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2巻 3章~ザックマーニャとファーバンとギャングの刺身と
ザックマーニャと神の包丁
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「エレノール・アルトリア、ただいま聖なる山よりロイヒテン・ピルツェ探索のクエスト完了の報告にあがりました」
導術練達の間へと続く大きな両扉の前に立ち、そう大きく宣言する。受付の間と同様、幾何学的な文様が扉に刻まれ、エレノールの言葉に合わせて呼吸するように色を変える。
「β級導術士、エレノール・アストリア。入り給え」
感情のこもっていない男性の声がこだまし、音もなく両開きの扉がゆっくりとした速度でエレノールが立っている方向に向けて開いていく。開いた扉の脇には紫色のローブを羽織った導術士が1名ずつ音もなく立っており、右側に立っている男から前に進むように促される。正面には豪華な絨毯が敷かれ、絨毯の先にはきらびやかな魔導石をちりばめた少し小さめな玉座が見える。まだザックマーニャの姿はそこにはなかった。
黒双樹の杖を強く握ると、エレノールは肩に乗っている相棒のミンミの体を優しく愛おし気に撫でる。
「ほう……よい魔力を練るようになったな、アストリア」
扉の左手側に立っている同じく紫のローブを羽織った女性導術士の声がした。エレノールは左右に目を走らせ、さりげなく魔力量を測るように見つめる。目が緑色に輝く。
「アストリアの魔力の高鳴り、上昇率は計り知れんな。我々の魔力量に届くのも近いかもしれんぞ」
嘲る様に先ほど扉を開けたであろう男性の導術士が言葉を発する。
紫のローブはα級導術士の証。エレノールの一つ上の階級。魔導協会内では3人しかいない最高級の魔導区分に位置する。
エレノールは絨毯の中ほどまで進むと、正式な魔導協会の仕来りに則った挨拶を示す。
黒双樹の杖を自分の前方の地面に置き、害意がないことを示す。話す相手を直接見ずに頭を下げ、片膝をつくようにして畏敬を示す。直接見ることが不敬を現し、導術発動条件として『相手の視認する』ということが重要となるので、それを防ぐ意味合いが強いからだ。
またこの作法は、下位のものが上位の者に示す絶対的な服従の意を示すものだ。もちろんこれは正式な場でのみ行われるのが常で、先ほどの受付でのような日常的な場では行われない。
その時、針で全身を刺された様な急激な魔力の高鳴りを肌で感じる。扉の周囲に控えていた2人のα級導術士たちも玉座に向い、その場に座り込み深く……深く頭を下げる。
エレノールの額を暑くもないのに冷や汗がにじみ出る。恐ろしいほどの波動、強大な魔力量、圧倒的な威圧感を感じる。
玉座に得体のしれない何者か……もちろんそれは一人しかありえない。この場で圧倒的な力を示している彼女。ザックマーニャ・リザルトが玉座に忽然と姿を現したのだ。
「戻ったのかアストリア。息災でなによりじゃ……」
特徴的な「じゃ」の語尾。奴も変わらないな。エレノールは下を向きながらそんなことを思う。
8歳ほどの幼女のような外見。もちろんその外見通りの年齢の訳はない。導術士に外見年齢を比例させて考えるのは愚の骨頂というものだ。
銀色の髪を纏めずに無造作に伸ばしている。気の強そうな赤い瞳の色と、太い眉毛が彼女の苛烈な気性を反映している。そして右手に持つ銀白色の堂々たる錫杖。彼女が持つだけで尊大な威圧感として、近づくものを圧迫するそんな印象。
杖の二つ名は『女王の錫杖』氷の精霊の国の大いなる女王の名を冠したものだ。
ザックマーニャから発する微量な魔力から感じる恐ろしいほどの圧迫感に、エレノールは頭を上げようとしても上がらない。その自分の無力さに、現状の魔力の差を感じて嫌になる。
「ミニャア……」
肩に乗っているミンミは、エレノールの横に居て、魔力の圧迫に不快な声を上げている。
