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本編
-454- 辺境の馬事情
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辺境から贈られてきた二頭は、良く訓練された魔物の馬で、一頭はヴィオラの愛馬、もう一頭はブルーノを気に入った馬なんだって。
最初は聞き間違いかと思ったんだけれど、違った。
厩に行くまでの道、馬たちについて教えて貰うには十分な距離がある。
「えーと、馬がブルーノを気に入ったの?」
「はい、そのようですよ」
「ブルーノが気に入っていた馬なんじゃなくて、馬がブルーノを気に入っていたんだね」
「ええ、魔物の馬は普通の馬より気難しい生き物ですから。馬の方から好かれるのは珍しいんですよ」
「エラは?」
「今は仲良しですけど、最初の内は俺も苦労しましたよ」
「そうなの?」
「はい。じゃじゃ馬ですもん。今はちゃんと俺を主と認めてくれていますが、最初の内は好き放題走るので中々言うことを聞いてくれませんでしたね」
エラは、セオがこのエリソン侯爵邸の使用人になってから連れてこられた馬だ。
魔物の馬を迎える時は、何頭かいるうちから相性のいい馬を選ぶか、どちらも子供の内から慣れさせるのが好ましい。
けれど、エラがここに来たのは若くても立派な大人の馬になってからだった。
馬丁のトムにはすぐに慣れたエラでも、セオを主と認めるのには多少の時間がかかったようだ。
自分の背に乗せるんだし、主と認めるまでに時間がかかるのは当たり前だ。
「俺とは時間がかかったのに、ヴァンのやつは最初から認められて悔しかったですね。あいつが当然だって思う顔をするのも」
「ふふっそれはさ、エラがヴァンを気に入ったんじゃなくて、セオがヴァンを大切にしてるってすぐにわかったからだと思うよ?」
「え?」
セオの言い方が本当に悔しそうに呟くから思わず笑っちゃう。
けれど、僕から見たエラは、セオのことが大好きで、ちゃんと主人と認めている。
ヴァンは、その主人が大切にしている人だ。
主人が大切にしているなら、エラも大切にすると思うはずだ。
ヴァンはそれが分かったから、当然だと受け取ったんだろうな。
それに、ヴァンはセオが大事にしているものなら大事にする人だ。
エラもそれをすぐにわかったんだろうと思う。
「ああ、そういう……気が付きませんでした」
「それに、エラがヴァンを気に入ったのは、ヴァンがセオの全部を大事にしてくれる人だって伝わったからじゃない?」
「あーだからか!───っすみません」
セオが思わずと言ったように謝ってくる。
一瞬なにがすみませんなのかと思ったけれど、すぐに言葉遣いだと気が付いた。
思いが強い言葉、セオの琴線に触れた時、セオは敬語が外れる。
そんなことは、本当に、ごく稀だ。
全然気にしていないけれど、それで測っていた部分はあった。
今は、一瞬気が抜けたのもあったのかな。
きっとセオが気が付いていないだけだ。
「ううん、別に僕は敬語じゃなくても気にしないよ?」
それが悪いとは全然思えないから『敬語が外れる時があるよ』とは言わない。
代わりに、僕は気にしていないことを伝える。
「そこは一応気にしてください。いや、えー……レン様凄いですね」
「僕が凄いんじゃなくて、セオがちょっと他人からの好意に鈍いだけだと思う」
「う……」
否定しないのは、自覚有みたいだ。
でもそれもセオの良いところの一つだと思う。
それに、他人の気持ちには人一倍敏感なセオだ。
けれど自分に向けられた好意には、ちょっとだけ鈍いと思う、多分。
あのヴァンとつり合いが取れているのもだし……ああ、でも、だからヴァンがいつでも余裕ないみたいな感情になるのかもしれない。
勿論セオはヴァンのことが大好きだっていうのは分かってるんだろうけれど。
『疑わしきものは牽制と排除を』とか思っていそう、や、既にやりつくしていそうだ。
