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第3部 自然の神秘
第3部 第1巻 第2章 生と死。睡眠状態と目覚めている状態。
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第3部 第1巻 第2章 生と死。睡眠状態と目覚めている状態。
眠りは、不完全な死である。
死は、完全な眠りである。
自然は、人を死という概念に慣れさせるために、人を眠りに従わせている。
また、自然は、夢によって、(肉体とは)別の(魂の)命の永遠性を人に知らせている。
眠りは人を星の光に沈めて浸すので、星の光は大海に似ている。
星の光という大海の中には、(星の光に分解されている存在の残骸という)難破した諸存在という漂流物、過去の物事の幻や反映、成りかけている物事の予感といった、無数の映像が漂流している。
人の神経の傾向は、人の運動に対応している、人の労苦に対応している星の光の映像を人の所に引き寄せる。
正に、磁石が、様々な金属の粒子群の間で動かされると、鉄屑を特に選んで磁石の所に引き寄せる、様に。
夢は、健康か病気か、自由な形にできる仲介するものである星の体が落ち着いているか乱れているか、結果として神経組織が落ち着いているか乱れているか、人に啓示する。
夢は、象徴が持っている類推可能性によって、人の予感を形にする。
なぜなら、全ての概念は人の肉体の命と魂の命という二重の命に関係していて、全ての概念には人にとって二重の意味が有る。
眠りの言葉が存在する。
眠りの言葉は、目覚めている状態では、理解不能であり、秩序的に並べて整理する事すら不可能である。
眠りの言葉は、自然の言葉である。
自然の言葉、眠りの言葉は、文字が象徴であり、音が周期である。
眠りは、めまいであるか、透明で意識が有る。
狂気とは、めまいを起こさせる永遠の催眠状態である。
激しい混乱は、狂人を正気に目覚めさせるか、殺してしまう。
幻覚が幻覚患者の知性と一体化してしまうと、幻覚は狂気という一時的な発作と成ってしまう。
全ての精神的な疲れは、眠りをもたらす。
ただし、神経の苛立ち、神経の興奮に伴う精神的な疲れの場合は、眠りは不完全に成ってしまい、催眠状態の性質を帯びてしまう。
人は、現実に生きている最中に、目覚めているまま、知らないで眠り込んでしまう時が有る。
人が現実に生きている最中に目覚めているまま知らないで眠り込んでしまっている時、人は、考える代わりに、夢見ている。
なぜ、過去に起きなかった事を人は覚えているのか?
なぜなら、完全に目覚めながら、人は、夢で過去に起きなかった事を見たのである。
目覚めているまま意図しないで知らないで無自覚に眠り込んでしまう現象が、突然、現実に生きている時によぎる事は、過労、徹夜のし過ぎ、飲み過ぎ、過敏によって神経系が興奮し過ぎている人の身に起きる時が有る。
偏執狂者は、非論理的な行動をしている時は、目覚めているまま眠っている。
偏執狂者は、完全に目覚めると、もはや何も覚えていない。
19世紀フランスのパパヴォワーヌ事件で、殺人犯のパパヴォワーヌは、警察に逮捕された時、「あなたたち警察は、殺人犯である他人を私パパヴォワーヌと間違えているのです」という注目するべき言葉を警察に穏やかに話した。
19世紀フランスのパパヴォワーヌ事件の殺人犯のパパヴォワーヌは、夢遊病者であったのである。
エドガー アラン ポーは、かつて酔っていた不適切な天才である。
エドガー アラン ポーは、偏執狂者の夢遊病者を小説で恐ろしく描いた。
ある時は、偏執狂者の夢遊病者は、墓の壁を通過して、殺人の犠牲者の心臓の鼓動が聞こえると思い込んでいる、殺人の犠牲者の心臓の鼓動が他人にも全員に聞こえていると思い込んでいる、殺人者である。
ある時は、偏執狂者の夢遊病者は、「私は、警察に自首しない限り、安全である」と自身に話しかける事によって安心していたが、自首する夢を声を出して見る様に成ってしまい、実際に自首した、毒殺者である。
エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を自分で考案したわけではない。
エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を、目覚めているままで、夢で見たのである。
そのため、エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を、衝撃的な現実の特色で非常に巧く話せたのである。