(くそ。奴のひとつひとつの動作、声、異様な威圧感。今だに慣れることができない。いったいどれほど魔力が高いのだ……ふざけ過ぎている! )
一般的に導術士は魔力を抑えて接する事を常とする。特に強すぎる魔力は周囲に多大な影響を与えるからであり、害するつもりは無くともちょっとした魔力の波動を感じ取られ、避けられ、その孤独感から世捨て人のようになってしまう隠れ導術士も沢山存在するのだ。
故に魔導協会のような導術士同士の集合体はまた必要不可欠なものでもあった。それがどのような思想や教えを内風していたとしてもだ。強い魔力を内に秘めるエレノールとて例外ではなかった。高い能力を持つが故に疎まれる。それもまた世の常であったのだ。
そんな自分の力が高まるたびに感じる無力感。
ザックマーニャの魔力の神髄ともいうべき源の正体を、エレノールはつい先日までまったく図れずにいた。
ザックマーニャは静かに玉座から降りると、けだるそうな歩調でエレノールの前へと歩み寄る。その手はエレノールの金髪に触れ、残酷そうな笑顔を浮かべる。
「よしよし、可愛いアストリア。『ロイヒテン・ピルツェ』のクエスト完了の報告、先ほど聴いたぞ。素晴らしい成果じゃ。わらわが可愛がっているだけはあるのぅ。誉じゃ! 」
あざける様に、キャハハハ!と笑うザックマーニャ。
(ふざけんなや……そんなん露ほども思てへんやろが! )
エレノールは必死に頭を上げようとする。しかしザックマーニャの魔力の威圧が迸り、全く頭を上げることができない。渾身の力をふり絞り、視線を少しだけ上に上げる。
彼女の腰に下がっている小さな短刀……それがエレノールの目に入った。
禍々しき光を放つその短刀、脈打つような強大な魔力がそこから放たれているのが分かる。そう、それは魔法の短刀などでは無い事は無論明白だ。
(それだ……それだな! 『神の包丁』 今のあたしなら……)
ザックマーニャの持つそれは、レンジやコーマが持つ、このエリュハルトという世界の神秘を内風した魔道具と同じもの。『神の包丁の一振り』であった!
そんなエレノールの視線上に、急にしゃがみ込んだのであろうザックマーニャの幼い顔が割って入る!
「何を視ておるのじゃ……可愛いアストリア。まだ可愛がり方が足りないと見える。ついこの間、半死半生になったばかりではないのか」
導術練達の間へと続く大きな両扉の前に立ち、そう大きく宣言する。受付の間と同様、幾何学的な文様が扉に刻まれ、エレノールの言葉に合わせて呼吸するように色を変える。
「β級導術士、エレノール・アストリア。入り給え」
感情のこもっていない男性の声がこだまし、音もなく両開きの扉がゆっくりとした速度でエレノールが立っている方向に向けて開いていく。開いた扉の脇には紫色のローブを羽織った導術士が1名ずつ音もなく立っており、右側に立っている男から前に進むように促される。正面には豪華な絨毯が敷かれ、絨毯の先にはきらびやかな魔導石をちりばめた少し小さめな玉座が見える。まだザックマーニャの姿はそこにはなかった。
黒双樹の杖を強く握ると、エレノールは肩に乗っている相棒のミンミの体を優しく愛おし気に撫でる。
「ほう……よい魔力を練るようになったな、アストリア」
扉の左手側に立っている同じく紫のローブを羽織った女性導術士の声がした。エレノールは左右に目を走らせ、さりげなく魔力量を測るように見つめる。目が緑色に輝く。
「アストリアの魔力の高鳴り、上昇率は計り知れんな。我々の魔力量に届くのも近いかもしれんぞ」
嘲る様に先ほど扉を開けたであろう男性の導術士が言葉を発する。
紫のローブはα級導術士の証。エレノールの一つ上の階級。魔導協会内では3人しかいない最高級の魔導区分に位置する。
エレノールは絨毯の中ほどまで進むと、正式な魔導協会の仕来りに則った挨拶を示す。
黒双樹の杖を自分の前方の地面に置き、害意がないことを示す。話す相手を直接見ずに頭を下げ、片膝をつくようにして畏敬を示す。直接見ることが不敬を現し、導術発動条件として『相手の視認する』ということが重要となるので、それを防ぐ意味合いが強いからだ。
