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第5章 第3節 南の塔 ~発芽~
123.断罪されるみたいです
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ハジメは紅を優しく撫でながら入口へと向かって歩いていた。焼け野原となった大地すらかなり前の事のように思える。
「紅。ここは陽がこんなにしたんよ。本当に過保護だよね。俺は弱くて何も出来ないのは本当なのにね・・・。そう言われてドラゴンをぼこぼこにしたんだよ。陽は案外武闘派なんだよ・・・」
懐かしそうに話すハジメを紅は鳴き声も上げず静かに聞いていた。そうやって頂上までの道のりを倍以上の時間をかけて南の塔の入り口まで戻った。洞窟から出たハジメを太陽が眩しいくらいに照らす。
前世も含めて今まで生きてきた中でハジメ自身の感情をスルーする力をそれなりに養ってきた筈なのに、今回のことはかなり堪えていた。喪失感がかなり強い。あと1人航が残っているのにもかかわらずである。
「紅、空が高いね・・・」
彼女は静かにハジメの頬に自分の頬を擦り寄せた。そこへ声が掛かる。
「ハジメ殿、今度は拙者と一緒に行くでござる」
その声にハジメは笑顔で
「・・・そうだね。このまま西へ向かおうか、航」
そう決意をした航の男になった顔がそこにあった。
森の西にある最後の卒塔婆には航の瞬間移動で移動する。航の話では一歩先に移動したい大地を繋げてその土地に移動したいものが全て入れば大地への干渉を解除すると、その繋げられた土地は元の位置に戻ることになり、一瞬にして移動できるというわけらしい。ただし向こう側に何か存在していた場合は入れ替わってしまうため、注意が必要らしいが精霊である航にとってはその確認は大地の上であれば即座に出来てしまうので問題はないとのこと。そして目の前には大きな山にぽっかりと空いた穴が開いていた。どうやら次は洞窟の塔らしい。
航とハジメ、そして紅はその洞窟へと歩を進めて行った。
~アヴァの国 王都 王城~
「さてさて、どれくらい持ってくれることやら・・・」
壮年期に入ったであろう男が小さな瓶を眺めながら呟く。
「・・・おそらく2か月ほどかと・・・」
男の側で片膝を付いた黒頭巾の男が答える。
「・・・ほぉ、そこまで早いのか・・・。効果が出た後も証拠は残らないのだろうな?」
「はっ。エルフ国の薬師によれば、その90日後に突如効果を発し始め、1刻(2時間)のうちに絶命するとのことです。その間に『蘇生魔法』を使われなければ確実とのことでございます」
その答えに邪悪に満ちた笑みを見せる男は
「回復魔法では・・・?」
「回復魔法はその猶予を短くするだけのようでございます」
我が意を得たりと粘着質な笑みを顔に張り付ける。
「・・・ならば王が倒れた時回復魔法をかけるということは起こり得ることよのぉ・・・」
「はっ、そのように思われます」
男の笑みはより深くなっていた。
それから数刻後、彼は謁見の間に居た。その中央に王、右隣に宰相、左隣に枢機卿、そして大臣たちが並ぶ。王の目の前には魔法を封じ込める鎖で巻かれ座らされている集めるモノであるサイラス侯爵そしてその後ろに現王の弟ハワード・フォン・アヴァ公爵が立していた。
法務大臣が宰相の横からサイラスに向かって2歩前に出る。
「ただいまより、イブの街襲撃事件の解明を行います」
そう宣言し、王に向かって一礼する。
「・・・うむ。枢機卿、善悪判断を」
枢機卿と呼ばれた老齢の女性はサイラスの目の前まで歩くと持っていた錫杖を彼の頭の上に乗せる。
『汝の心は肉体を離れる。そして神の杖に宿る。神の目前にて嘘偽りなく詳らかになる。善悪判断!』
