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第三章 忌み人は闇と踊る
忌み人は闇と踊る(9)
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あれー? おかしいですね?
一大決心で打ち明けた愛の告白だったんですけれど、すっかり杏子を元気づけるための風変りなジョークの類だと思われてます。おっかしーなー? バグってますかあたしの人生。ひとしきり笑い立てた後は白兎さんがさらりと交代する形で話が進んじゃってますよちくしょう。
「それでか……。だから『四十九院探偵事務所』御指名で、調査の依頼をしてきたんだな?」
「ええ――」
「そ、そこですよ、お嬢!」
白兎さんが答え合わせをするつもりで発した一言に、今まで沈黙していた蛭谷さんが不満そうに声を荒げて円城寺さんの台詞を遮ると、何度も白兎さんを指差し怒りをあらわにします。
「なんでわざわざこんな三下風情に! 俺たちを使ってくれれば良かったじゃないですか!」
「あなたのその気持ちは嬉しいのです、蛭谷。けれども――」
円城寺さんは表情を引き締め、背にした壁面に据え付けられたモニター群を振り返りました。そこには、ホテル内の各所に設置された防犯カメラの映像が。もちろんフロントもです。
「さっきのような振る舞いをあたしは許しません。もう今のあなたたちは組員でも構成員でもないのですよ? ようやく真っ当な生き方をし始めたというのに、あたしの身辺調査の依頼などしたら、多少どころかかなりの無茶や乱暴な行為をしかねないでしょう? 違いますか?」
「そ……それは……。しかし、お嬢!」
「お嬢、という呼び名もやめてくださいとお願いしたはずです」
一回りは年下であろう円城寺さんにやり込められ、ぐ、と蛭谷さんが言葉に詰まりました。
「はぁ……いまだにあなただけは直りませんね? 杏子と呼んでくださいと言いましたよ?」
「そ、それは……! そ、そうなんですが、そのう……」
何か気になりますね、蛭谷さんの反応。
ちょっと赤い?
もしかして――ありえる、うん。
しかし、そんなことは意にも介さず、白兎さんがのんびりとした口調で横槍を入れます。
「俺を目の敵にするのは少しも構わんがな? 彼女の心情も汲み取ってやれよ。ここで妙な悪目立ちをしたら、せっかく真面目に生きようとするお前たちの将来への障害になる、そう思ってのことだろう。お前たちが俺より頼りにならないだとか、そういう意味じゃないんだから」
「……てめぇに言われるまでもねぇってんだろ、三下」
「おいおいおい。そんな汚い台詞、また叱られるぞ?」
「ンだと、コラ!? やンのか、おぅう?」
「……一応言っとく。俺、喧嘩は強いぜ?」
んっ――おほん。
「「……すみません」」
半ば呆れ半分で円城寺さんが咳払いを一つすると、二人の低レベルな争いはたちまち休戦となりました。学院では決して見せることのない鋭い氷の視線。これはこれで……良き……。
「近頃、あたしの近辺でストーカー行為をしている人物がいるようなので、こちらの探偵事務所様にご相談に伺ったのです。万が一という可能性を考慮して、かつての『黒堂会』に属していなかった第三者に依頼したのですよ。あたしが申し上げたい意図は……分かりますよね?」
「面が割れていない人間、そういう意味ですか?」
「ええ。考え過ぎだとは思うのですけれど、用心のためです」
そこで事情を知らない蛭谷さんに、今回の依頼内容について二人からざっくりと説明をしますと、蛭谷さんは元から吊り上がり気味の目と眉を一層険しくさせてこう言いました。
「うーん……。向こうさんの意図が今一つ掴めませんね。こっちは見ているぞ、全部知っているぞ、ってな類の脅しや警告だとしても、おじょ――代行を困らせたり嫌がらせするのが最終目的だったら、とっとと学院中にでもふれまわるなりチクるなりすれば良い。違いますか?」
「そうです。そのとおりです」
円城寺さんは応えます。その正面に座っている白兎さんも同じく首を縦に振り肯定します。
「カジュミシェ側にある外部調査の身上書には、黒堂会との繋がりは一切記載されていないと思いますから。それに、ウチの学院、アルバイトは厳禁ですもの。叱られてしまいますわね」
