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しおりを挟む思った以上に早く帰ってきた為、この後の予定がない。さて、どうしようか?
「この後どうする?」
とりあえず、お決まりのメンバーとなった、夢、ハティ、ネック、キャトルに聞いてみた。
「にゃー!」
「キュッキュ!」
「キュキュ?」
『…通訳は必要か?』
「とりあえず、キャトルが何にもわかってない事はわかった。」
そこが可愛くもあるんだけどね!
「あと、夢とネックからは、とてもやる気を感じるんだけど。」
『ふむ、新しい場所に行ってみたいと言っている。』
「なるほどね。」
草原の事は、みんなには行くと伝えてあるし、村を出てすぐだ。
「よし!行ってみようか!夜には一度帰ってくるからね?」
そう言うと、3匹は飛び跳ねて喜び出した。
か、可愛いぞ!!
準備は何もないので、早速出かけよう。
村を出て、いつもとは逆に向かう。
するとすぐに見える草原が目的地だ。
うーん、かなり広い。
「この辺には何も居ないね。」
『そうだな。もう少し先にいくつかの反応があるが。』
「本当?じゃぁ、そこまで行ってみるか。」
そう言って進んでいく。
すると、ハティが急に立ち止まり上を見上げる。
『何か落ちてくる。』
「え!?」
『敵意はないが、この反応は…』
ハティにしてははっきりしない反応だ。
自分もならって上をみる。自分のスキルにも反応がでた。
あれ?
この反応、ホワイトアウルだ。でも、なんでこんな所に?
そんな事を考えてたら、白い球体が見えてきて…
「ぶへっ!」
俺へと直撃した。
衝撃で尻餅をついてしまった。というかちょっとHP減ったんだけど!?
落ちてきた球体はポヨンポヨンと跳ねながら着地していた。
様子を見ていると、球体から顔が出てきてキョロキョロと辺りを見回し、俺を見つけると首を傾げ「ホー?」と鳴いた。
なにこれ激かわ!高めの声もまた可愛いなぁおい!!
反応の通り、紛れもなくホワイトアウルである。
「なんでこんな所にいるんだ?」
こいつはニャーシ湖に生息するモンスターじゃなかったのか?
「ホーホー!」
『なるほど。主、こやつはあの時助けたホワイトアウルだ。』
「え?」
「ホー!ホホー!」
『最初は怖かったが、怪我を治して貰って嬉しかったのだそうだ。』
「そっかぁ。元気になってて安心したよ。」
「ホーホー、ホーホー。」
『ふむ。』
「ホホー!ホーホー!」
とりあえずハティが通訳してくれてるんだけど、ホワイトアウルの必至に喋ってる姿がひたすら可愛い!
目を細めたり、時折首傾げたり。羽も綺麗でふわふわで、触りたい!
『主、どうやらあの時怪我をしていたのは、我らを誘き寄せる為の囮に使われた様だ。』
「え!?」
あの時ってあの時だよね?ウォーターリザードに襲われてた時。
確かに木の上で過ごすモンスターが何で襲われたのか不思議だったけど、彼奴らのせいだったのか!
「許せん!」
でも、もう捕まってるから、俺らの関わる事じゃなくなったしなぁ。
万が一同じ事が起きないためにも、少しの間はフルスト周辺のエリアには近付かない方がいいのかもしれない。
特に森は逃げ難いから避けるべきだろう。
「安心して。当分ニャーシ湖には近付かないから、理不尽に襲われる事は無いと思うよ。」
まぁ、人に襲いかかって倒される事はあるかもしれないけど、この様子だとこの子はそれも無さそうだしね。
「ホー。」
「ん?」
【ホワイトアウル】Lv.8
《名前を決めて下さい》
【 】
あれぇ??
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