本人には言わないけれどね。
今の方がヴァンを御しやすい……なんて一瞬でも思った僕は、かぶれてきたなーとも思っちゃう。
「えーとっ話を戻しますと」
「ふふっ……うん」
「笑わないでくださいよ」
「ごめん」
「で、話を戻しますと、普通の馬より魔物の馬の方が扱いが難しいのは前に説明したと思うんですけれど、辺境の警備隊は、魔物の馬に乗れるのが必須になります」
「そうなんだ」
「普通の馬の乗馬は出来る人が殆どなんですよ、辺境では馬を飼っている人も珍しくないですし、馬を飼えない人でも馬には乗れます。整備されていない道も多いですし、足として馬を借りるのが日常ですからね。帝都ですと乗馬は貴族男性の嗜みみたいなイメージが強いですが、辺境では生活に必要なことですから」
「そっか。でも、魔物の馬と普通の馬って一緒じゃないんでしょう?」
「ですね、普通の馬には乗れるけれど、魔物の馬には乗れないという人は意外と多いです。
辺境は、山の険しい道も多いですし、自然が多い分、獣や魔物の被害も多いです。
ですから、辺境の警備隊は魔物の馬が交通手段となり、乗れないと警備隊にはなれません。
魔物の馬は高値で取引されるものの辺境では繁殖が盛んですし、野生の馬の保護もしているので魔物の馬自体はそう珍しくもないんですけどね。
ただ、魔物の馬に乗れるかといったら話は別です。
ある程度の魔力が必要ですし、相性もありますから。
辺境では、警備隊の候補生の段階で魔物の乗馬訓練と試験があり、乗馬が出来ないと落第となります」
エリソン侯爵領の警備隊では、魔物の馬は所持していない。
その必要がないから、普通の馬だ。
自然豊かなエリソン侯爵領だけれど、魔物の被害や獣の被害はそう多くないし、そこまで広大な土地でもない。
気候も穏やかで整備されてる道もたくさんある。
帝都と比べたら魔物や獣の被害は多いんだろうけれど、犯罪はずっと少ない場所だ。
アレックスが作った魔法具や魔道具の影響が大きい。
「ブルーノは将来隊を任されても良いほどの人材です。良く辺境の警備隊長が推薦したなと思いますよ」
「本人は全く自覚がなさそうだよね」
「そうですね。ある意味取り柄だと思います」
「うん。自覚がありすぎて最初から自信満々よりずっと良いよ。それに、向上心は高いし素直だしね」
「あのままではいけないんでしょうが、あのままでいて欲しいなんて思ってしまいますね」
「うん、それ、凄くわかる」
最初は聞き間違いかと思ったんだけれど、違った。
厩に行くまでの道、馬たちについて教えて貰うには十分な距離がある。
「えーと、馬がブルーノを気に入ったの?」
「はい、そのようですよ」
「ブルーノが気に入っていた馬なんじゃなくて、馬がブルーノを気に入っていたんだね」
「ええ、魔物の馬は普通の馬より気難しい生き物ですから。馬の方から好かれるのは珍しいんですよ」
「エラは?」
「今は仲良しですけど、最初の内は俺も苦労しましたよ」
「そうなの?」
「はい。じゃじゃ馬ですもん。今はちゃんと俺を主と認めてくれていますが、最初の内は好き放題走るので中々言うことを聞いてくれませんでしたね」
エラは、セオがこのエリソン侯爵邸の使用人になってから連れてこられた馬だ。
魔物の馬を迎える時は、何頭かいるうちから相性のいい馬を選ぶか、どちらも子供の内から慣れさせるのが好ましい。
けれど、エラがここに来たのは若くても立派な大人の馬になってからだった。
馬丁のトムにはすぐに慣れたエラでも、セオを主と認めるのには多少の時間がかかったようだ。
自分の背に乗せるんだし、主と認めるまでに時間がかかるのは当たり前だ。
「俺とは時間がかかったのに、ヴァンのやつは最初から認められて悔しかったですね。あいつが当然だって思う顔をするのも」
「ふふっそれはさ、エラがヴァンを気に入ったんじゃなくて、セオがヴァンを大切にしてるってすぐにわかったからだと思うよ?」
「え?」
セオの言い方が本当に悔しそうに呟くから思わず笑っちゃう。
