機人ヴォルフォリオスのぐうたらな日常

流星群

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第2話 キラフラッシュ☆ イケメン機人参上

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 カフェへと向かう道中、「奇遇じゃないかぁ~っ☆」と、くどくて無駄に爽やかな美声をキャッチ。ヴォルフォリオらは反応する。
 そこへ、眩い閃光が煌めく。
「イケメンロボ、HIKARU参上ぅ! キラフラッシュ☆!」
 その美青年型機人は変装用サングラスを外し、華やかに、仰々しく金髪の美青年が舞い踊りながら、ヴォルフォリオ&ドラグブレイバーの前へ光臨した。
「お前は……イケメン型機人、HIKARU。アルファベット表記でH・I・K・A・R・U!」
「久しぶりじゃね」
 外見こそ、人間の美青年の姿だが、これも機人の1つ。
 HIKARUは芸術的な細い身体をくねらせ、ナルシズム全開なポーズをキメた。背部から光のエフェクトを放ちながら。
「HIKARU。お前っちはアイドルやっているんじゃなかったっけ?」
「ンフフフ……。今日はオフの日だよ。オ・フ!」
「なるほど。ところで、HIKARU。これからオイル補給に行くのだが、お前もどうだ?」
「ん~。イイねぇ。僕も是非ご一緒させて貰おうかなっ。キラフラッシュ☆」
 ウインクをし、HIKARUの左目部から(実際)発光。無駄にキラキラ(させる機能を持っている)機人である。

 場所は近場のカフェへと移り、ヴォルフォリオ、ドラグブレイバー、HIKARUの3人はオイルを一服飲んだ。
「そういや、君ら。さっき、黄昏ていた感じがしたけど?」
「そんな大したことじゃないさ。ふと、人間って大変なんだなぁと思っただけだ」
「俺っちらは機人になって良かったと話していたトコロよぅ」
「んま、感慨耽るのも無理ないね。人間って美しくてもいずれ劣化しちゃうし」
 HIKARUは人間時代を思い起こす。
 元々不細工でもなかったが、ちょい美形って程度で今ほどの美麗さは流石に当時は持ち合わせていなかった。
 そんな当時の彼はあるものに夢中だった。
 古くからの男性アイドル・アーティスト。主にシャビーズ系。
 美青年たちが歌って踊って視聴者を魅了する。その姿に感銘を受けたのだった。
 ――しかし、時の経過につれ、失望することになった。
 芸能人の美青年たちであろうとも、衰えてしまう姿に。皺が増える。ハゲる。中年太り。芸能人たちは一般の人らよりも容姿を美しく保とうと日々努力しているものだが、逆らえぬ老いというものがどうしてもあるのだった。
「う~む。悲しいよねぇ。人間は如何に美しくとも,老いにはどうしても負けてしまう。いつまでも美しくあれないのは見ている側としてもつらいね」
「でも、お前は劣化しないだろ?」
「まぁね。たるまないし、ハゲもしない。ましてや、脂肪など付きようがない。この身体を手に入れて、僕はこれほどうれしいことはないよ。ンハッ☆」
 片手でサラサラの美髪を掻き分け、白い歯を(発光ギミックで)輝かせた。
 これに対し、ドラグブレイバーは「相変らず無駄に凝ったギミックだなぁ~」とニヤニヤ笑った。












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