枢機卿の杖から淡い光が溢れ、サイラスの体に入り込んでいき、数秒後彼の体からその光が漏れ出て1枚の姿見ほどの大きさの鏡を作る。そして犯罪者の人生がダイジェストのように流れて行く。
彼は側室からグルト家の三男として生を受けたが三男という立場であったため、居ないものとして扱われていた。住居は別邸であり、その屋敷から外に出ることは成人まで出来なかった。成人まであと1年ほどの頃、実母が病に倒れそのまま息を引き取った。持病の悪化によるものであった。彼は生活の援助は受けていたが現金こは持たされていなかった為医者を自分で呼ぶことは出来なかった。父親に医者を呼んでほしいと願ったがそれは聞き届けては貰えなかった。元々小石やら枝やらを集めることが好きだったがこれ以降”金”に執着をし始める。その後半年ほどして王都ではやり病が流行し、自分の上の兄2人が立て続けに死亡することになり、三男であったサイラスが家督を受け継ぐこととなる。当主となった彼は父親が病に倒れても、母親の復讐と”金”への執着により、医者を呼ばず早々に死亡した。そして本妻や側室は一人残らず実家へと帰し、一人となった彼の”金”への執着はより強くなっていった。それから数年後玄関の前で1枚のカードを拾う。そこには金を集めている人物が描かれていた。彼は『まるで自分みたいじゃないか』と呟き胸のポケットに仕舞った。それから数日後彼はより一層集める事に執着していく。そしてカードを拾った1か月ほど後、所要で冒険者ギルドを訪れた時、生態系調査の目的で生け捕りされたゴブリンを見かけ、それがどうしても欲しくなったのだ。すると自然と自分の魔力がゴブリンに注がれ『ゴブリンを配下に入れました』と言うスキル独特の声がした。
そこまで映像と音声を再生した頃には枢機卿の息は上がり、額には玉のような汗が浮かんでいた。彼女はそれを拭わず一度歯を噛みしめ再度集中を始める。
それから彼は一人で街の外へ出かけゴブリンを配下に加え始める。配下たちは王都から南西にある森の中へ配置していたため見つかることはなかったが、魔力ポーションの出現により、サイラスの仕事が忙しくなり配下の所へ行くことが出来ない期間があり、落ち着いた時に森に行くとゴブリンたちは共食いを行いその数を減らしていたが、上位種族へと変化していたのである。これにサイラスは歓喜し、森に生息する他種の雌を苗床にゴブリンたちを繁殖し共食いさせ遂にはゴブリンキングをも生み出すことに成功することになる。
そしてその森の中にあった廃協会で予言者と呼ばれているシスターと出会い、闇の組織へと参加するようになって言った。そしてシスターの指示でカラスや黒魔術師、狩人、戦士と役職で呼ばれている者たちと共にイブの街へと侵攻することになった。そして彼は4種族のキングをその森で生み出すことに成功するのだった。それから様々な貴族宅を訪れクーラの領地の支配を提案して回ったが皆口々に『貴公には稼がせて頂いたが、あの地は王が下賜った地。それを手に入れるなんて恐れ多い』とそれを拒絶する。そして最後に王弟であるハワード公爵の自宅を訪ねハワードが部屋に入ってきた場面でプツンと映像が途絶える。
その映像を眺めていた王がすくっと立ち上がると枢機卿がばたりと倒れ、サイラスも白目を剥き、口から泡を出し、失禁をし伏せた。
「枢機卿をすぐに教会へと運び治療させよ。サイラス元侯爵は牢に入れよ」
近衛隊長がすぐさま指示を出しサイラスはそのまま牢へと運ばれ、枢機卿は近衛副隊長がお姫様抱っこをして運ぼうとしたとき、枢機卿は目を開け、
「申し訳ありません、最後までお見せできませんでした・・・」
と呟いた。王は彼女の手を取り、
「・・・すいませぬ、姉上。負担をかけてしまいました。ゆっくり休んでください」
