くたびれたサラリーマンが、拾ったメスガキケルベロス3人にあまあまえちえちに弄ばれて性癖ぶっ壊される話

フォトンうさぎ

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(3)情緒が壊されるらしい

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 ピンクの甘い煙が部屋から消え去った後、三戸は突如現れたメスガキ3人衆の話を正座の状態でぽかんと聞いていた。
 正座の状態で感じる足への痺れや太ももをつねったりして感じる痛みで、これは現実かと確かめるものの、どうやら本当に現実に起きていることらしい。

「だ・か・ら、そう言ってんじゃん。アタシ達3人が、おにぃさんが後生大事~に保護してくれたケルベロスだよっ♡」

「いや、その、もう一度変身見せてもらったけど信じられないんだが。いまいち頭にきっちり入ってこなくって……」

 えーまだわかってくれないの-、と不満げな顔を見せる金髪ショートカットのメスガキ。小学生を卒業する頃に見えるような年齢の体格だ。
 目は釣り目で黄色いトパーズを思わせ、すっと切り裂くような黒い線に見える綺麗な瞳が印象的だ。
 頭頂には3人の髪色に共通するらしい犬耳がピンと生えており、うっすらとピンクの薄い肌も見せるその耳は、三戸の声を聞き漏らさないように聞き耳を立てている。
 そんな彼女は控えめな胸の前で悩むように手を組んで、正座したままの彼を困ったように見下げていた。

「あの時のお兄さん、かっこよかったです♡ 暖かく素晴らしい食事まで用意していただいて、本当に感謝してもしきれないです」

「けっこう面倒そうな表情を自分でしていたと思うけど……。あと素晴らしい食事っていっても、これ大丈夫かなと不安になりながらレンジでチンしたサラダチキンだぞ」

 次に、自慢そうな膨らみを称えた胸に手を当て、ピンクツインテールのメスガキがうっとりと言葉を紡ぐ。布団の中ではロングヘアだったが、まとめたのだろう。
 頭頂のピンクの耳はやや垂れ気味で、おっとりとした印象を受けた。目元も甘く蕩けた下がり眉で、困った表情をする三戸を優しく見守っているかのようだ。
 身長からして幼そうに見えるが、その胸のサイズと柔らかさはこのまま成長していけばナイスバディになるだろうという可能性を感じさせるほどで、ごくりと唾を飲むほどであった。

「あぁ♡ 現実感の無さに困惑するお兄さまの表情、素敵ですの♡ その惑う指先で昨日の浴室のように、熱く触れられると、あん♡」

「状況は別としてコイツの性格は大丈夫なのか、おい。なんか二人とも目を逸らしてるけど、大丈夫なんだよな?」

 やぁぁん♡ と恥ずかしがるように両手のひらを頬に当て、くねくねと悶えるように腰を振る黒髪ロングのメスガキ。なんかコイツからはヤバい匂いがすると、三戸は正座したまま足をずらして少し後ろに下がった。
 赤い瞳に自己主張する様に尖りを見せる犬歯。しかし楽し気にニヤついたというより、獲物を見つけたかのような不気味さと危機感を覚えてしまうニヤァとした笑み。
 腰を振りふりしてセクシーさを感じさせる動きをしているが、体つきはすとんと物をスムーズに落とす凹凸の無さで、3人の中で一番子供らしさを感じさせる。
 獲物を刈る直前のような不気味な目つきに、三戸の背筋がぞくりと震えた。

「……ぉう。で、三人ともあのケルベロス? そのもので? 人間に変身してこうなるって?」

 彼女達によれば、3つ頭のケルベロス=自分達3人ということらしく、あの子犬の状態から3人の少女として分裂できるとのことだった。何をどうすれば物理法則を無視してこうなれるのか。

「あっ。自己紹介がまだだったよね、おにぃさん♡ アタシはマヤだよー♡ これからちょびっと世話になると思うけどよろしくねぇ♡」

「私はサーヤと申します。ふふっ♡ 優しいお兄さんに保護してもらえて、とっても嬉しかったです♡ できれば、このままここで愛を育んでいきたい……♡」

「うふふふふ……♡ メアーと申しますの♡ お兄さま、どうか、どうか私達のことを……いいえ、私のことをよろしくお願いいたします♡」

 ようやく3人に自己紹介され、金髪でませてるメスガキチックな少女がマヤ、礼儀正しくもどこか妖艶な雰囲気を漂わせるのがサーヤ、怪しいどころか襲い掛かってきそうな危険な雰囲気なのがメアーと、三戸はひとまず頭に入れていく。

「それにしてもおにぃさん大丈夫~? 私たちが話している間もなんか疲れた様子で、くたびれて情けない~って感じなんだけど?」

「そりゃあ……疲れてるのはそうだけどさ」

 三戸からすれば、部屋に缶詰のリモートワークの上に上司に怒られまくった挙句、意味の分からないケルベロス=メスガキ三人衆を拾って布団の中で全裸でいたずらされたのだから、疲れが溜まっていても当然である。
 しかも、さらにこう考えたのだ。『この3人の面倒、もしかして俺が見るの?』と。

「アタシ達がおにぃさんを支えてあげよっかぁ~? まっ、助けてもらった恩だし♡ でもぉ……私達のようなちっちゃ~い子供達に助けてもらう大人ってぇ、情けなっ♡」

「くっ……! 俺はどうせ情けない大人だよ……!」

 三戸はうつむいて膝の上でぎゅっと掌を握り、歯噛みしてしまう。独り暮らし缶詰で仕事も上手くできておらず、子供に助けを求めようものなら、マヤの言うとおりに情けない大人だろう。
 だがそんな三戸の頭をふわりと抱えて、サーヤがよしよしと優しく撫でてくる。

「お兄さんは決して情けない大人なんかじゃありません♡ 私達のような得体のしれない子でも保護してくださり、面倒を見てくれた優しい人です♡ 誰にどう言われようと、私はお兄さんのことを大好きでカッコいいと思ってます♡ よしよし……辛い生活を送っているんですね……♡ 『穢れ』がたくさん溜まってます……」

「サ、サーヤ……?」

 それに加え、背中からぎゅっと誰かに抱きつかれそっと囁かれる。どうやらメアーなようだが、その声色は恐ろしさを感じさせるものではなく、三戸を励ますようなものだった。

「ええ、ええ、そうです……♡ お兄さまは大変立派なお方ですの♡ 涙をこらえて私達を保護してくださった恩、必ず返させていただきます♡ ですが、どうか今は泣いてくださいまし……♡ 胸につっかえているものは一旦ここで吐き出してしまってよいのですよ……♡」

「メアー……うっ、うぅ……」

 彼女に生活の全てを知られているわけではないが、三戸は肯定と人肌の暖かさに久々に触れ、つい涙を流してしまう。ずっとずっと誰にも吐き出さずに堪えてきた辛さや寂しさを吐露しながら。

「あーもうっ。おにぃさん、いじめちゃってごめんね? 何があったのかは知らないけどさ、今はアタシ何も言わないよ? 落ち着くまでいろいろ吐き出しちゃえ♡ それにアタシ達、今後はおにぃさんの傍にいてあげるんだから。辛いことがあったらどんなことでも話してね♡」

 マヤも三戸の腕に寄り添い、その腕をそっと抱きしめる。三戸はもう訳も分からない泣いて、人恋しいとか仕事が辛いなどの弱音をどんどん吐き出していった。
 それから泣き止むまでに十数分間、三戸はメスガキケルベロス娘たち三人にあやしてもらっていた。

「ぐすっ……! そういえば傍にいるって……?」

「え? そのまんまの意味だよ? マヤ達三人が、けがれのたまったおにぃさんのために、一緒に暮らしていっぱいサポートしてあげるねっ♡」

「お兄さん、とても辛そうでしたから♡ 私達と共生関係になりましょうね♡」

「うふふふ……♡ 私は、一緒に暮らすだけでもよいのですが♡」

 ようやく三戸の体から離れた三人娘は、これからもこの家にいて彼の生活をサポートする予定であることを話した。
 確かに人恋しいし寂しいし、誰かが側にいてくれることは三戸にとってありがたいことなのだが……。

「……生活費は、どうする?」

 三人は同時で下手にぴゅーっと口笛を吹いた。
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