14 / 64
第十四話 エリナの特訓
しおりを挟む
「じゃー、行ってくるねー」
怒り心頭のエリナを尻目に、金髪JSこと邪神マユマユは、にししー、と笑いながら、手にした大して中身なんて入らなさそうなのにむやみに高そうなストラップ付ポーチを振り回すようにして事務所を出て行った。
あの人、頼りになるんだろうか。
うーん、わからん。
「協力者第二号ゲットだわね、やるじゃない勇者A。さあ、まだあたしたちにできることは?」
「はい。ありますとも。ここで、肝心かなめのエリナ弁護人の登場です」
「あ、あたし!?」
まだマユマユの背中に、がー! と噛みつく真似をしていたエリナは、いきなり話の矛先を向けられて、慌てて姿勢を正し、俺に押し出されるままにみんなの前に歩み出た。
「イェゴール所長、正直に言ってください。エリナの弁護人としての能力はどんな物です?」
「そ、そうねえ……」
ちらり、と一瞥してから、
「まだアシスタントとしての参加しかしていないからねぇ……そりゃあ、もう」
「あ、やっぱそうですか。そりゃあ、もう、ですよね」
「そりゃあ、もう――その続きは何ですかぁあああああ!」
思ってもみない低評価にエリナはキレ始めたが、どうあがいたって経験不足な点は否めない。それは自分自身でも嫌というほどわかっているのだろう。それ以上返す言葉もなく、むっつりと黙りこくってむくれている。しかし、それはあくまで『今現在においての評価』だ。
「ハールマンさんとマユマユさんが何か情報を掴んで戻ってきてくれることを信じつつ、残りのみなさんには、エリナを一人前の弁護人に仕上げるためのお手伝いをお願いしたいんです」
「具体的に指示するのよ、勇者Aクン」
「はい」
イェゴール所長はもちろん、残りの面々の表情を見れば、もう協力する気まんまんであることは聞かずともわかった。俺は彼らの心意気に応えるべく、一人一人の顔を見つめて告げた。
「本番の前に、『魔法律審判』のリハーサルをしておきたいんです」
俺は続ける。
「もちろん、被告人役は俺で、弁護人役はエリナです。糾弾人役の方は……この事務所で、もっとも腕のいい人にお任せしたいんですが――」
「なら、あたしがお引き受けするしかないわねぇ、なんたって、所長、なんだし」
「しょ――所長と戦うんですか!?」
「なによ、エリナ? ご不満? それとも――怖気づいちゃったのかしら?」
言われてエリナは、生来の勝気な性格が顔を出し、むっ、と顔をしかめた。
「や、やればいいんですよね、やれば! エルヴァールに勝つつもりならやるしかないですし」
「そうそう。そういうことよ」
「あとの方は、エリナにアドバイスをするのと、傍聴人役をお願いできますか?」
意外なことに、誰ひとりノーとは言わなかった。むしろ、おもしろい余興だとでも思っているのか、好奇のまなざしで見つめていた。
最後に、肝心なことを俺は伝える。
「いいですか、みなさん。これから行うのはお芝居・練習ですけれど、手を抜いたりふざけたりは一切なしです。これは……業界第三位が業界第一位を倒すための、真剣勝負なんですから」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「はいはーい! 一旦ストップよー!」
ぱんぱん、とイェゴール所長が大きく手を打ち鳴らすと、今まで貼りつめていた緊張感がほぐれ、とたんにがやがやとオフィス内が騒がしくなった。
「はぁ……」
その中で、浮かない顔をしているのはエリナである。その隣で、俺と、所員のなかでも一番積極的にエリナのサポート役に徹してくれているサテュロスのカネラさんが落ち込むエリナをフォローし、アドバイスを続けていた。
「エリナっち。あそこで所長の物証不足を叩けなかったのは痛かったッスね。惜しかったッス」
「うん。カネラさんの言うとおり、もうちょっとだった。でも、だんだんうまくなってきたな」
「でも、惜しい、とか、もうちょっと、とかって喜んでる場合じゃないじゃない……!」
エリナは焦りが先に立っているのか、俺たちの顔も見ず、うつむいて爪をかじりながらヒステリックな叫びを上げた。カネラさんの小さな山羊角の下の耳が、びくり、と驚き震える。
