青春ダイアリー

江多 煙

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7月16日(木曜日)

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七月十六日(木曜日)
安定の放課後の塾。とりあえず、夏期講座の申し込みを提出。親には言ってなかったのだが、親にメールが届くので無意味な反抗だった。現代の良くないところだと思う。塾の帰り道、宇垣が親の迎えがあったので俺は一人で帰宅。帰宅途中、遠くの公園に佇む森永を発見。こんな遅い時間に公園で何をしているんだろうと思ったら森永が「どうしてメイド役が男なんだよ!」と叫び出した。多分、昨日のことを言っているのだろう。よっぽど楽しみにしてたんだなと犇々と感じながら俺は公園に背を向けた。
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