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マクー大陸で家造り
成人の義 当日
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今日は「成人の義」の為か、朝からガッツリ、お肉が多めの朝食が出てきて、シリュウやスオーちゃんも大喜びで食べ、ノワールさんと、ユピロー様とハバーのトガレーに出掛けていった。
僕は、タランティーヌ様とディルとミンテ、クラリーちゃんとココと一緒に砂漠の墓標に来ている。
「魔法液薬は、持ってるな。後は、水に薬草、ドライフルーツに燻製肉、いいか、タマちゃんが居るけど、何があるか分からないから、もしもの時を考えてしっかり持っていけ。それに、何か異変を感じたら、無理せず休めよ。水分や糖分、塩分も大事だからな、後は…」
「ディルゥ、心配なのは分かるけど、落ちたところにバジリスクがいたら直ぐに終わってしまうかもしれないのよ。それに、ダンジョンなのだから二十四時間後に出ることになるんだから、大丈夫よ」
「でも…」
ハハ…ディルが、世話をやいてきてタランティーヌ様に止められた。普段はここまでじゃないけど、今回は絶対に助けに入ってはダメだと言われた為、過保護全開になってしまった。
「ディル大丈夫だよ。無理はしないし、この間だって、慣れていない武器で、ちゃんと倒せたでしょ。直ぐに倒して戻ってくるから待っててよ」
「当たり前だ。俺が育てたリョウが、バジリスクなんかに負けるわけないだろ」
「……」
まぁ、いいんだけどね。
「ディル様の言う通り大丈夫でしょうけど、油断は禁物ですので、気をつけてください。それでは、リョウ様、成人の義が滞りなく済むことを祈っています」
うん、クラリーちゃんが、ちゃんとまとめてくれた。
「クラリーちゃん、ありがとう。じゃあ、行ってくるね」
僕は、皆に手を振り砂漠の墓標の入り口に向かった。ジワジワと砂に流されながら、昨夜の事を思い出した。
昨夜、タランティーヌ様から、成人の義について話を聞けた。今回、僕の事を嫌っているウィル族の人達が決めたというこの儀式。何故そこまで嫌われたのだろう?と思っていたら、ディルの家族が原因だった。
ディルにはお姉さんが四人いるんだけど、今のところ皆さん独身で、その中の一人を僕と結婚させたらどうかと話が出ていて、僕はラッキーな事に、ディルの血縁者である神々にも気に入られ加護とかもらっているし、人族としては魔力も多く問題ないということで、ディルの親族で盛り上がったらしい、でも、それを面白くないと思う人達が…主に、ディルのお姉さんを狙っていたウィル族の青年…(皆さん八十越えた人達なんだけどね)が、僕をウィル族から遠ざけようと考えて決めた事らしい。
ウィル族は、基本穏やかな人達で争い事を好まないから、決闘という考えがないらしい、でも、だからといって弱いのかというとそうではなく、生産のための、材料を採るのに狩猟や採掘なんかもやるから、それなりに力もあるし、戦える。エルフだから魔法も得意だ。だから、いざ勝負となれば、今の僕は勝てるのかな?ちょっと、怪しいかもしれないなぁ…
でもねー
「僕の意見は聞いてもらえないんですか?僕がディルのお姉さんの一人と付き合うとかそんな話、知らないんですけど…」
「ディルの両親が願望を言ったら周りが騒ぎだしたのよ。それで、一部の青年達が変な方向に突っ走って話がややこしくなったの、そんな騒ぐのなら、さっさっと告白でもすればいいのに、その度胸はなくて…それを聞いてちょっと焦れてしまったから、直接、どんな人間なら認められるか聞いたら、Aランクの魔獣を倒すか、自分達を唸らせるような技術を身に付けてる者なんて言うから、手っ取り早くAランクの魔獣を倒す事にしたの」
うん、なんか穏やかそうに言ってたけど、ウダウダ言っていたウィル族の青年達にタランティーヌ様がキレたんだね。そして、地上に降りて来て、今回の事を仕切ったんだね。…タランティーヌ様って、そんな短気だったの?
で、まぁ、僕の成人の義が無事すんだ暁には、その騒ぎを起こした青年達は、ディルのお姉さん達に告白することになっているんだって、同じ集落に住む人達だから顔見知りだけど、親しい訳ではなく、一方的に好意を持っていただけの人達で、まぁ、こんな騒ぎを起こしたのだから、望みは薄いらしいけど、ハッキリとさせたいらしいです。タランティーヌ様が!
この世界の神様、興味があればガッツリと絡んでくるんだね。自由過ぎる。
僕は、タランティーヌ様とディルとミンテ、クラリーちゃんとココと一緒に砂漠の墓標に来ている。
「魔法液薬は、持ってるな。後は、水に薬草、ドライフルーツに燻製肉、いいか、タマちゃんが居るけど、何があるか分からないから、もしもの時を考えてしっかり持っていけ。それに、何か異変を感じたら、無理せず休めよ。水分や糖分、塩分も大事だからな、後は…」
「ディルゥ、心配なのは分かるけど、落ちたところにバジリスクがいたら直ぐに終わってしまうかもしれないのよ。それに、ダンジョンなのだから二十四時間後に出ることになるんだから、大丈夫よ」
「でも…」
ハハ…ディルが、世話をやいてきてタランティーヌ様に止められた。普段はここまでじゃないけど、今回は絶対に助けに入ってはダメだと言われた為、過保護全開になってしまった。
「ディル大丈夫だよ。無理はしないし、この間だって、慣れていない武器で、ちゃんと倒せたでしょ。直ぐに倒して戻ってくるから待っててよ」
「当たり前だ。俺が育てたリョウが、バジリスクなんかに負けるわけないだろ」
「……」
まぁ、いいんだけどね。
「ディル様の言う通り大丈夫でしょうけど、油断は禁物ですので、気をつけてください。それでは、リョウ様、成人の義が滞りなく済むことを祈っています」
うん、クラリーちゃんが、ちゃんとまとめてくれた。
「クラリーちゃん、ありがとう。じゃあ、行ってくるね」
僕は、皆に手を振り砂漠の墓標の入り口に向かった。ジワジワと砂に流されながら、昨夜の事を思い出した。
昨夜、タランティーヌ様から、成人の義について話を聞けた。今回、僕の事を嫌っているウィル族の人達が決めたというこの儀式。何故そこまで嫌われたのだろう?と思っていたら、ディルの家族が原因だった。
ディルにはお姉さんが四人いるんだけど、今のところ皆さん独身で、その中の一人を僕と結婚させたらどうかと話が出ていて、僕はラッキーな事に、ディルの血縁者である神々にも気に入られ加護とかもらっているし、人族としては魔力も多く問題ないということで、ディルの親族で盛り上がったらしい、でも、それを面白くないと思う人達が…主に、ディルのお姉さんを狙っていたウィル族の青年…(皆さん八十越えた人達なんだけどね)が、僕をウィル族から遠ざけようと考えて決めた事らしい。
ウィル族は、基本穏やかな人達で争い事を好まないから、決闘という考えがないらしい、でも、だからといって弱いのかというとそうではなく、生産のための、材料を採るのに狩猟や採掘なんかもやるから、それなりに力もあるし、戦える。エルフだから魔法も得意だ。だから、いざ勝負となれば、今の僕は勝てるのかな?ちょっと、怪しいかもしれないなぁ…
でもねー
「僕の意見は聞いてもらえないんですか?僕がディルのお姉さんの一人と付き合うとかそんな話、知らないんですけど…」
「ディルの両親が願望を言ったら周りが騒ぎだしたのよ。それで、一部の青年達が変な方向に突っ走って話がややこしくなったの、そんな騒ぐのなら、さっさっと告白でもすればいいのに、その度胸はなくて…それを聞いてちょっと焦れてしまったから、直接、どんな人間なら認められるか聞いたら、Aランクの魔獣を倒すか、自分達を唸らせるような技術を身に付けてる者なんて言うから、手っ取り早くAランクの魔獣を倒す事にしたの」
うん、なんか穏やかそうに言ってたけど、ウダウダ言っていたウィル族の青年達にタランティーヌ様がキレたんだね。そして、地上に降りて来て、今回の事を仕切ったんだね。…タランティーヌ様って、そんな短気だったの?
で、まぁ、僕の成人の義が無事すんだ暁には、その騒ぎを起こした青年達は、ディルのお姉さん達に告白することになっているんだって、同じ集落に住む人達だから顔見知りだけど、親しい訳ではなく、一方的に好意を持っていただけの人達で、まぁ、こんな騒ぎを起こしたのだから、望みは薄いらしいけど、ハッキリとさせたいらしいです。タランティーヌ様が!
この世界の神様、興味があればガッツリと絡んでくるんだね。自由過ぎる。
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