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なつまつり
肆
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それからも店に持ち込まれる様々な楽器に触れていくうちに私はいつしか音楽に魅了されていった。学生時代はヒダやマリと一緒に吹奏楽部に入部して毎日楽しく過ごしていたっけ。懐かしい……。
そんなことを考えながらピアノを見つめていると、後ろから「君が代わりにやってくれるんだって?」
と話しかけられた。
振り返るとスーツを着た長身のオオカミが立っていた。
「初めまして、僕の名前はタッチョっていうんだ。よろしく」
ダッチョが握手を求めてきたので彼の手を握り返した。
手を握ってみてわかったけれど彼の手の肉球はとても立派であった。恐らく彼の本業は猟師なのだと思う。
「すみません、突然押しかけてきてしまって」
「いや全然問題無いさ。早速だけどうちのメンバーを紹介させてもらっていいかな」
私が お願いします と答えると彼は周りにいたメンバーを呼び寄せて自己紹介を始めた。
「まずはクラリネット担当のトラさん。彼女は普段は市役所に勤めるごく普通のおとなしいトラだけど怒ると見境なく暴れるから機嫌を損ねないように気をつけてね」
「次はフルートのマサユキくん。いつもは冴えないじじ……おじさんイノシシなんだけど、楽器を演奏するときはまばゆい輝きを放つイケメンに変わるから要チェックだよ」
「サックスのホラゲーック!!彼が吹くとどんな音も文字通りカメレオンのように七変化してしまうんだよ。聞いて驚k……ゲフンゴホン、ぜひ注目して欲しいな。あと彼、意外と寂しがり屋でいつも一人ぼっちなのが悩みみたいなので話し相手になってあげるといいかもね。もちろん楽器は丁寧に扱うこと。壊したりなんかしたら一生恨まれるかもよ」
「ホルン担当のシイラさん。見た目通り小動物系女子な彼女なんだけど実は隠れドSだったりするから気をつけて!見かけたら優しく声をかけてあげよう」
「最後はトランペット担当の僕。タッチョです。僕はこう見えても昔はプロを目指していた時期もあったのですが、今はこうして家業を手伝いながら細々と音楽活動をしているというわけですよ」
(あ、圧がすごい……)
そんなことを考えながらピアノを見つめていると、後ろから「君が代わりにやってくれるんだって?」
と話しかけられた。
振り返るとスーツを着た長身のオオカミが立っていた。
「初めまして、僕の名前はタッチョっていうんだ。よろしく」
ダッチョが握手を求めてきたので彼の手を握り返した。
手を握ってみてわかったけれど彼の手の肉球はとても立派であった。恐らく彼の本業は猟師なのだと思う。
「すみません、突然押しかけてきてしまって」
「いや全然問題無いさ。早速だけどうちのメンバーを紹介させてもらっていいかな」
私が お願いします と答えると彼は周りにいたメンバーを呼び寄せて自己紹介を始めた。
「まずはクラリネット担当のトラさん。彼女は普段は市役所に勤めるごく普通のおとなしいトラだけど怒ると見境なく暴れるから機嫌を損ねないように気をつけてね」
「次はフルートのマサユキくん。いつもは冴えないじじ……おじさんイノシシなんだけど、楽器を演奏するときはまばゆい輝きを放つイケメンに変わるから要チェックだよ」
「サックスのホラゲーック!!彼が吹くとどんな音も文字通りカメレオンのように七変化してしまうんだよ。聞いて驚k……ゲフンゴホン、ぜひ注目して欲しいな。あと彼、意外と寂しがり屋でいつも一人ぼっちなのが悩みみたいなので話し相手になってあげるといいかもね。もちろん楽器は丁寧に扱うこと。壊したりなんかしたら一生恨まれるかもよ」
「ホルン担当のシイラさん。見た目通り小動物系女子な彼女なんだけど実は隠れドSだったりするから気をつけて!見かけたら優しく声をかけてあげよう」
「最後はトランペット担当の僕。タッチョです。僕はこう見えても昔はプロを目指していた時期もあったのですが、今はこうして家業を手伝いながら細々と音楽活動をしているというわけですよ」
(あ、圧がすごい……)
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