と言うと彼女は老いた手で王の頬を撫で再び気を失ったのだった。王は心配そうに姉の手をもう一度握り胸の上に置いた。
「判決を告げる! サイラス元侯爵は処刑、家は断絶。この襲撃に関与した者どもには掛ける慈悲はなく公開処刑とする」
そう宣言した。
「紅。ここは陽がこんなにしたんよ。本当に過保護だよね。俺は弱くて何も出来ないのは本当なのにね・・・。そう言われてドラゴンをぼこぼこにしたんだよ。陽は案外武闘派なんだよ・・・」
懐かしそうに話すハジメを紅は鳴き声も上げず静かに聞いていた。そうやって頂上までの道のりを倍以上の時間をかけて南の塔の入り口まで戻った。洞窟から出たハジメを太陽が眩しいくらいに照らす。
前世も含めて今まで生きてきた中でハジメ自身の感情をスルーする力をそれなりに養ってきた筈なのに、今回のことはかなり堪えていた。喪失感がかなり強い。あと1人航が残っているのにもかかわらずである。
「紅、空が高いね・・・」
彼女は静かにハジメの頬に自分の頬を擦り寄せた。そこへ声が掛かる。
「ハジメ殿、今度は拙者と一緒に行くでござる」
その声にハジメは笑顔で
「・・・そうだね。このまま西へ向かおうか、航」
そう決意をした航の男になった顔がそこにあった。
森の西にある最後の卒塔婆には航の瞬間移動で移動する。航の話では一歩先に移動したい大地を繋げてその土地に移動したいものが全て入れば大地への干渉を解除すると、その繋げられた土地は元の位置に戻ることになり、一瞬にして移動できるというわけらしい。ただし向こう側に何か存在していた場合は入れ替わってしまうため、注意が必要らしいが精霊である航にとってはその確認は大地の上であれば即座に出来てしまうので問題はないとのこと。そして目の前には大きな山にぽっかりと空いた穴が開いていた。どうやら次は洞窟の塔らしい。
航とハジメ、そして紅はその洞窟へと歩を進めて行った。
~アヴァの国 王都 王城~
「さてさて、どれくらい持ってくれることやら・・・」
壮年期に入ったであろう男が小さな瓶を眺めながら呟く。
「・・・おそらく2か月ほどかと・・・」
男の側で片膝を付いた黒頭巾の男が答える。
「・・・ほぉ、そこまで早いのか・・・。効果が出た後も証拠は残らないのだろうな?」
「はっ。エルフ国の薬師によれば、その90日後に突如効果を発し始め、1刻(2時間)のうちに絶命するとのことです。その間に『蘇生魔法』を使われなければ確実とのことでございます」
その答えに邪悪に満ちた笑みを見せる男は
「回復魔法では・・・?」
「回復魔法はその猶予を短くするだけのようでございます」
我が意を得たりと粘着質な笑みを顔に張り付ける。
「・・・ならば王が倒れた時回復魔法をかけるということは起こり得ることよのぉ・・・」
「はっ、そのように思われます」
男の笑みはより深くなっていた。
それから数刻後、彼は謁見の間に居た。その中央に王、右隣に宰相、左隣に枢機卿、そして大臣たちが並ぶ。王の目の前には魔法を封じ込める鎖で巻かれ座らされている集めるモノであるサイラス侯爵そしてその後ろに現王の弟ハワード・フォン・アヴァ公爵が立していた。
法務大臣が宰相の横からサイラスに向かって2歩前に出る。
「ただいまより、イブの街襲撃事件の解明を行います」
そう宣言し、王に向かって一礼する。
「・・・うむ。枢機卿、善悪判断を」
枢機卿と呼ばれた老齢の女性はサイラスの目の前まで歩くと持っていた錫杖を彼の頭の上に乗せる。
『汝の心は肉体を離れる。そして神の杖に宿る。神の目前にて嘘偽りなく詳らかになる。善悪判断!』
枢機卿の杖から淡い光が溢れ、サイラスの体に入り込んでいき、数秒後彼の体からその光が漏れ出て1枚の姿見ほどの大きさの鏡を作る。そして犯罪者の人生がダイジェストのように流れて行く。