幻覚についての注目するべき作品で、精神医Briere de Boismontは、幻覚以外では完全に正気であるイギリス人の話を記している。
幻覚以外では完全に正気であるイギリス人は、「私は、見知らぬ人と出会って知人に成った。知人は、私の宿で私と昼食を食べた時に、私にセントポール大聖堂に同伴して行く様に頼んできた。私は知人とセントポール大聖堂を訪れた。私が知人と共に塔の頂上に昇ると、知人は私を塔の頂上から投げ落とそうと試みてきた」という幻覚を見て事実だと思い込んでいた。
幻覚以外では完全に正気であるイギリス人は、存在しない知人の幻覚を見た時から、自分にしか見えない存在しない知人の幻覚にとりつかれて、食事を食べ終わった後の独りの時は、常に、存在しない知人と幻覚の中で出会った。
危険は引き寄せる。
酩酊は酩酊を呼ぶ。
狂気には狂気に対して無敵の魅力が有る。
人が眠りに負ける時は、人を目覚めさせるかもしれない全てのものに恐怖を抱く。
幻覚患者、動かない夢遊病者、狂人、てんかん患者、激情による精神錯乱者は、正気に目覚めさせるかもしれない全てのものに恐怖を抱く。
狂人は、死に至る音楽を聞いて、死という踊りに加わる。
(マタイによる福音11章17節「あなたのために笛を鳴らしたのに、あなたは踊ってくれない」)
しかし、狂人は、めまいの渦に引きずり込まれている様に感じている。
狂人に話しかけても、もはや狂人は聞く耳を持たない。
狂人に注意しても、もはや狂人は注意を理解できず、注意は狂人にとってうるさくて狂人を苛立たせる。
狂人は、死という眠りによって眠っている。
死は、人をさらって行く流れである。
死は、人を下へ引きずり込む渦である。
しかし、死という渦の底から、人は、最低限の動きで、再び浮上できる。
反発力は、引き寄せる力に相当する。
正に死ぬ瞬間に、人は、再び激しく、肉体の命にとりついてしまう事が頻繁に有る。
人が肉体の命にとりつくのと同じ、つり合いの法によって、人は、眠りにとりつかれて従ってしまい、眠ったまま死んでしまう事が頻繁に有る。
湖の岸に、小舟が揺れている。
幼子は、小舟に乗って、進水してしまう。
水は、多数の反映で輝いて、幼子のまわりで踊り、幼子を呼ぶ。
小舟を留めていた鎖は、伸びきって、自壊する事を望んでいる様に見える。
湖の岸から、不思議な鳥が飛び出し、水面をかすめて飛び、喜んでいる波々の上で、歌っている。
幼子は、鳥の後を追おうと望み、鎖に手を置き、鎖の先の輪を外してしまう。
古代人は、死の引き寄せる力の神秘を、見抜いて、ヒュラスの例え話で表現した。
長い航海で疲れた、ヒュラスは、花で覆われた、エナメルの様な光沢で輝いている、島に辿り着いた。
ヒュラスは、水を汲むために泉へ近づく。
優美な幻がヒュラスに微笑む。
ヒュラスは、自分に手を差し伸べるニンフを見た。
ヒュラスは、ニンフにうろたえる。
そのため、ヒュラスは、重い水瓶を引き戻す事ができなかった。
泉からの鮮やかな香りは、ヒュラスを眠らせてしまう。
彼岸の香りは、ヒュラスを酔わせてしまう。
ヒュラスは、ナルキッソスの様に水の上に身をかがめた。
幼子が遊びでナルキッソスの水仙の花の茎を手折った。
水で満ちた水瓶が水底に落ち、ヒュラスも水瓶の後を追って水底に落ちる。
ニンフに抱擁される夢を見ながら、ヒュラスは、死んだ。
ヒュラスは、命の労苦に呼び戻すヘラクレスの声に対して、もう聞く耳を持たない。
ヘラクレスは、「ヒュラス! ヒュラス!」と叫んで、荒々しく全ての場所を走りまわる。
中略
「高等魔術の教理と祭儀」でエリファス レヴィは「物理的にも、死んだ人の復活は可能な現象である」と大胆に話した。
エリファス レヴィは「物理的にも、死んだ人の復活は可能な現象である」と話した時に、不可避の死の法を否定しなかった。
中止できる死は、昏睡状態と睡眠状態だけである。
ただし、昏睡状態や睡眠状態によって、死は常に始まる。
命の不安の後に続く、深い平和の状態という死は、楽に成った眠っている魂をさらって行ってしまう。
死ぬと、人は、激しく感動させる愛情や望みによってではないと、魂を戻せず、魂は新しい命に沈んで浸る事を強いられる。
世界の救い主イエスが地上にいた時代、地は、天よりも、美しく、望ましかった。
それにもかかわらず、ルカによる福音8章54節で、ヤイロの娘を復活させるために、イエスは大きな声で叫んで衝撃を加える必要が有った。
ヨハネによる福音11章35節で身を震わせて涙を流して泣く事によって、イエスは、イエスの友人ラザロを墓から復活させた。
人に成った神イエスですら叫んだりする必要が有ったくらい、素晴らしい眠りを眠っている疲れた魂に割り込む事は難しい!
同時に、死を受け入れる全ての魂にとって、同様に、死の様子は安らかである、というわけではない。
生きている事による目標を手に入れそこなった人や、激しい貪欲や癒されていない憎悪に夢中に成っている人といった、無知な人や罪人の魂に、永遠は恐ろしいくらいの悲しみの姿で現れるので、無知な人や罪人の魂は、肉体という死ぬ命に戻ろうと乱暴に試みる時が有る。
多数の魂が、地獄の悪夢に迫られて、氷の様に冷たい死体に避難したが、すでに死体は大理石の棺に閉じ込められている!
人は、ひっくり返った残骸である死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体を見つけて、「これは、生きたまま埋葬された人の死体である」と話していた。
しかし、ひっくり返った死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体は、生きたまま埋葬された人の死体ではない事が多い。
ひっくり返った死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体は、常に、死からの漂着物、永遠への入口での苦しみに完全に身を委ねる前に、肉体による第2の人生を生きようと試み求めた、墓で復活した人の死体であるかもしれない。
秘密にしていた、魔術についての本で、高名な催眠術師デュ ポテ男爵は、「人は、魔術の電気によって殺害できる」と記している。
自然の類推可能性を良く知っている人にとって、「人は、魔術の電気によって殺害できる」というデュ ポテ男爵の啓示は、不思議ではない。
対象者の、自由な形にできる仲介するものである星の体を、過剰に薄めて、または、突然に凝固させて、魂との鎖から肉体を解き放ってしまう事が可能なのは確かである。
突然死させるのに、激怒させるだけで、または、恐怖で圧倒するだけで、十分な場合が有る。
催眠術の習慣的な利用は、普通、被催眠者が身を委ねてしまう形で、被催眠者を催眠術師の思い通りにさせてしまう。
交流が十分に確立されていて、催眠術師が眠り、麻痺や気絶、強硬症カタレプシーなどを思い通りに被催眠者にもたらす事ができると、死を被催眠者にもたらすには、更なる些細な努力が必要なだけである。
エリファス レヴィは、実際の事実であるとして、ある話を聞いた事が有る。
ただし、エリファス レヴィは、事実であるとして聞いた話の真偽を完全には保証できない。
エリファス レヴィは、事実であるとして聞いた話を記す。
なぜなら、エリファス レヴィが、事実であるとして聞いた話は、真実であるかもしれない。
迷信と狂信に期待する半信半疑の類の人である、宗教と催眠術を疑っていた何人かが、貧しい少女を金銭で説得して催眠術の実験に従わせた。
少女は、感受性が強く、神経質であり、更に(貧困による)不規則過ぎる生活による不節制で疲れていて、生きている事に既にうんざりしていた。
催眠術の実験者は、少女に催眠術をかけて眠らせた。
催眠術の実験者は、少女に「見る」様に命令した。
少女は、涙を流して、「見る」事に取り組んだ。
催眠術の実験者は、少女に、神について何が「見える」か尋ねた。
少女は、手足を全て震わせた。
少女は、「駄目、駄目、神は私を脅して、見る事を断念させる。私は神を見れない」と話した。
「神を見なさい。催眠術師である私が望んでいるのだ」
少女は、目を見開き、少女の瞳孔は開いたので、恐ろしく見えた。
「何が見えるのか?」
「どう言い表せば良いのか、わからない……。
おおっ! お願いだから、私を目覚めさせてください!」
「駄目だ。
見なさい。
そして、何が見えるのか話しなさい」
「闇夜が見える。
闇夜の中に、2つの大きな常に回転している目のまわりに、全色の輝きが回転しているのが見える。
2つの大きな常に回転している目から光線が飛び出し、光線の螺旋の渦巻きは空間を満たす……。
おおっ! 痛い!
私を目覚めさせて!」
「駄目だ。
見なさい」
「それでは、どこを見る事を望んでいるのですか?」
「神の楽園の中を見なさい」
「駄目、私は神の楽園まで昇る事ができない。
大いなる闇が私を下へ押し返してしまう。
私は常に落下している」
「わかりました。
それでは、地獄の中を見なさい」
ここで、被催眠者の少女は、けいれんして動揺した。
少女は、「駄目! 駄目! 見れない。めまいがしそう。落下しそう! おおっ! 私を引き留めて! 私を引き留めて!」と、すすり泣きながら叫んだ。
「駄目だ、降りなさい」
「どこに降りて欲しいのですか?」
「地獄の中へだ」
「だけど、地獄は恐い!
嫌! 嫌! 私は地獄に行きたくない!」
「地獄に行きなさい」
「ああっ!」
「地獄に行きなさい。
地獄に行く事が私の望みだ」
被催眠者の少女の容貌は見るも恐ろしい物に成った。
少女の髪は逆立った。
少女は目を大きく見開き白目だけを見せた。
少女の胸はグイッと持ち上がり、死ぬ時の様に喉をゴロゴロ鳴らした。
催眠術師は「地獄に行きなさい。地獄に行く事が私の望みだ」と、くり返し命令した。
不幸な少女は、「私は、地獄にいる!」と歯の間から漏らす様に話し、力を使い果たして、のけぞった。
それから、もう少女は応えなくなった。
少女の頭は重く片方の肩にかかっていた。
少女の両腕は、かたわらに、ダラッと投げ落とされていた。
催眠術師は、少女に近づいた。
催眠術師は、少女に触れた。
催眠術師は、少女を目覚めさせようと試みたが、遅過ぎた。
犯罪が為されてしまっていた。
少女は死んでいた。
神を冒涜する催眠術の実験の実験者は、催眠術による事件への大衆の不信のおかげで、起訴を免れた。
警察関係当局は調査を行った。
そして、被催眠者の死は、動脈瘤の破裂のせいにされた。
被催眠者の死体には、どこにも暴行の跡が無かった。
被催眠者の死体は埋葬されて、事件は終わった。
後記は、旅の道連れから聞いた、別の逸話である。
2人の友人が、同じ宿の同じ部屋に泊まっていた。
一方の人には、寝言を話す癖が有った。
寝言を話す人は、寝言を話している時に、友人が質問すると、質問に答えた。
ある夜、寝言を話す人が、突然、寝言で、抑えた叫びをあげた。
同室の友人は目覚めて、寝言を話している人に、どうしたのか尋ねた。
寝言を話している人は、「あなたは見えないのか? あなたは巨大な岩が見えないのか……? 巨大な岩が山から崩れている……! 巨大な岩は私の上に落ちて来る! 巨大な岩に私は押しつぶされる!」と話した。
「おおっ! では、道の脇に逃げなさい!」
「できない! 茨に両足をとられていて、茨はしまったままで両足について取れない。
ああっ! 助けて! 助けて! 巨大な岩が私の真上に落ちて来る!」
同室の友人は、「ほら、これが巨大な岩だ!」と笑いながら話して、寝言を話している人を目覚めさせるために、枕を頭に投げつけた。
寝言を話している人は、突然、恐ろしい抑えた叫びをあげ、けいれんし、息を吐き、身動きしなく成った。
悪ふざけをした同室の友人は、起き上がって、寝言を話していた人の腕を引っ張って、呼びかけた。
同室の友人は、驚いて叫んだ。
人々が明かりを持って様子を見に来た……。
不幸な寝言を話していた人は死んでいた。
眠りは、不完全な死である。
死は、完全な眠りである。
自然は、人を死という概念に慣れさせるために、人を眠りに従わせている。
また、自然は、夢によって、(肉体とは)別の(魂の)命の永遠性を人に知らせている。
眠りは人を星の光に沈めて浸すので、星の光は大海に似ている。
星の光という大海の中には、(星の光に分解されている存在の残骸という)難破した諸存在という漂流物、過去の物事の幻や反映、成りかけている物事の予感といった、無数の映像が漂流している。
人の神経の傾向は、人の運動に対応している、人の労苦に対応している星の光の映像を人の所に引き寄せる。
正に、磁石が、様々な金属の粒子群の間で動かされると、鉄屑を特に選んで磁石の所に引き寄せる、様に。
夢は、健康か病気か、自由な形にできる仲介するものである星の体が落ち着いているか乱れているか、結果として神経組織が落ち着いているか乱れているか、人に啓示する。
夢は、象徴が持っている類推可能性によって、人の予感を形にする。
なぜなら、全ての概念は人の肉体の命と魂の命という二重の命に関係していて、全ての概念には人にとって二重の意味が有る。
眠りの言葉が存在する。
眠りの言葉は、目覚めている状態では、理解不能であり、秩序的に並べて整理する事すら不可能である。
眠りの言葉は、自然の言葉である。
自然の言葉、眠りの言葉は、文字が象徴であり、音が周期である。
眠りは、めまいであるか、透明で意識が有る。
狂気とは、めまいを起こさせる永遠の催眠状態である。
激しい混乱は、狂人を正気に目覚めさせるか、殺してしまう。
幻覚が幻覚患者の知性と一体化してしまうと、幻覚は狂気という一時的な発作と成ってしまう。
全ての精神的な疲れは、眠りをもたらす。
ただし、神経の苛立ち、神経の興奮に伴う精神的な疲れの場合は、眠りは不完全に成ってしまい、催眠状態の性質を帯びてしまう。
人は、現実に生きている最中に、目覚めているまま、知らないで眠り込んでしまう時が有る。
人が現実に生きている最中に目覚めているまま知らないで眠り込んでしまっている時、人は、考える代わりに、夢見ている。
なぜ、過去に起きなかった事を人は覚えているのか?
なぜなら、完全に目覚めながら、人は、夢で過去に起きなかった事を見たのである。
目覚めているまま意図しないで知らないで無自覚に眠り込んでしまう現象が、突然、現実に生きている時によぎる事は、過労、徹夜のし過ぎ、飲み過ぎ、過敏によって神経系が興奮し過ぎている人の身に起きる時が有る。
偏執狂者は、非論理的な行動をしている時は、目覚めているまま眠っている。
偏執狂者は、完全に目覚めると、もはや何も覚えていない。
19世紀フランスのパパヴォワーヌ事件で、殺人犯のパパヴォワーヌは、警察に逮捕された時、「あなたたち警察は、殺人犯である他人を私パパヴォワーヌと間違えているのです」という注目するべき言葉を警察に穏やかに話した。
19世紀フランスのパパヴォワーヌ事件の殺人犯のパパヴォワーヌは、夢遊病者であったのである。
エドガー アラン ポーは、かつて酔っていた不適切な天才である。
エドガー アラン ポーは、偏執狂者の夢遊病者を小説で恐ろしく描いた。
ある時は、偏執狂者の夢遊病者は、墓の壁を通過して、殺人の犠牲者の心臓の鼓動が聞こえると思い込んでいる、殺人の犠牲者の心臓の鼓動が他人にも全員に聞こえていると思い込んでいる、殺人者である。
ある時は、偏執狂者の夢遊病者は、「私は、警察に自首しない限り、安全である」と自身に話しかける事によって安心していたが、自首する夢を声を出して見る様に成ってしまい、実際に自首した、毒殺者である。
エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を自分で考案したわけではない。
エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を、目覚めているままで、夢で見たのである。
そのため、エドガー アラン ポーは、自分の変わった小説の殺人犯や犯行を、衝撃的な現実の特色で非常に巧く話せたのである。
幻覚についての注目するべき作品で、精神医Briere de Boismontは、幻覚以外では完全に正気であるイギリス人の話を記している。
幻覚以外では完全に正気であるイギリス人は、「私は、見知らぬ人と出会って知人に成った。知人は、私の宿で私と昼食を食べた時に、私にセントポール大聖堂に同伴して行く様に頼んできた。私は知人とセントポール大聖堂を訪れた。私が知人と共に塔の頂上に昇ると、知人は私を塔の頂上から投げ落とそうと試みてきた」という幻覚を見て事実だと思い込んでいた。
幻覚以外では完全に正気であるイギリス人は、存在しない知人の幻覚を見た時から、自分にしか見えない存在しない知人の幻覚にとりつかれて、食事を食べ終わった後の独りの時は、常に、存在しない知人と幻覚の中で出会った。
危険は引き寄せる。
酩酊は酩酊を呼ぶ。
狂気には狂気に対して無敵の魅力が有る。
人が眠りに負ける時は、人を目覚めさせるかもしれない全てのものに恐怖を抱く。
幻覚患者、動かない夢遊病者、狂人、てんかん患者、激情による精神錯乱者は、正気に目覚めさせるかもしれない全てのものに恐怖を抱く。
狂人は、死に至る音楽を聞いて、死という踊りに加わる。
(マタイによる福音11章17節「あなたのために笛を鳴らしたのに、あなたは踊ってくれない」)
しかし、狂人は、めまいの渦に引きずり込まれている様に感じている。
狂人に話しかけても、もはや狂人は聞く耳を持たない。
狂人に注意しても、もはや狂人は注意を理解できず、注意は狂人にとってうるさくて狂人を苛立たせる。
狂人は、死という眠りによって眠っている。
死は、人をさらって行く流れである。
死は、人を下へ引きずり込む渦である。
しかし、死という渦の底から、人は、最低限の動きで、再び浮上できる。
反発力は、引き寄せる力に相当する。
正に死ぬ瞬間に、人は、再び激しく、肉体の命にとりついてしまう事が頻繁に有る。
人が肉体の命にとりつくのと同じ、つり合いの法によって、人は、眠りにとりつかれて従ってしまい、眠ったまま死んでしまう事が頻繁に有る。
湖の岸に、小舟が揺れている。
幼子は、小舟に乗って、進水してしまう。
水は、多数の反映で輝いて、幼子のまわりで踊り、幼子を呼ぶ。
小舟を留めていた鎖は、伸びきって、自壊する事を望んでいる様に見える。
湖の岸から、不思議な鳥が飛び出し、水面をかすめて飛び、喜んでいる波々の上で、歌っている。
幼子は、鳥の後を追おうと望み、鎖に手を置き、鎖の先の輪を外してしまう。
古代人は、死の引き寄せる力の神秘を、見抜いて、ヒュラスの例え話で表現した。
長い航海で疲れた、ヒュラスは、花で覆われた、エナメルの様な光沢で輝いている、島に辿り着いた。
ヒュラスは、水を汲むために泉へ近づく。
優美な幻がヒュラスに微笑む。
ヒュラスは、自分に手を差し伸べるニンフを見た。
ヒュラスは、ニンフにうろたえる。
そのため、ヒュラスは、重い水瓶を引き戻す事ができなかった。
泉からの鮮やかな香りは、ヒュラスを眠らせてしまう。
彼岸の香りは、ヒュラスを酔わせてしまう。
ヒュラスは、ナルキッソスの様に水の上に身をかがめた。
幼子が遊びでナルキッソスの水仙の花の茎を手折った。
水で満ちた水瓶が水底に落ち、ヒュラスも水瓶の後を追って水底に落ちる。
ニンフに抱擁される夢を見ながら、ヒュラスは、死んだ。
ヒュラスは、命の労苦に呼び戻すヘラクレスの声に対して、もう聞く耳を持たない。
ヘラクレスは、「ヒュラス! ヒュラス!」と叫んで、荒々しく全ての場所を走りまわる。
中略
「高等魔術の教理と祭儀」でエリファス レヴィは「物理的にも、死んだ人の復活は可能な現象である」と大胆に話した。
エリファス レヴィは「物理的にも、死んだ人の復活は可能な現象である」と話した時に、不可避の死の法を否定しなかった。
中止できる死は、昏睡状態と睡眠状態だけである。
ただし、昏睡状態や睡眠状態によって、死は常に始まる。
命の不安の後に続く、深い平和の状態という死は、楽に成った眠っている魂をさらって行ってしまう。
死ぬと、人は、激しく感動させる愛情や望みによってではないと、魂を戻せず、魂は新しい命に沈んで浸る事を強いられる。
世界の救い主イエスが地上にいた時代、地は、天よりも、美しく、望ましかった。
それにもかかわらず、ルカによる福音8章54節で、ヤイロの娘を復活させるために、イエスは大きな声で叫んで衝撃を加える必要が有った。
ヨハネによる福音11章35節で身を震わせて涙を流して泣く事によって、イエスは、イエスの友人ラザロを墓から復活させた。
人に成った神イエスですら叫んだりする必要が有ったくらい、素晴らしい眠りを眠っている疲れた魂に割り込む事は難しい!
同時に、死を受け入れる全ての魂にとって、同様に、死の様子は安らかである、というわけではない。
生きている事による目標を手に入れそこなった人や、激しい貪欲や癒されていない憎悪に夢中に成っている人といった、無知な人や罪人の魂に、永遠は恐ろしいくらいの悲しみの姿で現れるので、無知な人や罪人の魂は、肉体という死ぬ命に戻ろうと乱暴に試みる時が有る。
多数の魂が、地獄の悪夢に迫られて、氷の様に冷たい死体に避難したが、すでに死体は大理石の棺に閉じ込められている!
人は、ひっくり返った残骸である死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体を見つけて、「これは、生きたまま埋葬された人の死体である」と話していた。
しかし、ひっくり返った死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体は、生きたまま埋葬された人の死体ではない事が多い。
ひっくり返った死体、身もだえしたと思われる死体、身をよじらせていた死体は、常に、死からの漂着物、永遠への入口での苦しみに完全に身を委ねる前に、肉体による第2の人生を生きようと試み求めた、墓で復活した人の死体であるかもしれない。
秘密にしていた、魔術についての本で、高名な催眠術師デュ ポテ男爵は、「人は、魔術の電気によって殺害できる」と記している。
自然の類推可能性を良く知っている人にとって、「人は、魔術の電気によって殺害できる」というデュ ポテ男爵の啓示は、不思議ではない。
対象者の、自由な形にできる仲介するものである星の体を、過剰に薄めて、または、突然に凝固させて、魂との鎖から肉体を解き放ってしまう事が可能なのは確かである。
突然死させるのに、激怒させるだけで、または、恐怖で圧倒するだけで、十分な場合が有る。
催眠術の習慣的な利用は、普通、被催眠者が身を委ねてしまう形で、被催眠者を催眠術師の思い通りにさせてしまう。
交流が十分に確立されていて、催眠術師が眠り、麻痺や気絶、強硬症カタレプシーなどを思い通りに被催眠者にもたらす事ができると、死を被催眠者にもたらすには、更なる些細な努力が必要なだけである。
エリファス レヴィは、実際の事実であるとして、ある話を聞いた事が有る。
ただし、エリファス レヴィは、事実であるとして聞いた話の真偽を完全には保証できない。
エリファス レヴィは、事実であるとして聞いた話を記す。
なぜなら、エリファス レヴィが、事実であるとして聞いた話は、真実であるかもしれない。
迷信と狂信に期待する半信半疑の類の人である、宗教と催眠術を疑っていた何人かが、貧しい少女を金銭で説得して催眠術の実験に従わせた。
少女は、感受性が強く、神経質であり、更に(貧困による)不規則過ぎる生活による不節制で疲れていて、生きている事に既にうんざりしていた。
催眠術の実験者は、少女に催眠術をかけて眠らせた。
催眠術の実験者は、少女に「見る」様に命令した。
少女は、涙を流して、「見る」事に取り組んだ。
催眠術の実験者は、少女に、神について何が「見える」か尋ねた。
少女は、手足を全て震わせた。
少女は、「駄目、駄目、神は私を脅して、見る事を断念させる。私は神を見れない」と話した。
「神を見なさい。催眠術師である私が望んでいるのだ」
少女は、目を見開き、少女の瞳孔は開いたので、恐ろしく見えた。
「何が見えるのか?」
「どう言い表せば良いのか、わからない……。
おおっ! お願いだから、私を目覚めさせてください!」
「駄目だ。
見なさい。
そして、何が見えるのか話しなさい」
「闇夜が見える。
闇夜の中に、2つの大きな常に回転している目のまわりに、全色の輝きが回転しているのが見える。
2つの大きな常に回転している目から光線が飛び出し、光線の螺旋の渦巻きは空間を満たす……。
おおっ! 痛い!
私を目覚めさせて!」
「駄目だ。
見なさい」
「それでは、どこを見る事を望んでいるのですか?」
「神の楽園の中を見なさい」
「駄目、私は神の楽園まで昇る事ができない。
大いなる闇が私を下へ押し返してしまう。
私は常に落下している」
「わかりました。
それでは、地獄の中を見なさい」
ここで、被催眠者の少女は、けいれんして動揺した。
少女は、「駄目! 駄目! 見れない。めまいがしそう。落下しそう! おおっ! 私を引き留めて! 私を引き留めて!」と、すすり泣きながら叫んだ。
「駄目だ、降りなさい」
「どこに降りて欲しいのですか?」
「地獄の中へだ」
「だけど、地獄は恐い!
嫌! 嫌! 私は地獄に行きたくない!」
「地獄に行きなさい」
「ああっ!」
「地獄に行きなさい。
地獄に行く事が私の望みだ」
被催眠者の少女の容貌は見るも恐ろしい物に成った。
少女の髪は逆立った。
少女は目を大きく見開き白目だけを見せた。
少女の胸はグイッと持ち上がり、死ぬ時の様に喉をゴロゴロ鳴らした。
催眠術師は「地獄に行きなさい。地獄に行く事が私の望みだ」と、くり返し命令した。
不幸な少女は、「私は、地獄にいる!」と歯の間から漏らす様に話し、力を使い果たして、のけぞった。
それから、もう少女は応えなくなった。
少女の頭は重く片方の肩にかかっていた。
少女の両腕は、かたわらに、ダラッと投げ落とされていた。
催眠術師は、少女に近づいた。
催眠術師は、少女に触れた。
催眠術師は、少女を目覚めさせようと試みたが、遅過ぎた。
犯罪が為されてしまっていた。
少女は死んでいた。
神を冒涜する催眠術の実験の実験者は、催眠術による事件への大衆の不信のおかげで、起訴を免れた。
警察関係当局は調査を行った。
そして、被催眠者の死は、動脈瘤の破裂のせいにされた。
被催眠者の死体には、どこにも暴行の跡が無かった。
被催眠者の死体は埋葬されて、事件は終わった。
後記は、旅の道連れから聞いた、別の逸話である。
2人の友人が、同じ宿の同じ部屋に泊まっていた。
一方の人には、寝言を話す癖が有った。
寝言を話す人は、寝言を話している時に、友人が質問すると、質問に答えた。
ある夜、寝言を話す人が、突然、寝言で、抑えた叫びをあげた。
同室の友人は目覚めて、寝言を話している人に、どうしたのか尋ねた。
寝言を話している人は、「あなたは見えないのか? あなたは巨大な岩が見えないのか……? 巨大な岩が山から崩れている……! 巨大な岩は私の上に落ちて来る! 巨大な岩に私は押しつぶされる!」と話した。
「おおっ! では、道の脇に逃げなさい!」
「できない! 茨に両足をとられていて、茨はしまったままで両足について取れない。
ああっ! 助けて! 助けて! 巨大な岩が私の真上に落ちて来る!」
同室の友人は、「ほら、これが巨大な岩だ!」と笑いながら話して、寝言を話している人を目覚めさせるために、枕を頭に投げつけた。
寝言を話している人は、突然、恐ろしい抑えた叫びをあげ、けいれんし、息を吐き、身動きしなく成った。
悪ふざけをした同室の友人は、起き上がって、寝言を話していた人の腕を引っ張って、呼びかけた。
同室の友人は、驚いて叫んだ。
人々が明かりを持って様子を見に来た……。
不幸な寝言を話していた人は死んでいた。
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