107 / 263
9月7日(月曜日)
しおりを挟む
九月七日(月曜日)
今日の日記は長くなると思う。絶対に長くなる。何か色々濃い一日やった。今日は一日文化祭だった。まずは生徒会の先輩方の出店のチョコバナナを食べた。美味いのかどうかは正直よくわからんが、空気感が堪らなかった。後、部活動のステージ発表も見た。山坂が軽音学部とコラボしてラップしてるのは凄いと思った。最初は生徒会の森永、井坂で文化祭を回っていたが、自分のクラス劇があるので俺は途中でクラスの方に行った。みんなで円陣組んだりした。全力でやった。本当にミスなんて全くなかった。こういうのにミスだったりとか事件だったりって付き物だけどそんなのは全くなかった。みんなで頑張ったんだなって感じがした。文化祭実行委員の飯田と相田が劇の終わりに泣いていた。緊張していたのだと思う。安心したんだと思う。ちなみにうちのクラスは優勝。文化祭の閉会式の表彰の際に相田と飯田が前に出たのだが、ボロ泣きしてた。自分の劇が終わると青のクラスの劇を観に行った。むっちゃ面白かったが、制限時間を大幅にオーバーしていた。後から青本人と話してわかったのだが、元より制限時間を守る気は無かったらしい。そして!そして!この後に奇跡が起こる!なんと高嶺さんと一緒に文化祭を回ることが出来たのだ!(青もいたけど)むっちゃ嬉しい。午後は青と文化祭を回っていたら、偶然放送文化部の仕事終わりの高嶺さんに遭遇し、青が声をかけてくれたのだ。青に感謝。神かよ?神だよ。しかも、この後に青は演劇部の方に出るとかで俺は高嶺さんと二人きりになった。神はいた。そのまま二人でぶらぶらとし、演劇部の劇をみたりした。演劇部の劇は流石、演劇部って感じ。むっちゃ凄かった。青はクラスの劇とは違って脇役も良いところって感じだった。しかし、高嶺さんは青をすぐに見つけて俺に教えてくれた。この時、俺は何を思ったのか、高嶺さんに「青のことどう思ってるの?」と訊いてしまった。高嶺さんは「面白い人」と答えてくれた。ホッとしたのと同時にチクッと心臓に電気が流れたような気持ちになった。その後、再び青と合流。青のことを褒めてる高嶺さんの顔ばかりみてしまった。上手く俺は喋れただろうか。文化祭は大体、そんな感じ。青の提案により放課後に高嶺さん、青、俺の三人で遊んだ。一番の収穫は三人でのプリクラ。いつもプリクラは無理矢理笑顔を作ってやってたけど。いつもよりは自然に笑えた気がする。何か複雑。難しいなって思った。ちょっと寂しさもあったかも。寂しさはちょっと早いかも。
今日の日記は長くなると思う。絶対に長くなる。何か色々濃い一日やった。今日は一日文化祭だった。まずは生徒会の先輩方の出店のチョコバナナを食べた。美味いのかどうかは正直よくわからんが、空気感が堪らなかった。後、部活動のステージ発表も見た。山坂が軽音学部とコラボしてラップしてるのは凄いと思った。最初は生徒会の森永、井坂で文化祭を回っていたが、自分のクラス劇があるので俺は途中でクラスの方に行った。みんなで円陣組んだりした。全力でやった。本当にミスなんて全くなかった。こういうのにミスだったりとか事件だったりって付き物だけどそんなのは全くなかった。みんなで頑張ったんだなって感じがした。文化祭実行委員の飯田と相田が劇の終わりに泣いていた。緊張していたのだと思う。安心したんだと思う。ちなみにうちのクラスは優勝。文化祭の閉会式の表彰の際に相田と飯田が前に出たのだが、ボロ泣きしてた。自分の劇が終わると青のクラスの劇を観に行った。むっちゃ面白かったが、制限時間を大幅にオーバーしていた。後から青本人と話してわかったのだが、元より制限時間を守る気は無かったらしい。そして!そして!この後に奇跡が起こる!なんと高嶺さんと一緒に文化祭を回ることが出来たのだ!(青もいたけど)むっちゃ嬉しい。午後は青と文化祭を回っていたら、偶然放送文化部の仕事終わりの高嶺さんに遭遇し、青が声をかけてくれたのだ。青に感謝。神かよ?神だよ。