快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

テルキネスの工房

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「ホレ、お前さん用に造った双剣じゃ」

 黒っぽい岩が多い広々とした洞窟の中、壁際にいくつもの炉があり、金属を打つ音も響いているし、何やら怒鳴る声も聞こえる中、ガガンさん達に、そっくりなテルキネスが青みが強い銀色の湾曲した幅広い刃の剣を見せてきた。

 って、…周りに、身長一メートルに満たない、大勢テルキネスがいるんだけど、皆、ボサボサ頭に髭面で見分けがつかないんですけど…黒っぽさというか、赤っぽさというかが多少違うような気がしないでもないけど……
 家妖精や生まれたばかり精霊もよく似てるけど、髪の長さが違ったり、肌や髪の色が違ったりしてなんとなく違いが見えるけど、テルキネスは、違いが分からない…雪ん子達みたいだ。
 そんな風に戸惑っている僕を置いて、周りは話を進めて、武器を渡され感想を求めてくる。

 海賊映画で出てくるようなので、レンタルしていたものに似ている。そして、驚いたのが…

「軽い!え?これで本当に戦えるの?」

 なんて言うんだろ、昔、従兄のお下がりにもらった、オモチャの刀みたいな感じ、三歳ぐらいの子供でもブンブン振り回せるようなそんな重さしかない。

「ほぉ、軽いか?ちょいと、振ってみろ」

「ええ、こんな感じでいいですか?」

「ふむ。なるほどな。ちょいと、貸してみろ」

 ?、よく分からないけど、テルキネスの一人に刀を渡すと鍔を外され釘と金槌で何やら彫り始めた。
 鍔の両面に模様なのか、文字なのか分からないけど彫りこまれると、それを戻して再び渡され……って?

「え?今度は重…ん?んん?あれ?ちょうどいい感じになった?何?どういうこと?」

「ほっほっ、流石、リョウだな。気に入られたのだ。良かった。良かった」

 ユピロー様が納得顔で頷いている。

「もう、ユピロー様、一人で納得してないで説明してくださいよ」

「ん?アマダンタイトの事は聞いとらんのか?」

「ミスリルやヒイロカネと並んで、希少価値の高いとても硬い鉱物ですよね」

「それだけか?」

「え?あっ、精霊達に馴染みやすくて、魔術とか付与しやすいとか聞いたような…」

「そうじゃ、ミンテに持たせていたから余計に精霊達と馴染んでおったのだろう。その者達が、リョウを、気に入ったから、リョウに合ったモノになったのだ。初めに軽かったのがその証拠だ」

「そうなの?」

「んだんだ。アマダンタイト製品は、精霊によって生命鉱物なんて言われる程、持ち主を選ぶのだ。気に入らなければ、持ち主が持ち上げられない程の重さになり、テコでも動かぬ様になるからな。その代わり、気に入れば、気に入ったで、能力全開で、じゃじゃ馬の様になってしまう時があるがな…まぁ、その間を上手く取りまとめるのがワシ等の仕事だ」

「へぇ、そうなんですね。!、じゃぁ、最初に軽すぎたのは、じゃじゃ馬の様にになりかけてたってことですか?」

「ああ、お主に気に入られたかったのだろう。お主の意思をちゃんと聞くように、落ち着かせたから、ローサの様に暴走することはないだろう」

「え?ローサさんが暴走?」

「武器が自立し敵を狩るなど暴走以外の何ものでもないわっ」

 ……神様の武器だからそんなこともあるのかと、勝手に納得してたけど、違ったんだね。でも、その暴走していたのを女神が気に入り、肉体持たせ、神獣にまでなったんだ。それは、それで凄いことだよね。

 ノワールさんが隣で眉間にシワを寄せ俯いて頭を振ってるけどね…

   ※※※※※※※※※※※※※

 お久しぶりです。
 年末に、少し体調を崩しまして、そこから、いろいろありまして、やっと、落ち着いてきたので、また書き始めました。
 よろしくお願いします。








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