『アルバイトは厳禁』の台詞に釣られて、あたしの背筋まで、ぴん、と伸びます。しかしながらやっぱり天下の名門お嬢様学校。あたしは知りもしませんでしたが、委託された第三機関がすみずみまで調べ上げた身上書なんて物騒な物まであるんですね。おぉ、怖い怖い。
「うーん……なら、新聞記者か何かでしょうか? おぅ、その辺どうなんだよ、探偵?」
「いや、今のところその可能性も低いんだ」
呼び方が『三下』から『探偵』に格上げされたせいなのか、二人の会話はスムーズです。
「暴力団ガラミの記事を定期的に掲載している『例の大衆誌関係者』にそれとなく探りを入れてみたんだが、近頃は三分裂した最大勢力の覇権争いの話題だけで、十分カネになるらしい」
「三菱の件か? なら、当分オカズには困らねえだろうさ。じゃあ一体何処の野郎だ?」
「言ったろ? まだ調査中の段階だと。急かすなよ」
「ったく、使えねえ……」
「横から口出すだけなら誰でもできる。こっちはプロだ。貰った金額分はきっちりやってる」
二人の会話が険呑な雰囲気を漂わせ始めましたが、いち早く円城寺さんがそれぞれに向けて目配せをしたので互いにそっぽを向く程度で収まりました。円城寺さんは白兎さんに尋ねます。
「かなり範囲は絞り込めた、そのように安里寿さんからはご連絡をいただきましたけれど」
「ああ。メッセージアプリの発信記録を探り、この一帯、半径三キロ以内から必ず発信されている、というところまでは特定済みだ。もう一段階、半径一五〇〇メートル以内まで絞り込めるかどうかは現在検討中。ただ、俺個人の考えを述べるなら、それはあまり効果的じゃない」
至って自然な仕草でポケットから煙草の箱を取り出し、一本口に咥えたところで――ぴしり!――隣に座るあたしからライターを握る手の甲に痛烈な一撃をお見舞いされ、肩を竦める白兎さん。代わりに火のついていない煙草を指先で軽くつまみ、指揮棒のように振りかざします。
「どうしてか? それはな? ストーカーは常に移動しているからだ。必ず円の範囲内にいるんだが、一箇所に留まる傾向が無い。となると必然、複数人による犯行って線も薄くなる」
「直接円城寺さんを観察して、都度メッセージを送信しているから、ってことですよね?」
「そういうことだ、祥子ちゃん。この仮定が正しいなら、範囲を狭めても有利には働かない」
ストーカーがパソコンを使って送信していることはもう判明済みです。犯行の際、自宅やネットカフェを利用しているのであれば範囲の限定、位置の特定は必須でしょうけれど、常に移動しているのであれば、いくら調査して絞り込もうが、『点』にはならず『面』のままです。
そこで白兎さんは火のついていない煙草を咥え直し、改めて円城寺さんに向けてこう告げました。
「今言ったとおり、調査は着実に進行している。ただ、決定打に欠けているのは事実だな」
「分りました。で、あの――」
円城寺さんはそっと窺うように白兎さんとあたしを交互に見比べます。
「まだお伺いしていなかったと思うのですけれど、何故『四十九院探偵事務所』に祥子が?」
「あ……。そ、そうでしたそうでした」
そこであたしは、慎重に言葉を選んで具体的な人物名が出ないように用心しながら、これまであたしが、学院で起こった事件の『謎解き』をお願いしていたことを杏子に説明しました。と同時に、その『謎解き』の対価として探偵事務所のお手伝いを『自主的』にしていることも。
「なので、今回はそのう……助手役ということで杏子の身辺警護を……」
と口にしてから、はっ、とその言葉の示す意味の重大性に気付き、大慌てで付け加えます。
「い、いえいえ! 違いますよ? お友達云々っていうのは、演技とか任務とか戦略とか、そういう変なアレじゃないですからね!? あたしは本当に杏子と友達になりたくって――!」
「分かってるわよ、祥子。分かってる」
円城寺さんは膝頭を握り締めているあたしの手に触れ、じんわりと微笑んでくれたのです。やーん、好きぃ!
「あなたはそんなことできるほど器用じゃない。それにさっきみたいにあたしのために本気で怒ったり喜んだりしてくれる、それが祥子って女の子。……さすがに愛の告白には引いたけれど」
「杏子………………! って、やっぱ引きました? か、軽めのジョークですってば、えへ」
ばかばかばかっ、あたしのばか!