しかも、この後に青は演劇部の方に出るとかで俺は高嶺さんと二人きりになった。神はいた。そのまま二人でぶらぶらとし、演劇部の劇をみたりした。演劇部の劇は流石、演劇部って感じ。むっちゃ凄かった。青はクラスの劇とは違って脇役も良いところって感じだった。しかし、高嶺さんは青をすぐに見つけて俺に教えてくれた。この時、俺は何を思ったのか、高嶺さんに「青のことどう思ってるの?」と訊いてしまった。高嶺さんは「面白い人」と答えてくれた。ホッとしたのと同時にチクッと心臓に電気が流れたような気持ちになった。その後、再び青と合流。青のことを褒めてる高嶺さんの顔ばかりみてしまった。上手く俺は喋れただろうか。文化祭は大体、そんな感じ。青の提案により放課後に高嶺さん、青、俺の三人で遊んだ。一番の収穫は三人でのプリクラ。いつもプリクラは無理矢理笑顔を作ってやってたけど。いつもよりは自然に笑えた気がする。何か複雑。難しいなって思った。ちょっと寂しさもあったかも。寂しさはちょっと早いかも。
0
あなたにおすすめの小説
『 ゆりかご 』
設楽理沙
ライト文芸
- - - - - 非公開予定でしたがもうしばらく公開します。- - - -
◉2025.7.2~……本文を少し見直ししています。
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
――――
「静かな夜のあとに」― 大人の再生を描く愛の物語
『静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた――』
過去の痛み(不倫・別離)を“夜”として象徴し、
そのあとに芽吹く新しい愛を暗示。
[大人の再生と静かな愛]
“嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる”
読後に“しっとりとした再生”を感じていただければ――――。
――――
・・・・・・・・・・
芹 あさみ 36歳 専業主婦 娘: ゆみ 中学2年生 13才
芹 裕輔 39歳 会社経営 息子: 拓哉 小学2年生 8才
早乙女京平 28歳 会社員
(家庭の事情があり、ホストクラブでアルバイト)
浅野エリカ 35歳 看護師
浅野マイケル 40歳 会社員
❧イラストはAI生成画像自作
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募するお話に、真紀ちゃん(攻)視点を追加して、倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
縁の鎖
T T
恋愛
姉と妹
切れる事のない鎖
縁と言うには悲しく残酷な、姉妹の物語
公爵家の敷地内に佇む小さな離れの屋敷で母と私は捨て置かれるように、公爵家の母屋には義妹と義母が優雅に暮らす。
正妻の母は寂しそうに毎夜、父の肖像画を見つめ
「私の罪は私まで。」
と私が眠りに着くと語りかける。
妾の義母も義妹も気にする事なく暮らしていたが、母の死で一変。
父は義母に心酔し、義母は義妹を溺愛し、義妹は私の婚約者を懸想している家に私の居場所など無い。
全てを奪われる。
宝石もドレスもお人形も婚約者も地位も母の命も、何もかも・・・。
全てをあげるから、私の心だけは奪わないで!!
視える僕らのシェアハウス
橘しづき
ホラー
安藤花音は、ごく普通のOLだった。だが25歳の誕生日を境に、急におかしなものが見え始める。
電車に飛び込んでバラバラになる男性、やせ細った子供の姿、どれもこの世のものではない者たち。家の中にまで入ってくるそれらに、花音は仕事にも行けず追い詰められていた。
ある日、駅のホームで電車を待っていると、霊に引き込まれそうになってしまう。そこを、見知らぬ男性が間一髪で救ってくれる。彼は花音の話を聞いて名刺を一枚手渡す。
『月乃庭 管理人 竜崎奏多』
不思議なルームシェアが、始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる