美咲にだけは負けたくないのに、結局全部奪われてしまう私の夜(※もう我慢できないくらい好きなんですけど?

南條 綾

文字の大きさ
1 / 1

美咲にだけは負けたくないのに、結局全部奪われてしまう私の夜(※もう我慢できないくらい好きなんですけど?

 部屋の明かりは、薄オレンジの間接照明だけ。
 カーテンの隙間から漏れる街灯の光が、ベッドの端をほんの少しだけ白く縁取っている。
 美咲の指が、私の鎖骨のくぼみをなぞる。
 ゆっくり、まるでそこにまだ見えない秘密の文字を、熱い吐息で刻み込むように……。

「綾……今日はずっと我慢してたんだから」

 彼女の声は低くて、少し掠れていて。
 普段の柔らかい喋り方とは全然違う。
 その掠れた響きが耳たぶを震わせて、胸の奥まで甘く痺れさせる。
 心臓がどくどくと暴れて、乳首が疼くように硬くなるのを感じてしまう。

「我慢って……何を?」

 わざととぼけてみるけど、声が少し上擦ってるのが自分でもわかる。
 美咲は笑わない。
 代わりに私の顎を軽くつかんで、顔を自分の方へ引き寄せた。
 息が触れ合う距離。
 彼女の甘い匂いが鼻腔をくすぐって、頭がふわふわする。
 唇が触れる寸前で止まる。
 美咲の瞳は嫉妬と欲望で濡れていて、私を丸ごと飲み込みそうなほど深い。

「綾が他の子と楽しそうに話してるとこ、見てたの」

 言葉の端に棘があるのに、声は甘く溶けそう。
 その視線に射抜かれて、腰の奥がきゅうっと締まる。

「…………そんなの、仕事だし」

「知ってる。でも嫌だった」

 唇が触れる寸前で止まる。
 息が混じり合う距離。
 美咲の吐息が私の唇を湿らせて、ぞくぞくと背筋を這い上がる。

「私だけ見ててほしいって、わがまま言ってもいい?」

「……美咲のわがままなら、だいたい聞いてあげちゃうけど」

 その言葉を待ってたみたいに、彼女の唇が重なった。
 最初は柔らかく、探るように。
 優しいキスのはずなのに、すぐに熱を帯びて、舌が割り込んでくる。
 私の舌を絡め取って、吸い上げて、まるごと自分のものにしようとするみたいに貪る。
 ぬるぬるとした感触が口内を満たして、唾液が糸を引く。
 んっ……と漏れた声が、彼女の唇に吸い込まれる。
 恥ずかしくて目を閉じると、瞼の裏に美咲の顔が鮮やかに浮かぶ。

 さっきまで少し拗ねたような表情だったのに、今はもう完全に獲物を前にした獣の目。
 欲望で瞳が濡れて輝いていて、私を丸ごと飲み込みたいという執着が、熱く伝わってくる。
 シャツのボタンを一つずつ外していく指先が、異様に熱い。
 布地が肌から離れるたび、空気に触れた部分がぞわぞわと粟立ち、鳥肌が立つ。

 美咲は開いたシャツの隙間から手を滑り込ませて、ブラの上から私の乳房を優しく、でも確実に包み込んだ。

掌全体でふっくらと覆い尽くすように、ゆっくりと揉みしだかれる。

柔らかくたわんだ胸の膨らみが、彼女の指の間に沈み込んで、形を変えていく感触が、直に伝わってくる。

熱い手のひらの温度が布越しに染み込んで、胸の奥がじんわりと疼き始める。

乳房の重みが、彼女の指に預けられて、まるで自分の体が美咲のものになったみたいに感じてしまう。

「ん……っ」

思わず小さな吐息が漏れる。

美咲の指が、ブラの生地をなぞるように円を描いて、胸の丸みを確かめる。

柔肉が波打つたびに、布地が擦れて、敏感な部分がむずむずと反応する。

掌の中心で優しく押し込まれ、指先が外側から内側へ集まるように絞られる。

深い谷間がさらに強調されて、熱がどんどん溜まっていく。

「ここ……綾の胸、こんなに柔らかくて……重いんだ……」

 美咲の声が耳元で低く響く。
 その言葉に、恥ずかしさが一気に込み上げて、顔が熱くなる。
 彼女の指がさらに大胆に動き、ブラのカップを軽くずらしながら、胸の下側を持ち上げるように揉み上げる。
 重力に逆らって持ち上げられた胸が、ぷるんと揺れて、布地が擦れる音が微かに響く。
 乳首の周囲が布越しに擦られて、じわじわと硬く尖っていくのが自分でも分かる。

「美咲……あっ、そこ……」

 声が甘く震えてしまう。
 美咲は満足げに息を吐いて、掌をゆっくり回転させるように動かす。
 胸全体が彼女の手の中で形を変え、柔らかく弾む感触が、快感を増幅させる。
 胸の奥から熱いものが込み上げてきて、下腹部まで疼きが伝わっていく。

 もう、ただ触れられているだけで、体が勝手に反応してしまう。
 彼女の親指が、ブラの生地越しに乳首の位置を探り当てて、軽く押す。
 びくん、と体が跳ねて、腰が浮きそうになる。

「もうこんなに硬くなってる……可愛い」

 美咲の囁きが、甘く意地悪く響く。
 手のひらの熱と、優しい圧迫感に包まれて、胸全体が熱く腫れぼったくなる。
 このまま、彼女に全部預けてしまいたくてたまらない。

「ここ、いつもより熱い……」

 美咲の息が耳元にかかって、甘く掠れた声が鼓膜を震わせる。
 熱い吐息が首筋を撫でるだけで、全身の肌がざわめき、背中がびくっと弓なりにそる。
 彼女の声は普段の柔らかさとは裏腹に、掠れながらも低く響いて、私の奥を直接掻き回すみたい。

「そりゃ……美咲が触ってるから……」

 声が上擦って、情けないほど甘く溶ける。
 自分で言ってて恥ずかしくて、顔が熱くなるのに、言葉が止まらない。
 美咲はくすりと小さく笑って、ブラの縁を指でゆっくり、焦らすようにずらした。
 布地が肌を滑る感触が、ぞわぞわと甘い震えを呼び起こす。

 乳首がぷるんと空気に晒され、冷たい空気の刺激にびくんと体が跳ねる。
 もうとっくに硬く尖っていて、先端が痛いくらいに充血して、熱く脈打ってるのが自分でも分かる。
 赤く腫れぼったくなった先端が、彼女の視線に晒されて、恥ずかしさと疼きが同時に込み上げてくる。
 美咲の唇がそこに落ちてきた瞬間、腰が跳ね上がった。

「んあっ……!」

 熱い舌先が、尖った先端を弾くように舐め上げる。
 ちゅっ、と強く吸い上げられて、鋭い快感が乳首から胸全体へ、背骨を駆け上がる。
 次に歯で軽く甘噛みされて、痛みと快楽が混じり合って、頭の中が一瞬真っ白になる。
 交互に繰り返されるたびに、視界がぼやけて、息が荒くなる。
 もう片方の乳首も指で摘まれて、こね回されて、爪の先で軽く弾かれる。
 痛いのに、気持ちよくて、逃げたいのに体が動かない。
 むしろ、もっと強く、もっと深く触ってほしいと、腰が無意識にくねってしまう。

 太ももがすれ合って、熱い蜜がさらに溢れるのが分かる。
 太ももがぬるぬると滑り、布地が肌に張り付いて、恥ずかしいほどに濡れている感触が全身を熱くする。

「美咲……や、やだ……そこばっかり……」

 声が震えて、喘ぎに混じって掠れる。
 言葉の途中で、甘く切ない吐息が漏れてしまう。

「んっ……あっ……はぁ……っ」

 美咲は乳首を口から離さず、舌でぐるぐると執拗に転がしながら、熱い息を吹きかけて囁く。
 その息が乳首の先端に直接当たって、びくびくと痺れが走る。

「嫌いじゃないでしょ?」

「嫌いじゃ……ない、けど……っ」

 言葉の最後が、抑えきれない喘ぎに変わる。

「あ……んんっ……!」

 美咲の舌が乳首を強く吸い上げた瞬間、背中が弓なりにそって、喉の奥から甘い悲鳴が溢れ出す。

「はぁ……っ、あっ……美咲……そこ、だめぇ……っ」

 声が上ずって、掠れた喘ぎが部屋に響く。
 腰が勝手に浮き上がって、彼女の唇に胸を押し付けるように動いてしまう。
 乳首が熱く腫れぼったく、舌の動きに合わせて脈打つように疼く。

「ん……ふぁ……っ、もっと……」

 自分でも信じられない言葉が、喘ぎに混じって零れ落ちる。
 恥ずかしくて目を閉じても、まぶたの裏に美咲の顔が浮かんで、快感が倍増する。

「はぁ……あっ……んくっ……!」

 美咲の指がもう片方の乳首を強く摘んで、爪で軽く引っ掻くように弾いた瞬間、
 全身がびくびくと痙攣して、甘い声が止まらなくなる。

「あぁ……っ、美咲……好き……っ」

 喘ぎながら、ようやく本音が漏れる。
 美咲はそれを聞いて、満足げに微笑みながら、乳首をさらに深く口に含んだ。
 ちゅぱっ、ちゅぱっという水音と、私の掠れた喘ぎが重なって、部屋を甘く満たしていく。
 乳首の先端が熱く痺れて、電流のように全身を駆け巡る。
 恥ずかしくて枕に顔を埋めようとしたら、髪を優しく掴まれて顔を上げさせられる。

「顔、見せて……綾の感じてる顔、全部見たい」

 その視線に射抜かれて、乳首への刺激がさらに鋭くなる。
 もう、頭が溶けそうで、ただ美咲の唇と指に委ねるしかない。
 胸全体が熱く腫れぼったく、疼きが止まらなくて、下腹部まで熱い波が広がっていく。
 言葉の最後が、甘い吐息に変わる。
 美咲は満足げに微笑んで、今度は乳首を深く口に含んだ。

 舌でぐるぐると転がし、強く吸い上げて、ちゅぱっ、ちゅぱっという淫らな水音を響かせる。
 乳首の先端が熱く痺れて、電流のように全身を駆け巡る。
 恥ずかしくて枕に顔を埋めようとしたら、髪を優しく掴まれて顔を上げさせられる。
 
 そのまま、美咲の手がスカートの中に滑り込む。
 ストッキングの薄い生地越しに、太ももをゆっくり撫で上げられる。
 指先が熱を孕んだ内腿の柔らかな禁域をなぞるたび、皮膚の裏側を直接掻き回されるような、ぞわぞわと甘い震えが全身を駆け抜ける。

 閉じようと力を入れていたはずのひざが、熱を逃がそうとするみたいに、あるいは美咲の侵入を待ちわびるみたいに、抗えない力でゆっくりと左右に割り開かれていく。

 自分でも制御できないほど足が自重で開いていき、無防備に晒された秘部が、美咲の熱い視線と指先に明け渡されていく。
 もうそこはぐしょぐしょで、布地が肌にぴったり張り付いて、熱い蜜が染み出してるのが自分でもはっきり分かる。
 動くたびに、ぬるっとした感触が内ももを伝って、恥ずかしさが爆発しそう。

「すごい……びしょびしょ」

 美咲の声が耳元で甘く響く。
 指がストッキングの縫い目をなぞりながら、ゆっくりと上へ。

「言わな……」

 声が震えて、情けないほど弱々しい。
 顔が熱くなって、涙目になりそう。

「でも可愛いよ。綾のここ、こんなに私を欲しがってる」

 彼女の指がショーツの縁をなぞる。
 細い指先がレースの飾りを優しく引っ掻くように滑り、布の感触が敏感な肌をくすぐる。
 布越しに、すでに熱く腫れぼったくなった敏感な部分を軽く押されて、びくんと腰が跳ねる。

 電流のような痺れが下腹部から背骨を駆け上がり、太ももが震えて閉じそうになるのに、逆に開いてしまう。
 蜜がさらに溢れて、ショーツの中心が濃く染まり、ぬるぬるとした温かさが指先に伝わっているのが分かる。

「ん……っ」

 小さな吐息が漏れて、恥ずかしくて唇を噛む。
 美咲はそれを聞いて、くすりと低く笑う。
 指の腹で布越しに円を描くように撫で回され、クリトリスの先端が布に擦れて、じわじわと熱く疼く。
 軽く押されるたびに、腰が勝手に浮いて、彼女の指を追いかけるように動いてしまう。

 そしてゆっくり、布をずらして直接触れてきた。
 指先がぬるっと割れ目に触れた瞬間、熱い衝撃が全身を貫く。

「ひぁっ……!」

 生の感触。
 美咲の指が、蜜で濡れた花弁を優しく開くように滑り、敏感な粘膜を直接なぞる。
 熱くて柔らかい部分が、彼女の指に吸い付くように絡みつき、ぐちゅっと小さな水音が響く。
 指の腹がクリトリスを軽く覆うように押さえられ、ゆっくりと円を描いて刺激されると、
 腰がびくびくと痙攣して、蜜が指を伝って滴り落ちる。

 恥ずかしくて目を閉じても、まぶたの裏に美咲の指が動く様子が鮮やかに浮かんで、快感が倍増する。

「ここ……もうこんなに熱くて、びしょびしょ……」

 美咲の声が耳元で甘く掠れる。
 指が割れ目を上下になぞり、蜜を絡め取るように動かす。
 敏感な突起を指の腹で軽く弾かれ、鋭い快感が下腹部を突き抜ける。

「あっ……んんっ……!」

 声が抑えきれず漏れて、腰が無意識に前後にくねる。
 美咲の指がさらに大胆に動き、割れ目を優しく広げながら、入口を軽く押す。
 熱い蜜が指を誘うように溢れ、中がきゅうっと締まるのを予感させる。

「綾のここ、私の指を欲しがってるみたい……可愛い」

 彼女の言葉が、甘く意地悪く響く。
 指先が入口を焦らすように円を描き、ゆっくりと沈み込んでいく準備をする。
 布が完全にずらされて、すべてがあらわになった瞬間、恥ずかしさと期待で体が熱く震える。

「ひぁっ……!」

 ぬるっとした熱い感触が、敏感な割れ目を直接覆う。
 美咲の指先が、蜜で濡れた花弁を優しく開くように滑り、柔らかな粘膜をなぞるだけで、腰が勝手に前後にくねってしまう。

 熱い蜜が溢れ、指をびっしょりと濡らし、ぐちゅっと小さな淫らな音を立てる。
 その音が部屋に響くたび、恥ずかしさが爆発して、顔が熱くなるのに、体は正直に反応してしまう。

「ん……綾のここ、熱くて柔らかくて……大好き」

 美咲の声が甘く掠れながら、中指がゆっくりと沈んでいく。
 熱い内壁が指をきゅうっと締め付けて、彼女は嬉しそうに息を吐く。
 指を軽く曲げて、敏感な奥の壁を押されると、熱い痺れが下腹部から背骨を駆け上がり、全身がびくんと震える。
 内側が指に吸い付くように絡みつき、蜜がさらに溢れて、指の関節まで伝う感触が自分でも分かる。

「締まる……綾の中、すごい吸い付いてくる」

「や……言わないで……」

 恥ずかしくて死にそう。
 言葉を吐きながらも、体は裏切るように、中がさらにきゅうっと締まる。
 美咲の指がその反応を楽しむように、ゆっくりと抜き差しを始める。

「言わないと、もっと奥まで入れちゃうよ?」

 そう言って、彼女は本当に指を二本に増やした。
 ぐちゅ、ぐちゅ、と湿った音が大きく響き、蜜が指を伝って滴り落ちる。
 指が奥まで沈み、敏感なところを的確に擦り上げてくる。
 Gスポットの辺りを指の腹で強く押されると、電流のような快感が下腹部を突き抜け、腰がびくびくと跳ね上がる。

 恥ずかしくて死にそうだけど、気持ちよくて頭が溶けそう。
 腰が勝手に浮いて、美咲の指を深く迎え入れるように動いてしまう。
 内壁が指を締め付け、蜜が溢れて太ももを伝う。
 指の動きに合わせて、熱い波が何度も押し寄せてくる。

 美咲は私の耳元に唇を寄せて、熱い息を吹きかけながら囁く。

「もっと声、出して……綾の可愛い声、全部聞かせて」

 その言葉に、喉の奥から抑えきれない吐息が漏れる。

「んっ……あっ……美咲……っ」

 指の動きが少し速くなって、ぐちゅぐちゅという音が大きくなっていく。
 中が熱く痙攣して、蜜が指を伝って滴り落ちる。
 美咲の指が奥を強く押すたび、腰がびくびくと跳ねて、甘い喘ぎが止まらない。

「はぁ……っ、あっ……だめ、そこ……っ!」

 声が掠れて、涙がにじむ。
 指が敏感な壁を擦り上げるたび、快感が爆発して、腰が勝手にくねる。
 蜜が溢れすぎて、シーツまで濡らしているのが分かるのに、止まらない。

「んんっ……美咲……もっと……っ」

 自分でも信じられない言葉が、喘ぎに混じって零れ落ちる。
 美咲はそれを聞いて、満足げに微笑みながら、指をさらに深く、ゆっくりと動かし続ける。
 指の腹で奥を執拗に押され、擦られると、熱い痺れが全身を駆け巡り、頭が真っ白になる。

「あぁ……っ、だめ……イっちゃう……っ」

 腰が激しく震えて、蜜が指を強く締め付ける。
 美咲の指が最後のひと押しをするように、奥を強く擦り上げた瞬間、
 全身がびくびくと痙攣して、甘い悲鳴が部屋に響く。

「美咲……っ! 好き……大好き……っ」

 喘ぎながら、涙が頰を伝う。
 美咲は指をゆっくり抜かずに、私を抱きしめて、耳元で優しく囁く。

「まだ……終わりじゃないよ、綾」

 その言葉に、体がまた熱く疼き始める。

「はぁ……っ、だめ……そこ、だめぇ……」

 声が掠れて、涙がにじむ。
 美咲はそれを聞いて、満足げに微笑みながら、指をさらに深く、ゆっくりと動かし続ける。
 耳元で囁く声は、甘く意地悪く響く。

「まだまだ……これからだよ、綾」

 その言葉に、体がまた熱く疼き始める。
 指が抜かれ、蜜で濡れた指先が私の唇に触れて、甘い匂いが鼻をくすぐる。
 美咲は私の手を優しく掴んで、自分の胸元へ導いた。

「ねえ、綾。私のことも触って」

「……うん」

 震える手で彼女のスカートをたくし上げる。
 美咲ももう相当濡れていて、ショーツの中心が濃く染まり、布地が肌に張り付いている。
 布越しに指を這わせると、彼女の腰がびくんと跳ね、甘い吐息が漏れる。

「あっ……そこ……」

 今度は私が美咲の耳を甘噛みしながら、ショーツをずらして直接触れた。
 熱くて、柔らかくて、びしょびしょで。
 指を一本沈めると、すぐに中がぎゅうっと締め付けてきて、熱い蜜が指を包み込む。

「美咲も……すごい濡れてる」

「だって……綾の声聞いてたら、我慢できなくなっちゃって……」

 互いに指を出し入れしながら、キスを繰り返す。
 舌を絡めて、唾液が糸を引いて、熱い息が混じり合う。
 指の動きがだんだん速くなって、腰が勝手に揺れ始める。

 美咲の中が私の指を締め付け、私の中も彼女の指に吸い付くように反応する。
 互いの熱が伝わり合って、快感が倍増していく。

「美咲……もう……っ」

「私も……っ、綾、一緒に……」

 指を深くまで突き入れて、敏感なところを強く擦る。
 美咲も同じ場所を執拗に攻めてくる。
 ぐちゅぐちゅという湿った音が重なり、部屋に響く。

「あっ、あっ、だめっ……!」

 声が掠れて、涙が頰を伝う。
 美咲の指が奥を強く擦り上げ、私の指も彼女の敏感な壁を執拗に押す。
 互いの動きが完全に同期して、ぐちゅぐちゅという湿った音が重なり、部屋を淫らに満たす。

「綾……好き、だよ……っ!」

 美咲の声が震えて、私の耳元で切なく響く。
 その瞬間、限界が来た。
 同時に達した。
 全身がびくびくと激しく痙攣して、視界が真っ白に染まる。

 頭の中が快楽で埋め尽くされて、何も考えられなくなる。
 美咲の中が私の指をきゅうきゅうと激しく締め付け、熱い蜜が溢れ出して指をびっしょりと濡らし、滴り落ちる。
 
 私の中も彼女の指を強く締め付けて、波のように何度も快感が押し寄せ、体が弓なりに反る。
 下腹部から熱い電流が全身を駆け巡り、腰が勝手に跳ね上がって、美咲の指を深く飲み込んでしまう。

「あぁっ……! 美咲……っ!」

「綾……っ、あっ……!」

 互いの名前を呼び合いながら、喘ぎが重なる。
 蜜が指を伝って太ももを伝い、シーツに染みを作る。
 体がびくびくと何度も震えて、乳首が疼き、クリトリスが脈打つように熱い。
 快感の波が引いては押し寄せ、引いては押し寄せ……何度も絶頂の余韻が繰り返される。
 ようやく痙攣が少し収まると、互いに抱き合ったまま、荒い息を吐きながら崩れ落ちる。
 美咲の額に汗が光り、私の頰に優しくキスを落としてくれる。
 彼女の胸が激しく上下して、私の胸に当たる鼓動が、どくどくと伝わってくる。

「……一緒に、イっちゃったね」

 美咲の声は甘く、掠れて、満足げに震えている。
 私は力なく頷いて、彼女の首に腕を回す。
 指がまだ中に入ったまま、互いの熱い内壁が微かに痙攣して、余韻を共有している。

「美咲……大好き……」

 言葉が自然に零れ落ちる。
 美咲は私の髪を優しく撫でて、唇を重ねてくる。
 今度は激しくじゃなく、優しく、深く、愛情を確かめるようなキス。

「私も……綾のこと、ずっと好きだよ」

 涙がまたにじんで、でも今度は嬉し涙。
 互いの体温が混じり合って、部屋の薄オレンジの光の中で、ふたりはただ抱き合っていた。
 この熱い繋がりが、永遠に続けばいいのに——
 でも、きっとまたすぐに、美咲のわがままが始まるんだろうな。


 美咲の指が私の頰を優しく撫で下ろす。
 まだ熱が冷めきらない肌の上を、まるで大切なものを確かめるように、ゆっくりと滑らせていく。
 指先が涙の跡をなぞり、優しく拭う仕草に、胸がきゅっと締まる。

「綾……目、開けて」

「……ん」

 重い瞼を上げる。
 美咲の顔がすぐそこにあった。
 さっきまでの獣のような瞳は少し落ち着いて、でもまだ充分に濡れていて。
 私を独占したいという欲が、柔らかく滲み出している。
 その瞳に映る自分が、頰を赤らめて息を乱している姿で、恥ずかしくてまた目を逸らしたくなる。

 彼女は私の手を掴んで、自分の胸元へ導いた。
 心臓の音が、どくどくと激しく伝わってくる。
 美咲の胸もまだ熱く、鼓動が私の掌に響いて、互いの興奮が共有されているみたい。

「まだドキドキしてる……綾のせいだよ」

「私のせいって……美咲が、こんなに激しくするから……」

 声が上擦って、甘く掠れる。
 美咲はくすりと笑って。

「ふふ、じゃあ責任取ってくれる?」

 そう言って、私の体を軽く押し倒した。
 彼女が上になって髪がカーテンのように私の顔にかかって、視界が少し狭くなる。
 その隙間から見える美咲の唇が、意地悪く弧を描く。
 黒髪が私の銀髪に絡まって、互いの匂いが混じり合う。

「今度は……私が綾をいじめてあげる番」

「いじめ……って」

 言葉を最後まで言わせてくれず、彼女は私の耳たぶを甘く噛んだ。
 ぞくぞくっと電流が走って、腰が浮きそうになる。
 耳の裏を舌でなぞられ、熱い吐息が吹きかけられて、首筋が熱く痺れる。

 美咲の手が、私の太ももをゆっくり開いていく。
 さっきの余韻でまだ敏感なそこを、指先で軽く撫でるだけなのに、もう声が漏れる。

「ん……っ」

「可愛い声。もっと聞かせて」

 彼女はそう囁きながら、顔を下へ下へ。
 お腹に柔らかいキスを落として、へそのくぼみを舌でなぞって、ぞわぞわと甘い震えを呼び起こす。
 そして、とうとう私の中心に唇を寄せた。

「美咲……待って、そこ……」

「嫌?」

「……嫌じゃ、ないけど……恥ずかしい」

「恥ずかしい綾も大好き」

 迷いなく、美咲の舌が割れ目をなぞった。
 熱くて柔らかくて、ぬるぬるした感触が一気に広がる。
 腰がびくんと跳ねて、彼女の頭を無意識に押さえつけてしまう。

「んっ……あ、あっ……!」

 舌先が敏感な突起を捉えて、軽く弾く。
 ちゅっ、ちゅぱっ、と音を立てながら吸い上げられて、頭が真っ白になる。
 美咲は私の反応を楽しむように、舌の動きを変えていく。
 時には強く吸って、時には優しく舐め回して、時には舌の裏で包み込むように。

「美咲……だめ、そこ……っ、強すぎ……」

「でも綾、もっと濡れてきてるよ?」

 指が二本、ゆっくりと中に入ってくる。
 さっきより深く、敏感なところを的確に押してくる。
 同時に舌がクリを執拗に攻めて、快感が倍になって襲ってくる。
 ぐちゅぐちゅという音が響き、蜜が溢れて太ももを伝う。

「あっ、んんっ……! もう……イっちゃう……」

「いいよ。綾のイく顔、見たい」

 美咲の声が低く響く。
 指の動きが速くなって、ぐちゅぐちゅという音が部屋に満ちる。
 もう我慢できない。
 腰が勝手に浮いて、彼女の口に押し付けるように動いてしまう。

「美咲っ……! 好き、好き……っ!」

 達した瞬間、全身が震えて視界が白く染まる。
 美咲は最後まで舌を離さず、私の痙攣を受け止めてくれる。
 溢れた蜜を丁寧に舐め取って、まるで全部自分のものにするみたいに。
 舌が優しく入り口をなぞり、余韻の震えを優しく受け止める。
 ようやく顔を上げた美咲の唇は、私の味で濡れ光っていた。
 頰が赤く、瞳が満足げに細められている。

「……美味しい」

「もう……変なこと言わないで」

 恥ずかしくて顔を背けると、美咲はくすくす笑って私の頰にキスを落とす。
 柔らかい唇が何度も触れて、甘い余韻を残す。

「まだ……終わりじゃないよ」

 彼女の声は甘く、意地悪く響いた。
 私は目を閉じたまま、ただ小さく頷いた。
 だって——私も、美咲の全部を味わい足りないから。

「次は……道具、使ってみようか?」

「え……?」

 美咲はベッドサイドの引き出しから、何かをそっと取り出した。
 細長い、透明なシリコンのバイブレーター。
 表面は滑らかで、柔らかい医療用シリコン製なのに、先端が優しくカーブを描いていて、明らかにGスポットを狙った形をしている。

 根元近くに少し膨らんだ部分があり、そこがスイッチで振動するようになっていて、リモコン付き。
 透明だから、中でどう動いているかが見えてしまう……そんな意地悪なデザイン。

「これ……いつ買ったの?」

「内緒。綾に見せたくて、ずっと待ってたの」

 美咲はそう言って、私の脚を優しく開いた。
 膝を曲げさせて、太ももを広げられると、さっきの余韻でまだ敏感な部分が空気に触れて、ぞわっと震える。
 冷たい先端が入口に触れるだけで、びくっと体が反応する。
 シリコンのひんやりした感触が、熱く濡れた粘膜に当たって、異様なコントラストに腰が浮きそう。

「冷たい……」

「すぐ熱くなるよ」

 美咲は優しく、でも確実に押し込んでいく。
 先端がゆっくりと入り口を広げ、柔らかいシリコンが内壁を滑るように沈んでいく。
 カーブした部分が敏感な壁を擦りながら奥へ、奥へ。

 異物感が最初は少し違和感なのに、すぐに圧迫感に変わって、気持ちよくて声が漏れる。

「んあっ……奥まで……」

「すごい……綾の中、熱くてぬるぬるで……バイブをこんなに深く飲み込んでる」

 バイブが根元まで入ると、美咲はリモコンを手に持って、弱くスイッチを入れた。
 ぶるぶる……と小さな振動が体の中を響く。
 最初は優しい波のように、内壁を震わせて、じわじわと熱を溜めていく。
 振動がGスポットの辺りを直接刺激して、電流のような痺れが下腹部から背骨を駆け上がる。

「ひゃっ……!」

「可愛い反応」

 美咲は振動を少しずつ強くしていく。
 弱→中→強、と段階的に上げられると、振動が内壁全体に広がって、蜜がさらに溢れ出す。
 同時に彼女は、私の乳首を指で摘まんでこね回す。

 乳首を爪で軽く引っ掻きながら、バイブの振動と同期させるように摘まむ。
 全身が快感で繋がって、頭が溶けていく。
 乳首の疼きと、中の振動がリンクして、腰が勝手にくねってしまう。

「美咲……もう、だめ……また、イく……」

「一緒にいこう?」

 美咲は自分の下着を脱ぎ捨てて、私の上に覆い被さるように跨がった。
 バイブが奥でぶるぶると振動し続けているのに、美咲の熱く濡れた割れ目が私の股間にぴったり密着する。
 バイブの根元部分が美咲のクリトリスに直接当たり、振動が彼女の敏感な部分に響き渡る。
 びしょびしょの蜜が混じり合い、ぬるぬるとした熱い摩擦が生まれる。
 互いのクリトリスが擦れ合い、バイブの振動が二人の間で共有されて、快感が倍増する。