こんな誤魔化し方したら、杏子は二度と真剣に受け取ってくれなくなっちゃうじゃ――!
一大決心で打ち明けた愛の告白だったんですけれど、すっかり杏子を元気づけるための風変りなジョークの類だと思われてます。おっかしーなー? バグってますかあたしの人生。ひとしきり笑い立てた後は白兎さんがさらりと交代する形で話が進んじゃってますよちくしょう。
「それでか……。だから『四十九院探偵事務所』御指名で、調査の依頼をしてきたんだな?」
「ええ――」
「そ、そこですよ、お嬢!」
白兎さんが答え合わせをするつもりで発した一言に、今まで沈黙していた蛭谷さんが不満そうに声を荒げて円城寺さんの台詞を遮ると、何度も白兎さんを指差し怒りをあらわにします。
「なんでわざわざこんな三下風情に! 俺たちを使ってくれれば良かったじゃないですか!」
「あなたのその気持ちは嬉しいのです、蛭谷。けれども――」
円城寺さんは表情を引き締め、背にした壁面に据え付けられたモニター群を振り返りました。そこには、ホテル内の各所に設置された防犯カメラの映像が。もちろんフロントもです。
「さっきのような振る舞いをあたしは許しません。もう今のあなたたちは組員でも構成員でもないのですよ? ようやく真っ当な生き方をし始めたというのに、あたしの身辺調査の依頼などしたら、多少どころかかなりの無茶や乱暴な行為をしかねないでしょう? 違いますか?」
「そ……それは……。しかし、お嬢!」
「お嬢、という呼び名もやめてくださいとお願いしたはずです」
一回りは年下であろう円城寺さんにやり込められ、ぐ、と蛭谷さんが言葉に詰まりました。
「はぁ……いまだにあなただけは直りませんね? 杏子と呼んでくださいと言いましたよ?」
「そ、それは……! そ、そうなんですが、そのう……」
何か気になりますね、蛭谷さんの反応。
ちょっと赤い?
もしかして――ありえる、うん。
しかし、そんなことは意にも介さず、白兎さんがのんびりとした口調で横槍を入れます。
「俺を目の敵にするのは少しも構わんがな? 彼女の心情も汲み取ってやれよ。ここで妙な悪目立ちをしたら、せっかく真面目に生きようとするお前たちの将来への障害になる、そう思ってのことだろう。お前たちが俺より頼りにならないだとか、そういう意味じゃないんだから」
「……てめぇに言われるまでもねぇってんだろ、三下」
「おいおいおい。そんな汚い台詞、また叱られるぞ?」
「ンだと、コラ!? やンのか、おぅう?」
「……一応言っとく。俺、喧嘩は強いぜ?」
んっ――おほん。
「「……すみません」」
半ば呆れ半分で円城寺さんが咳払いを一つすると、二人の低レベルな争いはたちまち休戦となりました。学院では決して見せることのない鋭い氷の視線。これはこれで……良き……。
「近頃、あたしの近辺でストーカー行為をしている人物がいるようなので、こちらの探偵事務所様にご相談に伺ったのです。万が一という可能性を考慮して、かつての『黒堂会』に属していなかった第三者に依頼したのですよ。あたしが申し上げたい意図は……分かりますよね?」
「面が割れていない人間、そういう意味ですか?」
「ええ。考え過ぎだとは思うのですけれど、用心のためです」
そこで事情を知らない蛭谷さんに、今回の依頼内容について二人からざっくりと説明をしますと、蛭谷さんは元から吊り上がり気味の目と眉を一層険しくさせてこう言いました。
「うーん……。向こうさんの意図が今一つ掴めませんね。こっちは見ているぞ、全部知っているぞ、ってな類の脅しや警告だとしても、おじょ――代行を困らせたり嫌がらせするのが最終目的だったら、とっとと学院中にでもふれまわるなりチクるなりすれば良い。違いますか?」
「そうです。そのとおりです」
円城寺さんは応えます。その正面に座っている白兎さんも同じく首を縦に振り肯定します。
「カジュミシェ側にある外部調査の身上書には、黒堂会との繋がりは一切記載されていないと思いますから。それに、ウチの学院、アルバイトは厳禁ですもの。叱られてしまいますわね」
『アルバイトは厳禁』の台詞に釣られて、あたしの背筋まで、ぴん、と伸びます。しかしながらやっぱり天下の名門お嬢様学校。あたしは知りもしませんでしたが、委託された第三機関がすみずみまで調べ上げた身上書なんて物騒な物まであるんですね。おぉ、怖い怖い。