彼は側室からグルト家の三男として生を受けたが三男という立場であったため、居ないものとして扱われていた。住居は別邸であり、その屋敷から外に出ることは成人まで出来なかった。成人まであと1年ほどの頃、実母が病に倒れそのまま息を引き取った。持病の悪化によるものであった。彼は生活の援助は受けていたが現金こは持たされていなかった為医者を自分で呼ぶことは出来なかった。父親に医者を呼んでほしいと願ったがそれは聞き届けては貰えなかった。元々小石やら枝やらを集めることが好きだったがこれ以降”金”に執着をし始める。その後半年ほどして王都ではやり病が流行し、自分の上の兄2人が立て続けに死亡することになり、三男であったサイラスが家督を受け継ぐこととなる。当主となった彼は父親が病に倒れても、母親の復讐と”金”への執着により、医者を呼ばず早々に死亡した。そして本妻や側室は一人残らず実家へと帰し、一人となった彼の”金”への執着はより強くなっていった。それから数年後玄関の前で1枚のカードを拾う。そこには金を集めている人物が描かれていた。彼は『まるで自分みたいじゃないか』と呟き胸のポケットに仕舞った。それから数日後彼はより一層集める事に執着していく。そしてカードを拾った1か月ほど後、所要で冒険者ギルドを訪れた時、生態系調査の目的で生け捕りされたゴブリンを見かけ、それがどうしても欲しくなったのだ。すると自然と自分の魔力がゴブリンに注がれ『ゴブリンを配下に入れました』と言うスキル独特の声がした。
そこまで映像と音声を再生した頃には枢機卿の息は上がり、額には玉のような汗が浮かんでいた。彼女はそれを拭わず一度歯を噛みしめ再度集中を始める。
それから彼は一人で街の外へ出かけゴブリンを配下に加え始める。配下たちは王都から南西にある森の中へ配置していたため見つかることはなかったが、魔力ポーションの出現により、サイラスの仕事が忙しくなり配下の所へ行くことが出来ない期間があり、落ち着いた時に森に行くとゴブリンたちは共食いを行いその数を減らしていたが、上位種族へと変化していたのである。これにサイラスは歓喜し、森に生息する他種の雌を苗床にゴブリンたちを繁殖し共食いさせ遂にはゴブリンキングをも生み出すことに成功することになる。
そしてその森の中にあった廃協会で予言者と呼ばれているシスターと出会い、闇の組織へと参加するようになって言った。そしてシスターの指示でカラスや黒魔術師、狩人、戦士と役職で呼ばれている者たちと共にイブの街へと侵攻することになった。そして彼は4種族のキングをその森で生み出すことに成功するのだった。それから様々な貴族宅を訪れクーラの領地の支配を提案して回ったが皆口々に『貴公には稼がせて頂いたが、あの地は王が下賜った地。それを手に入れるなんて恐れ多い』とそれを拒絶する。そして最後に王弟であるハワード公爵の自宅を訪ねハワードが部屋に入ってきた場面でプツンと映像が途絶える。
その映像を眺めていた王がすくっと立ち上がると枢機卿がばたりと倒れ、サイラスも白目を剥き、口から泡を出し、失禁をし伏せた。
「枢機卿をすぐに教会へと運び治療させよ。サイラス元侯爵は牢に入れよ」
近衛隊長がすぐさま指示を出しサイラスはそのまま牢へと運ばれ、枢機卿は近衛副隊長がお姫様抱っこをして運ぼうとしたとき、枢機卿は目を開け、
「申し訳ありません、最後までお見せできませんでした・・・」
と呟いた。王は彼女の手を取り、
「・・・すいませぬ、姉上。負担をかけてしまいました。ゆっくり休んでください」
と言うと彼女は老いた手で王の頬を撫で再び気を失ったのだった。王は心配そうに姉の手をもう一度握り胸の上に置いた。
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