「……これじゃあ、勝てない。こんなお遊戯程度で満足してたら、アイツには勝てっこない!」
「焦ったらダメッス、エリナっち。まず『審問会』では、動じない、うろたえないことが大事ッス」
短い限られた時間で知ったことだったが、カネラさんは相当の楽天家のようだ。まずはエリナに自信をつけてもらうためのリハーサルなので、適任だとも言える。
サテュロスであるカネラさんは、上半身だけ見ると普通の――いや、ややセクシー寄りの優しいお姉さんだ。口調はちょっとアレだけど。はちきれんばかりの白のニットセーターの上に、黒いボレロのような丈の短いジャケットを羽織っている。だが、下半身は山羊そのもので、おまけに何も身につけてはいない。これ、直視していいヤツなの? と俺はドギマギ中である。
そんな半獣半人のカネラさんは、下半身の茶色がかった毛を無造作に、ぷちり、と引き抜くと、俺たちの目の前でパラパラと散らせた。
「糾弾人の主張に、いちいち反応してたらダメなんス。たとえはじめて聞いた事実や証拠でも、こんな風にムダ毛でも引っこ抜いて、すっとぼけた顔で小馬鹿にしてやんないと。エリナっちは表情に出しすぎッスね。傍聴人たちや審問官を味方につけた方が、最後には勝つんスから」
「そ、そんなこと言われても……あたし、ム、ムダ毛とかない方ですし」
「いやいやいや! 喩え! 喩えッスよ!」
カネラさんは慌てて顔の前で手を振りながら、助けを求めるように俺を見た。
エリナは元々生真面目な性格なのだろう。気楽に、呑気にやればいい、的なアドバイスを受けてもなかなか実践できないのだ。その点では、あのバルトルさんにも通じるものがある。
それに今のやりとりでも感じられるように、こう見えて――ぐっ! 俺の尻が――根が素直でピュアピュアしているエリナは、他人がする喩え話をストレートに受け取ってしまうクセがあった。なので、ありもしない罪状を読み上げられようが『えっ!? あんた、そんなことやったの!?』と誰が見てもわかるほど驚いた表情を顔に出してしまうのだった。
「いててて……俺の脳内モノローグに蹴りでツッコミいれるんじゃない!」
「ふンだ。あんたの考えてることなんて、このエリナ様には全部お見通しなんですからね!」
「はぁ……ッス」
カネラさんは呆れたようにため息をついて、白いニットセーターの下の主張の激しい胸を支えるように腕を組んで悩ましげな顔をする。デカい。
「エリナっちのその、コロコロ変わる表情、好きっスけどねぇ……。『審問会』ではなるべく表情を変えない方がいいんス。どこを攻めたら効果的なのか、相手にまるわかりッスから」
「す、すみません、カネラセンパイ」
「あやまる必要、ないッスよー」
そこでカネラさんは、なにやら思いついたかのように、突然視線を俺に向けた。そして、ははーん、と悪そうな笑みを浮かべてみせた。
「そーいえば、ずっと引っかかってたんスけど。エリナっちって、勇者Aクンと話す時だけは緊張なんか少しもせず、割と言いたい放題言うッスよね? たった半月違いのあたしには、いまだに敬語ッスのに?」
「は――はいぃ!?」
エリナはよほど驚いたのか、聞いたこともないような高くうわずった声でそう言うと、落ち着かなげに視線を泳がせる。途中、俺の顔が視界に入ったのか、鋭い――ぐっ! ――蹴りが。
「にやにやしてんじゃないわよ、《咎人》!」
「してねぇだろぉおおおおお!!」
「ホント……仲いいッスねぇ」
「「よくない(ねぇ)ですから!」」
なぜかジャスト・タイミングで――ぐっ! ――俺たちの精いっぱいの抗議がハモった。
怒り心頭のエリナを尻目に、金髪JSこと邪神マユマユは、にししー、と笑いながら、手にした大して中身なんて入らなさそうなのにむやみに高そうなストラップ付ポーチを振り回すようにして事務所を出て行った。
あの人、頼りになるんだろうか。
うーん、わからん。
「協力者第二号ゲットだわね、やるじゃない勇者A。さあ、まだあたしたちにできることは?」
「はい。ありますとも。ここで、肝心かなめのエリナ弁護人の登場です」
