大いなる神秘の鍵

エリファス1810

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終章

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 神に感謝します! おおっ! 私の神よ! 神は私を見事な光へ呼び寄せてくれた!
 神は、無上の知である!
 神は、無限を無尽蔵の創造で満ちあふれさせるために、諸々の数と2つの力が従う、絶対の命である!
 数学は、神を証明している。
 自然の調和は、神を明かしている。
 諸形態は、神を敬礼して過ごす。
 アブラハムは、神について知っていた。
 ヘルメスは、神を予見していた。
 ピタゴラスは、神を計算してみた。
 プラトンは、知による全ての夢想によって、神を望んだ。
 しかし、唯一の秘伝伝授者イエス、唯一の賢者イエスだけが、神を地の子達に啓示した。
 ヨハネによる福音10章30節で、唯一イエスだけが、神について、「私イエスと父である神は1つである」と話す事ができた。
 そのため、栄光はイエスの物である!
 なぜなら、イエスの栄光の全ては、父である神の物である!
 おおっ、私の父である神よ、神は、本書「大いなる神秘の鍵」を記した者エリファス レヴィが大いに戦って苦しんだ事を知っている。
 エリファス レヴィは、貧しさ、中傷、迫害、牢獄、愛した人に見捨てられる事に耐えた。
 それにもかかわらず、エリファス レヴィは、自分を不幸であると思わなかった!
 なぜなら、エリファス レヴィには、真理と正義が慰めとして残っていた!
 神だけが神聖である!
 おおっ! 真心の持ち主達と正直な魂達の、神よ!
 たとえ私が自分を神の目から見て清らかだと誤って考えたとしても、神は真実を知っている!
 全ての人の様に、私は、人の肉欲に玩具にされていた。
 ようやく私は肉欲を克服した、と言うよりは、私の中で神が肉欲を圧倒した。
 神は、神だけを目指し望む者達のための、深い平和を休息として私にもたらしてくれた。
 私は、人を愛する。
 なぜなら、人は、思いやりが有る限り、過誤と弱さによってしか悪人に成らない。
 人の自然な傾向は、善を愛する。
 全ての試練における支えとして神が人に与えている善への愛によって、真理への愛によって、遅かれ早かれ、人は、正義の宗教、正しい宗教(、カトリック)へ必ず導かれて戻る。
 それでは、エリファス レヴィの本が、神意が送るつもりである場所へ赴きます様に!
 エリファス レヴィの本が、もし神の知、神の言葉を含んでいれば、忘却より強いので勝利するであろう。
 逆に、もしエリファス レヴィの本が誤りしか含んでいなくても、少なくとも、エリファス レヴィの本の死後も、エリファス レヴィの正義と真理への愛は生き残り続ける、とエリファス レヴィは知っている!
 不滅である神は、不滅のものとして創造しているエリファス レヴィの魂の、望みと願いを記憶してくれる、とエリファス レヴィは知っている!



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