「うーん……なら、新聞記者か何かでしょうか? おぅ、その辺どうなんだよ、探偵?」
「いや、今のところその可能性も低いんだ」
呼び方が『三下』から『探偵』に格上げされたせいなのか、二人の会話はスムーズです。
「暴力団ガラミの記事を定期的に掲載している『例の大衆誌関係者』にそれとなく探りを入れてみたんだが、近頃は三分裂した最大勢力の覇権争いの話題だけで、十分カネになるらしい」
「三菱の件か? なら、当分オカズには困らねえだろうさ。じゃあ一体何処の野郎だ?」
「言ったろ? まだ調査中の段階だと。急かすなよ」
「ったく、使えねえ……」
「横から口出すだけなら誰でもできる。こっちはプロだ。貰った金額分はきっちりやってる」
二人の会話が険呑な雰囲気を漂わせ始めましたが、いち早く円城寺さんがそれぞれに向けて目配せをしたので互いにそっぽを向く程度で収まりました。円城寺さんは白兎さんに尋ねます。
「かなり範囲は絞り込めた、そのように安里寿さんからはご連絡をいただきましたけれど」
「ああ。メッセージアプリの発信記録を探り、この一帯、半径三キロ以内から必ず発信されている、というところまでは特定済みだ。もう一段階、半径一五〇〇メートル以内まで絞り込めるかどうかは現在検討中。ただ、俺個人の考えを述べるなら、それはあまり効果的じゃない」
至って自然な仕草でポケットから煙草の箱を取り出し、一本口に咥えたところで――ぴしり!――隣に座るあたしからライターを握る手の甲に痛烈な一撃をお見舞いされ、肩を竦める白兎さん。代わりに火のついていない煙草を指先で軽くつまみ、指揮棒のように振りかざします。
「どうしてか? それはな? ストーカーは常に移動しているからだ。必ず円の範囲内にいるんだが、一箇所に留まる傾向が無い。となると必然、複数人による犯行って線も薄くなる」
「直接円城寺さんを観察して、都度メッセージを送信しているから、ってことですよね?」
「そういうことだ、祥子ちゃん。この仮定が正しいなら、範囲を狭めても有利には働かない」
ストーカーがパソコンを使って送信していることはもう判明済みです。犯行の際、自宅やネットカフェを利用しているのであれば範囲の限定、位置の特定は必須でしょうけれど、常に移動しているのであれば、いくら調査して絞り込もうが、『点』にはならず『面』のままです。
そこで白兎さんは火のついていない煙草を咥え直し、改めて円城寺さんに向けてこう告げました。
「今言ったとおり、調査は着実に進行している。ただ、決定打に欠けているのは事実だな」
「分りました。で、あの――」
円城寺さんはそっと窺うように白兎さんとあたしを交互に見比べます。
「まだお伺いしていなかったと思うのですけれど、何故『四十九院探偵事務所』に祥子が?」
「あ……。そ、そうでしたそうでした」
そこであたしは、慎重に言葉を選んで具体的な人物名が出ないように用心しながら、これまであたしが、学院で起こった事件の『謎解き』をお願いしていたことを杏子に説明しました。と同時に、その『謎解き』の対価として探偵事務所のお手伝いを『自主的』にしていることも。
「なので、今回はそのう……助手役ということで杏子の身辺警護を……」
と口にしてから、はっ、とその言葉の示す意味の重大性に気付き、大慌てで付け加えます。
「い、いえいえ! 違いますよ? お友達云々っていうのは、演技とか任務とか戦略とか、そういう変なアレじゃないですからね!? あたしは本当に杏子と友達になりたくって――!」
「分かってるわよ、祥子。分かってる」
円城寺さんは膝頭を握り締めているあたしの手に触れ、じんわりと微笑んでくれたのです。やーん、好きぃ!
「あなたはそんなことできるほど器用じゃない。それにさっきみたいにあたしのために本気で怒ったり喜んだりしてくれる、それが祥子って女の子。……さすがに愛の告白には引いたけれど」
「杏子………………! って、やっぱ引きました? か、軽めのジョークですってば、えへ」
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