ、どうやらシリュウが痛いところをついてしまったらしい。ローサさんに、ダメージを与えてしまったみたいだ。
「スオーが劣等感に苛まれ、自己肯定感が低くなった原因の一つとして―、曾祖父様が、両親の悪口を言っていたからだったのですね」
『い、いや、ワシは…』
『じぃじは、恥ずかしいって…自分の血族なのに、父様の甘い言葉に騙された母様は情けないって…、だから、私みたいな、半端者が生まれたって…』
うわぁ~、幼い子に聞かせちゃいけない言葉だよねぇ。はぁ…ますます、残念なユニコーン感が強まってしまった。
『…でも、私は悪くないって、時間はかかるけどちゃんと強くなれるって、じぃじは、言ってくれた。……でも』
ちゃんと、フォローはしてたんだ…でも…
カッ!バリバリバリィィ…
て、再び、目の前が真っ白に、しかも、轟音付き…今回は、流石のノワールさんも防音障壁は張れなかったみたいだ。酷い頭痛の様に頭を抱えてる。
「ちょっ、ユピロー様!突然なにするんですかぁ!目の前に、雷を落とすの止めてください!メチャ怖いんですから!」
「耳というか、頭がワンワンして気持ち悪いっす…」
なんの前触れもなく、ユピロー様が、ローサさんに向かって、雷を落とした。さらっとした鬣の一部が焦げて丸まっている上に、ユラユラと揺れているんだけど、そのまま倒れたりはしないよね?
「そろそろ慣れんか?」
「慣れたくないです!ああ、ほら、スオーちゃんも、ビックリしたよね?大丈夫?」
いきなりの事で、驚いたと思っていたのに、スオーちゃんは、何故か、平気そうに、僕たちを見て首をかしげてる。
「大人たちが、ゴチャゴチャとうるさいぞ。子供が生まれたら『元気に大きく育て』と、言ってやればよいのだ。親の悪口を聞かせるなんてもっての外だ。そんなことを聞かせるのではなく、もっと違う言葉があるだろう。まったく、困ったヤツだのう」
う、一応、ローサさんに向かって言っているけど、僕達も、スオーちゃんの目の前で話していたから…反省。
スオーちゃんに近づき首に手を伸ばそうとしたけど、何やら、障壁が張られているのに気づいた。
あっ、ユピロー様、スオーちゃんにだけ障壁張ったんだ…
「当たり前だ。この子は何も悪いことしとらんからな。リョウと共に居るのなら、ワシの加護をつけてやろう。それにな、ちと、待っておれ」
ユピロー様が、障壁を消すのと同時に一瞬だけスオーちゃんが光った。そして、ユピロー様は、言葉を残してどこかに消えてしまった。
なんとも言えない空気が流れている…
え?これ、どうすればいいの?
突然、僕の横に現れたユピロー様は、自然な動きで、スオーちゃんの首を優しく叩いている。
『誰ですか?』
「ワシは、リョウの曾祖父だ。よろしくな」
『え?全然似てない。人族ぽいリョウ兄よりエルフっぽい』
「ん?似ておらんとダメか?」
『ダメじゃないけど…』
『ユピロー様、お戯れはそれぐらいで止めていただきたいですな』
「ローサは真面目過ぎるのだ。まぁ、だから信用できるがな」
『ユピロー様って、聞いたことある!確か…天界で一番偉い神様~、て?あれ?ええ!リョウ兄って、ユピロー様の曾孫?』
「違うよ、僕は転移者なんだ。僕を保護して育ててくれたのが、ユピロー様の孫のディルっていうんだよ。後で紹介するね」
「ふん、リョウも真面目だからな。まぁ、血は繋がっておらんが、加護を与えておるし、曾孫としても支障はないぞ」
「だから…ただの人族を神族の家系に入れないで下さいよ。勘違いする人がいますから」
「別に勘違いされても良いだろ?何がいけないのだ?」
「何がって…」
財力や地位が高い人の子供が誘拐され、脅されてなんて話があるけど……神様相手にそんなことしても無駄だったね…
「何もありませんでしたね…」
「だろ?だから、リョウは、ワシの曾孫で良いのだ」
何故か、ユピロー様が、どや顔で、そんな宣言をした。
それを聞いたスオーちゃんが、キラキラした目でユピロー様を見ている。
逆にローサさんが、ソワソワと落ちつかない様子になった。
「ローサさん?どうかしましたか?」
「!、もしかして、さっき言っていたペガサスやそのペガサスを選んだ子孫の悪口をスオーちゃんに聞かせていたんスか?えげつないっスねぇ」
『うっ…』
うわ、どうやらシリュウが痛いところをついてしまったらしい。ローサさんに、ダメージを与えてしまったみたいだ。
「スオーが劣等感に苛まれ、自己肯定感が低くなった原因の一つとして―、曾祖父様が、両親の悪口を言っていたからだったのですね」
『い、いや、ワシは…』
『じぃじは、恥ずかしいって…自分の血族なのに、父様の甘い言葉に騙された母様は情けないって…、だから、私みたいな、半端者が生まれたって…』
うわぁ~、幼い子に聞かせちゃいけない言葉だよねぇ。はぁ…ますます、残念なユニコーン感が強まってしまった。
『…でも、私は悪くないって、時間はかかるけどちゃんと強くなれるって、じぃじは、言ってくれた。……でも』
ちゃんと、フォローはしてたんだ…でも…
カッ!バリバリバリィィ…
て、再び、目の前が真っ白に、しかも、轟音付き…今回は、流石のノワールさんも防音障壁は張れなかったみたいだ。酷い頭痛の様に頭を抱えてる。
「ちょっ、ユピロー様!突然なにするんですかぁ!目の前に、雷を落とすの止めてください!メチャ怖いんですから!」
「耳というか、頭がワンワンして気持ち悪いっす…」
なんの前触れもなく、ユピロー様が、ローサさんに向かって、雷を落とした。さらっとした鬣の一部が焦げて丸まっている上に、ユラユラと揺れているんだけど、そのまま倒れたりはしないよね?
「そろそろ慣れんか?」
「慣れたくないです!ああ、ほら、スオーちゃんも、ビックリしたよね?大丈夫?」
いきなりの事で、驚いたと思っていたのに、スオーちゃんは、何故か、平気そうに、僕たちを見て首をかしげてる。
「大人たちが、ゴチャゴチャとうるさいぞ。子供が生まれたら『元気に大きく育て』と、言ってやればよいのだ。親の悪口を聞かせるなんてもっての外だ。そんなことを聞かせるのではなく、もっと違う言葉があるだろう。まったく、困ったヤツだのう」
う、一応、ローサさんに向かって言っているけど、僕達も、スオーちゃんの目の前で話していたから…反省。
スオーちゃんに近づき首に手を伸ばそうとしたけど、何やら、障壁が張られているのに気づいた。
あっ、ユピロー様、スオーちゃんにだけ障壁張ったんだ…
「当たり前だ。この子は何も悪いことしとらんからな。リョウと共に居るのなら、ワシの加護をつけてやろう。それにな、ちと、待っておれ」
ユピロー様が、障壁を消すのと同時に一瞬だけスオーちゃんが光った。そして、ユピロー様は、言葉を残してどこかに消えてしまった。
なんとも言えない空気が流れている…
え?これ、どうすればいいの?
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