「あ、あたし!?」
まだマユマユの背中に、がー! と噛みつく真似をしていたエリナは、いきなり話の矛先を向けられて、慌てて姿勢を正し、俺に押し出されるままにみんなの前に歩み出た。
「イェゴール所長、正直に言ってください。エリナの弁護人としての能力はどんな物です?」
「そ、そうねえ……」
ちらり、と一瞥してから、
「まだアシスタントとしての参加しかしていないからねぇ……そりゃあ、もう」
「あ、やっぱそうですか。そりゃあ、もう、ですよね」
「そりゃあ、もう――その続きは何ですかぁあああああ!」
思ってもみない低評価にエリナはキレ始めたが、どうあがいたって経験不足な点は否めない。それは自分自身でも嫌というほどわかっているのだろう。それ以上返す言葉もなく、むっつりと黙りこくってむくれている。しかし、それはあくまで『今現在においての評価』だ。
「ハールマンさんとマユマユさんが何か情報を掴んで戻ってきてくれることを信じつつ、残りのみなさんには、エリナを一人前の弁護人に仕上げるためのお手伝いをお願いしたいんです」
「具体的に指示するのよ、勇者Aクン」
「はい」
イェゴール所長はもちろん、残りの面々の表情を見れば、もう協力する気まんまんであることは聞かずともわかった。俺は彼らの心意気に応えるべく、一人一人の顔を見つめて告げた。
「本番の前に、『魔法律審判』のリハーサルをしておきたいんです」
俺は続ける。
「もちろん、被告人役は俺で、弁護人役はエリナです。糾弾人役の方は……この事務所で、もっとも腕のいい人にお任せしたいんですが――」
「なら、あたしがお引き受けするしかないわねぇ、なんたって、所長、なんだし」
「しょ――所長と戦うんですか!?」
「なによ、エリナ? ご不満? それとも――怖気づいちゃったのかしら?」
言われてエリナは、生来の勝気な性格が顔を出し、むっ、と顔をしかめた。
「や、やればいいんですよね、やれば! エルヴァールに勝つつもりならやるしかないですし」
「そうそう。そういうことよ」
「あとの方は、エリナにアドバイスをするのと、傍聴人役をお願いできますか?」
意外なことに、誰ひとりノーとは言わなかった。むしろ、おもしろい余興だとでも思っているのか、好奇のまなざしで見つめていた。
最後に、肝心なことを俺は伝える。
「いいですか、みなさん。これから行うのはお芝居・練習ですけれど、手を抜いたりふざけたりは一切なしです。これは……業界第三位が業界第一位を倒すための、真剣勝負なんですから」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「はいはーい! 一旦ストップよー!」
ぱんぱん、とイェゴール所長が大きく手を打ち鳴らすと、今まで貼りつめていた緊張感がほぐれ、とたんにがやがやとオフィス内が騒がしくなった。
「はぁ……」
その中で、浮かない顔をしているのはエリナである。その隣で、俺と、所員のなかでも一番積極的にエリナのサポート役に徹してくれているサテュロスのカネラさんが落ち込むエリナをフォローし、アドバイスを続けていた。
「エリナっち。あそこで所長の物証不足を叩けなかったのは痛かったッスね。惜しかったッス」
「うん。カネラさんの言うとおり、もうちょっとだった。でも、だんだんうまくなってきたな」
「でも、惜しい、とか、もうちょっと、とかって喜んでる場合じゃないじゃない……!」
エリナは焦りが先に立っているのか、俺たちの顔も見ず、うつむいて爪をかじりながらヒステリックな叫びを上げた。カネラさんの小さな山羊角の下の耳が、びくり、と驚き震える。
「……これじゃあ、勝てない。こんなお遊戯程度で満足してたら、アイツには勝てっこない!」
「焦ったらダメッス、エリナっち。まず『審問会』では、動じない、うろたえないことが大事ッス」
短い限られた時間で知ったことだったが、カネラさんは相当の楽天家のようだ。まずはエリナに自信をつけてもらうためのリハーサルなので、適任だとも言える。
