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マクー大陸で家造り
テレキネスの工房
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ユピロー様もいることだし、魔術との相性も良いというので、どんなことが出来るのか検証してみた。
………………
「…えっとぉ、コレ、魔術は乗せない方が良いですよね?」
「…ふむ。『竜王の宴』ぐらいかのう?使えるのは」
「そうですね…普通の生活では、出番はないと思います」
検証の結果…素直に喜べない程の火力で、微妙な反応になってしまった。ユピロー様が言うには、造られたばかりだというのに、集まってきた精霊から妖精が産まれそうだという。
そして、その影響で…
「炎の剣」をイメージして魔術をのせてみたのに、現れたのは、マグマを噴き出す剣で、危うく工房内の炉を一つダメにしてしまうところだった。これには、テルキネス達も驚いて場所を移すことになり、金剛山の裏の荒野に出た。
そして、次に「疾風の刃」をイメージして、かまいたちの様なものを思っていたのに、炭素粒子が混ざり恐ろしい程の切れ味を持った刃が放たれてしまった。
次は、普通の水刃…と思ったのに、なんか怪しい輝きを持った水の刃がでて、当たった大岩が白い煙をあげて溶け出した。ナビで見てみたら、王水による溶解と出た。これだけ?王水の説明は?と思ってユピロー様を見ると、眉間にシワを寄せ頭を抱えていた。
ユピロー様が頭を抱える王水って?と首をかしげていたら、ノワールさんが、濃塩酸と濃硝酸を混合した溶解剤だと教えてくれたけど、どちらも僕には馴染みがないからどれぐらい危険なものなのか分からないので、キョトンとしてると、ノワールさんが更に付け加えて―
「金等の貴金属を溶かす強酸化剤です」
と、言った。
「げっ!金属を溶かすの?そ、そんな危険なもの想像してないのに!普通の水で良いんだよ!」
慌てて僕が訂正すると、手に持っていた武器がグニャリと質感を変えゴムのオモチャの様な感じになってしまった。
「ええ!どうなってるの?」
「何、落ち込んでおるのだ。お主に気に入られようと張り切り過ぎて、空回りしておるのに気がついておらぬ…気長に育ててやってくれ」
な、なんで造ったテルキネスが他人任せにするのさ…
思わずジト目で見ていれば「精霊達には敵わんさっ」とガハハハ笑いされた。もう、職人なのにそんなんで良いの?と思っていたら、ノワールさんが「たたく妖精達のモノつくりは、精霊が宿る器造りなのです」と教えてくれた。形や性能よりも、いかに多くの精霊を採り入れられる器を造れるかが、たたく妖精の目指してるものなんだそうです。
そ、そうなんだ…。!、だったら、光の精霊と聖水とか出してくれた方が…と、思ったら、今度は白い光を発して左側の剣がバスケットボール位の壺の様な形になり、中には綺麗な水が入っている。鑑定すると…
「うん、聖水なんだね…」
「アンデッド系には、聖水攻撃ですか…ホント二万能デスネ」
ノワールさんも、飽きれ気味になってきた。
ここまで観たのだからと、地の属性と闇の属性も観ることに…前の四つが凝り過ぎと言っていたから地属性は、始め普通の石礫だと安心しいたけど、動くものを対象にと、ちょうど顔を出した砂漠鼬がいたので狙ってみたら…追跡型の石礫で当たると大爆発が…鑑定したらニトログリセリン入りだそうで…僕にも分かる言い方だとダイナマイトのような爆弾ということになるそうです。…素材が取れなくなるから、止めてね。
最後の闇は、最初から、目隠し程度で良いと念をおしてから振ってみたら、目の前に、手元さえ見えない闇が生まれた。
魔法剣って、ワクワクしたドキドキ感だと思っていたのに、なんで、ハラハラの方のドキドキ体験になったんだろ、メッチャ疲れたよ。
「コレ、本当に僕が持っても大丈夫なんですか?」
再度確認してみた。
「まぁ、ワシらも注意はしておくが、今のところ、リョウが持つのが最善だと思うぞ。魔剣のように、命を吸い取るだけのものではなく、命を継ぐ事の出来る様に育ててくれ」
「…はぁ」
何だろう、昔、ディルが未成年者パーティーの引率者のようだとため息をついていたことがあったけど。あの時は、こういう気持ちだったのかな?と思った。
………………
「…えっとぉ、コレ、魔術は乗せない方が良いですよね?」
「…ふむ。『竜王の宴』ぐらいかのう?使えるのは」
「そうですね…普通の生活では、出番はないと思います」
検証の結果…素直に喜べない程の火力で、微妙な反応になってしまった。ユピロー様が言うには、造られたばかりだというのに、集まってきた精霊から妖精が産まれそうだという。
そして、その影響で…
「炎の剣」をイメージして魔術をのせてみたのに、現れたのは、マグマを噴き出す剣で、危うく工房内の炉を一つダメにしてしまうところだった。これには、テルキネス達も驚いて場所を移すことになり、金剛山の裏の荒野に出た。
そして、次に「疾風の刃」をイメージして、かまいたちの様なものを思っていたのに、炭素粒子が混ざり恐ろしい程の切れ味を持った刃が放たれてしまった。
次は、普通の水刃…と思ったのに、なんか怪しい輝きを持った水の刃がでて、当たった大岩が白い煙をあげて溶け出した。ナビで見てみたら、王水による溶解と出た。これだけ?王水の説明は?と思ってユピロー様を見ると、眉間にシワを寄せ頭を抱えていた。
ユピロー様が頭を抱える王水って?と首をかしげていたら、ノワールさんが、濃塩酸と濃硝酸を混合した溶解剤だと教えてくれたけど、どちらも僕には馴染みがないからどれぐらい危険なものなのか分からないので、キョトンとしてると、ノワールさんが更に付け加えて―
「金等の貴金属を溶かす強酸化剤です」
と、言った。
「げっ!金属を溶かすの?そ、そんな危険なもの想像してないのに!普通の水で良いんだよ!」
慌てて僕が訂正すると、手に持っていた武器がグニャリと質感を変えゴムのオモチャの様な感じになってしまった。
「ええ!どうなってるの?」
「何、落ち込んでおるのだ。お主に気に入られようと張り切り過ぎて、空回りしておるのに気がついておらぬ…気長に育ててやってくれ」
な、なんで造ったテルキネスが他人任せにするのさ…
思わずジト目で見ていれば「精霊達には敵わんさっ」とガハハハ笑いされた。もう、職人なのにそんなんで良いの?と思っていたら、ノワールさんが「たたく妖精達のモノつくりは、精霊が宿る器造りなのです」と教えてくれた。形や性能よりも、いかに多くの精霊を採り入れられる器を造れるかが、たたく妖精の目指してるものなんだそうです。
そ、そうなんだ…。!、だったら、光の精霊と聖水とか出してくれた方が…と、思ったら、今度は白い光を発して左側の剣がバスケットボール位の壺の様な形になり、中には綺麗な水が入っている。鑑定すると…
「うん、聖水なんだね…」
「アンデッド系には、聖水攻撃ですか…ホント二万能デスネ」
ノワールさんも、飽きれ気味になってきた。
ここまで観たのだからと、地の属性と闇の属性も観ることに…前の四つが凝り過ぎと言っていたから地属性は、始め普通の石礫だと安心しいたけど、動くものを対象にと、ちょうど顔を出した砂漠鼬がいたので狙ってみたら…追跡型の石礫で当たると大爆発が…鑑定したらニトログリセリン入りだそうで…僕にも分かる言い方だとダイナマイトのような爆弾ということになるそうです。…素材が取れなくなるから、止めてね。
最後の闇は、最初から、目隠し程度で良いと念をおしてから振ってみたら、目の前に、手元さえ見えない闇が生まれた。
魔法剣って、ワクワクしたドキドキ感だと思っていたのに、なんで、ハラハラの方のドキドキ体験になったんだろ、メッチャ疲れたよ。
「コレ、本当に僕が持っても大丈夫なんですか?」
再度確認してみた。
「まぁ、ワシらも注意はしておくが、今のところ、リョウが持つのが最善だと思うぞ。魔剣のように、命を吸い取るだけのものではなく、命を継ぐ事の出来る様に育ててくれ」
「…はぁ」
何だろう、昔、ディルが未成年者パーティーの引率者のようだとため息をついていたことがあったけど。あの時は、こういう気持ちだったのかな?と思った。
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