「あっ……綾のバイブの振動が……私にも、直接伝わってきて……っ、すごい……!」

「美咲も……熱くて、びしょびしょで……っ」

 美咲の腰がだんだん激しく動き、バイブの振動とクリの摩擦で彼女も追い詰められていく。
 互いの息が荒くなり、蜜が混じり合って太ももを伝う。

「綾……好き、大好き……っ」

「私も……美咲、好き……!」

 同時にまた達した。
 体がびくびくと激しく痙攣して、互いに抱き合ったまま倒れ込む。
 バイブの振動がまだ続いていて、余韻が長く引く。
 中が痙攣するたび、バイブが内壁を震わせ、美咲のクリにも振動が伝わり、波のような快感が何度も繰り返される。
 美咲がようやくスイッチを切って、私からそっとバイブを抜いた。
 抜かれる瞬間、ぬるっとした感触と、空虚感が訪れて、腰がびくんと跳ねる。

「あっ……綾の肌、熱い……」

「美咲も……すごい濡れてる……」

 抜かれる瞬間、ぬるっとした感触と、空虚感が訪れて、腰がびくんと跳ねる。
 バイブは蜜でびっしょり濡れて、光を反射して輝いている。
 美咲はそれを優しく拭きながら、私の額にキスを落とす。

「……まだ、夜は長いよ」

 彼女の声は低く甘く、私を完全に手に入れたという深い満足感に満ちて響いた。
 私はその独占欲に抗う術も知らず、ただ力なく微笑んで、震える腕を彼女の細い首に回し、自分から引き寄せた。

 美咲は私の言葉を飲み込むように、何度も、何度も私の顔中に優しいキスを落としてくれる。
 彼女のさらりとした髪が私の頬をくすぐり、混じり合った二人の体温が、汗ばんだ肌の上でまだ熱く、重く残っている。
 私も美咲の背中に腕を回して、その温もりを確かめるようにぎゅっと抱きしめ返した。

 言葉はいらないくらいに、重なり合った互いの鼓動がはっきりと、体内の奥深くまで響き渡っていた。
 激しい喘ぎがようやく静かな吐息へと変わり、部屋の空気がゆっくりと落ち着きを取り戻していく。

 美咲が私の首筋に鼻先を寄せて、深く、私の匂いを吸い込むように息を吐いた。

「……ん、……いっぱい、鳴いてくれたね」

 美咲が、私の耳元で小さく笑いながら囁く。
 その声はまだ少し掠れていて、情愛に満ちたその響きに、私の胸の奥がまたきゅうっと締め付けられる。
 私はただ、彼女の首筋に顔を埋めて。

「……美咲が、……あんなに、いじめるから……」

 掠れた声で、消え入りそうなほど甘く恨み言を漏らす。
 美咲は「ふふ、ごめんね」と喉を鳴らし、今度は私の肩口を愛おしそうに優しく甘噛みした。

 部屋の中はまだ、愛し合った後の甘い匂いが濃密に漂っている。
 カーテンの隙間から差し込む街灯の冷ややかな光が、汗で輝く二人の肌を淡く、美しく縁取っていて。

 このまま時間が止まればいいのに、なんて本気で思ってしまう。
 でも、きっとまた明日も、明後日も。
 美咲がわがままを言って、私がそれを全部受け止めて。
 そんな日々が続くんだろうな。

 ……それで十分、幸せだ。
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

(完)百合短編集 

南條 綾
ライト文芸
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

憧れの先輩とイケナイ状況に!?

暗黒神ゼブラ
恋愛
今日私は憧れの先輩とご飯を食べに行くことになっちゃった!?

せんせいとおばさん

悠生ゆう
恋愛
創作百合 樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。 ※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。

小さくなって寝ている先輩にキスをしようとしたら、バレて逆にキスをされてしまった話

穂鈴 えい
恋愛
ある日の放課後、部室に入ったわたしは、普段しっかりとした先輩が無防備な姿で眠っているのに気がついた。ひっそりと片思いを抱いている先輩にキスがしたくて縮小薬を飲んで100分の1サイズで近づくのだが、途中で気づかれてしまったわたしは、逆に先輩に弄ばれてしまい……。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

身体だけの関係です‐原田巴について‐

みのりすい
恋愛
原田巴は高校一年生。(ボクっ子) 彼女には昔から尊敬している10歳年上の従姉がいた。 ある日巴は酒に酔ったお姉ちゃんに身体を奪われる。 その日から、仲の良かった二人の秒針は狂っていく。 毎日19時ごろ更新予定 「身体だけの関係です 三崎早月について」と同一世界観です。また、1~2話はそちらにも投稿しています。今回分けることにしましたため重複しています。ご迷惑をおかけします。 良ければそちらもお読みください。 身体だけの関係です‐三崎早月について‐ https://www.alphapolis.co.jp/novel/711270795/500699060