またこの作法は、下位のものが上位の者に示す絶対的な服従の意を示すものだ。もちろんこれは正式な場でのみ行われるのが常で、先ほどの受付でのような日常的な場では行われない。
その時、針で全身を刺された様な急激な魔力の高鳴りを肌で感じる。扉の周囲に控えていた2人のα級導術士たちも玉座に向い、その場に座り込み深く……深く頭を下げる。
エレノールの額を暑くもないのに冷や汗がにじみ出る。恐ろしいほどの波動、強大な魔力量、圧倒的な威圧感を感じる。
玉座に得体のしれない何者か……もちろんそれは一人しかありえない。この場で圧倒的な力を示している彼女。ザックマーニャ・リザルトが玉座に忽然と姿を現したのだ。
「戻ったのかアストリア。息災でなによりじゃ……」
特徴的な「じゃ」の語尾。奴も変わらないな。エレノールは下を向きながらそんなことを思う。
8歳ほどの幼女のような外見。もちろんその外見通りの年齢の訳はない。導術士に外見年齢を比例させて考えるのは愚の骨頂というものだ。
銀色の髪を纏めずに無造作に伸ばしている。気の強そうな赤い瞳の色と、太い眉毛が彼女の苛烈な気性を反映している。そして右手に持つ銀白色の堂々たる錫杖。彼女が持つだけで尊大な威圧感として、近づくものを圧迫するそんな印象。
杖の二つ名は『女王の錫杖』氷の精霊の国の大いなる女王の名を冠したものだ。
ザックマーニャから発する微量な魔力から感じる恐ろしいほどの圧迫感に、エレノールは頭を上げようとしても上がらない。その自分の無力さに、現状の魔力の差を感じて嫌になる。
「ミニャア……」
肩に乗っているミンミは、エレノールの横に居て、魔力の圧迫に不快な声を上げている。
(くそ。奴のひとつひとつの動作、声、異様な威圧感。今だに慣れることができない。いったいどれほど魔力が高いのだ……ふざけ過ぎている! )
一般的に導術士は魔力を抑えて接する事を常とする。特に強すぎる魔力は周囲に多大な影響を与えるからであり、害するつもりは無くともちょっとした魔力の波動を感じ取られ、避けられ、その孤独感から世捨て人のようになってしまう隠れ導術士も沢山存在するのだ。
故に魔導協会のような導術士同士の集合体はまた必要不可欠なものでもあった。それがどのような思想や教えを内風していたとしてもだ。強い魔力を内に秘めるエレノールとて例外ではなかった。高い能力を持つが故に疎まれる。それもまた世の常であったのだ。
そんな自分の力が高まるたびに感じる無力感。
ザックマーニャの魔力の神髄ともいうべき源の正体を、エレノールはつい先日までまったく図れずにいた。
ザックマーニャは静かに玉座から降りると、けだるそうな歩調でエレノールの前へと歩み寄る。その手はエレノールの金髪に触れ、残酷そうな笑顔を浮かべる。
「よしよし、可愛いアストリア。『ロイヒテン・ピルツェ』のクエスト完了の報告、先ほど聴いたぞ。素晴らしい成果じゃ。わらわが可愛がっているだけはあるのぅ。誉じゃ! 」
あざける様に、キャハハハ!と笑うザックマーニャ。
(ふざけんなや……そんなん露ほども思てへんやろが! )
エレノールは必死に頭を上げようとする。しかしザックマーニャの魔力の威圧が迸り、全く頭を上げることができない。渾身の力をふり絞り、視線を少しだけ上に上げる。
彼女の腰に下がっている小さな短刀……それがエレノールの目に入った。
禍々しき光を放つその短刀、脈打つような強大な魔力がそこから放たれているのが分かる。そう、それは魔法の短刀などでは無い事は無論明白だ。
(それだ……それだな! 『神の包丁』 今のあたしなら……)
ザックマーニャの持つそれは、レンジやコーマが持つ、このエリュハルトという世界の神秘を内風した魔道具と同じもの。『神の包丁の一振り』であった!
そんなエレノールの視線上に、急にしゃがみ込んだのであろうザックマーニャの幼い顔が割って入る!
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