サテュロスであるカネラさんは、上半身だけ見ると普通の――いや、ややセクシー寄りの優しいお姉さんだ。口調はちょっとアレだけど。はちきれんばかりの白のニットセーターの上に、黒いボレロのような丈の短いジャケットを羽織っている。だが、下半身は山羊そのもので、おまけに何も身につけてはいない。これ、直視していいヤツなの? と俺はドギマギ中である。
そんな半獣半人のカネラさんは、下半身の茶色がかった毛を無造作に、ぷちり、と引き抜くと、俺たちの目の前でパラパラと散らせた。
「糾弾人の主張に、いちいち反応してたらダメなんス。たとえはじめて聞いた事実や証拠でも、こんな風にムダ毛でも引っこ抜いて、すっとぼけた顔で小馬鹿にしてやんないと。エリナっちは表情に出しすぎッスね。傍聴人たちや審問官を味方につけた方が、最後には勝つんスから」
「そ、そんなこと言われても……あたし、ム、ムダ毛とかない方ですし」
「いやいやいや! 喩え! 喩えッスよ!」
カネラさんは慌てて顔の前で手を振りながら、助けを求めるように俺を見た。
エリナは元々生真面目な性格なのだろう。気楽に、呑気にやればいい、的なアドバイスを受けてもなかなか実践できないのだ。その点では、あのバルトルさんにも通じるものがある。
それに今のやりとりでも感じられるように、こう見えて――ぐっ! 俺の尻が――根が素直でピュアピュアしているエリナは、他人がする喩え話をストレートに受け取ってしまうクセがあった。なので、ありもしない罪状を読み上げられようが『えっ!? あんた、そんなことやったの!?』と誰が見てもわかるほど驚いた表情を顔に出してしまうのだった。
「いててて……俺の脳内モノローグに蹴りでツッコミいれるんじゃない!」
「ふンだ。あんたの考えてることなんて、このエリナ様には全部お見通しなんですからね!」
「はぁ……ッス」
カネラさんは呆れたようにため息をついて、白いニットセーターの下の主張の激しい胸を支えるように腕を組んで悩ましげな顔をする。デカい。
「エリナっちのその、コロコロ変わる表情、好きっスけどねぇ……。『審問会』ではなるべく表情を変えない方がいいんス。どこを攻めたら効果的なのか、相手にまるわかりッスから」
「す、すみません、カネラセンパイ」
「あやまる必要、ないッスよー」
そこでカネラさんは、なにやら思いついたかのように、突然視線を俺に向けた。そして、ははーん、と悪そうな笑みを浮かべてみせた。
「そーいえば、ずっと引っかかってたんスけど。エリナっちって、勇者Aクンと話す時だけは緊張なんか少しもせず、割と言いたい放題言うッスよね? たった半月違いのあたしには、いまだに敬語ッスのに?」
「は――はいぃ!?」
エリナはよほど驚いたのか、聞いたこともないような高くうわずった声でそう言うと、落ち着かなげに視線を泳がせる。途中、俺の顔が視界に入ったのか、鋭い――ぐっ! ――蹴りが。
「にやにやしてんじゃないわよ、《咎人》!」
「してねぇだろぉおおおおお!!」
「ホント……仲いいッスねぇ」
「「よくない(ねぇ)ですから!」」
なぜかジャスト・タイミングで――ぐっ! ――俺たちの精いっぱいの抗議がハモった。
0
あなたにおすすめの小説
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら
リヒト
ファンタジー
現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。
そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。
その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。
お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。
ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。
お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる