警察の罪

shin

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突然

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「開けてもらえるか?」



12月初旬の朝6時、インターホンの音と共に玄関から聞こえてくるその声で、私は目を覚ましたのです。

私の運命が大きく変わった日の始まりでした……。

まずは私の身上を軽く紹介したいと思います。
私は30歳の独身の男です。当時はアパートに一人暮らしをしていました。少し前に勤めていた会社を退職することを決め、溜まった有給で少しの間の休暇を楽しもうとしていました。
警察が突然きたのは勤務最終日から2日後のことです。

突然10人前後の刑事が家に入ってきてそのうちの一人が私に1枚の紙を見せつけました。
捜索差押令状という紙です。
突然、家に置いてあったスマホとパソコンを押収されてしまいました。


「なんのことかわかるよな?」
刑事はわたしに問い詰めてきます。その間も他の刑事は私の部屋を荒らし、まだ何かを探していました。

「なんのことだかわかりません。」

私がそのように返答すると、刑事は怒鳴り声をあげ

「とぼけんな!なめてんのか!」

そういって私をソファに突き倒しました。ソファに倒れるように座らされたのです。

家宅捜索していた刑事たちは何かを探していたようですがお目当てのものは見つからなかったようでした。

「今から署にお前を連行する。」

刑事はそう言って、私はミニバンの一番後ろの座席中央に乗せられました。アパートの住人達は朝から鳴り響く怒声に驚いたのか外に出てきていました。

署に向かう道中も先程の刑事から責め立てられました。

「このまま○○さん(被害者)の家に行ってもいいんだぞ!」

「お前は外面は真面目に見えても中身は腐った人間なんだ!」

そう言って私を口撃してきたのです。

署に着くと私は、取り調べ室に連れて行かれました。
私を口撃してきた刑事はK警部補と名乗りました。そして私にかけられている容疑について話しはじめました。

Kの話によると、6月の中旬頃、すでに退職していた元同僚S氏(女性)の家に停めてあった車に剥離剤をかけ塗装が落ちるという事件があったとのことでした。
その犯人が私だとKは言いました。被害者から告訴状も出ているとのことでした。

それから私は取り調べを受けることになりました。
KやKの部下達の違法とも言える取り調べが始まったのです。

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