けれど、僕から見たエラは、セオのことが大好きで、ちゃんと主人と認めている。
ヴァンは、その主人が大切にしている人だ。
主人が大切にしているなら、エラも大切にすると思うはずだ。
ヴァンはそれが分かったから、当然だと受け取ったんだろうな。
それに、ヴァンはセオが大事にしているものなら大事にする人だ。
エラもそれをすぐにわかったんだろうと思う。
「ああ、そういう……気が付きませんでした」
「それに、エラがヴァンを気に入ったのは、ヴァンがセオの全部を大事にしてくれる人だって伝わったからじゃない?」
「あーだからか!───っすみません」
セオが思わずと言ったように謝ってくる。
一瞬なにがすみませんなのかと思ったけれど、すぐに言葉遣いだと気が付いた。
思いが強い言葉、セオの琴線に触れた時、セオは敬語が外れる。
そんなことは、本当に、ごく稀だ。
全然気にしていないけれど、それで測っていた部分はあった。
今は、一瞬気が抜けたのもあったのかな。
きっとセオが気が付いていないだけだ。
「ううん、別に僕は敬語じゃなくても気にしないよ?」
それが悪いとは全然思えないから『敬語が外れる時があるよ』とは言わない。
代わりに、僕は気にしていないことを伝える。
「そこは一応気にしてください。いや、えー……レン様凄いですね」
「僕が凄いんじゃなくて、セオがちょっと他人からの好意に鈍いだけだと思う」
「う……」
否定しないのは、自覚有みたいだ。
でもそれもセオの良いところの一つだと思う。
それに、他人の気持ちには人一倍敏感なセオだ。
けれど自分に向けられた好意には、ちょっとだけ鈍いと思う、多分。
あのヴァンとつり合いが取れているのもだし……ああ、でも、だからヴァンがいつでも余裕ないみたいな感情になるのかもしれない。
勿論セオはヴァンのことが大好きだっていうのは分かってるんだろうけれど。
『疑わしきものは牽制と排除を』とか思っていそう、や、既にやりつくしていそうだ。
本人には言わないけれどね。
今の方がヴァンを御しやすい……なんて一瞬でも思った僕は、かぶれてきたなーとも思っちゃう。
「えーとっ話を戻しますと」
「ふふっ……うん」
「笑わないでくださいよ」
「ごめん」
「で、話を戻しますと、普通の馬より魔物の馬の方が扱いが難しいのは前に説明したと思うんですけれど、辺境の警備隊は、魔物の馬に乗れるのが必須になります」
「そうなんだ」
「普通の馬の乗馬は出来る人が殆どなんですよ、辺境では馬を飼っている人も珍しくないですし、馬を飼えない人でも馬には乗れます。整備されていない道も多いですし、足として馬を借りるのが日常ですからね。帝都ですと乗馬は貴族男性の嗜みみたいなイメージが強いですが、辺境では生活に必要なことですから」
「そっか。でも、魔物の馬と普通の馬って一緒じゃないんでしょう?」
「ですね、普通の馬には乗れるけれど、魔物の馬には乗れないという人は意外と多いです。
辺境は、山の険しい道も多いですし、自然が多い分、獣や魔物の被害も多いです。
ですから、辺境の警備隊は魔物の馬が交通手段となり、乗れないと警備隊にはなれません。
魔物の馬は高値で取引されるものの辺境では繁殖が盛んですし、野生の馬の保護もしているので魔物の馬自体はそう珍しくもないんですけどね。
ただ、魔物の馬に乗れるかといったら話は別です。
ある程度の魔力が必要ですし、相性もありますから。
辺境では、警備隊の候補生の段階で魔物の乗馬訓練と試験があり、乗馬が出来ないと落第となります」
エリソン侯爵領の警備隊では、魔物の馬は所持していない。
その必要がないから、普通の馬だ。
自然豊かなエリソン侯爵領だけれど、魔物の被害や獣の被害はそう多くないし、そこまで広大な土地でもない。
気候も穏やかで整備されてる道もたくさんある。
帝都と比べたら魔物や獣の被害は多いんだろうけれど、犯罪はずっと少ない場所だ。
アレックスが作った魔法具や魔道具の影響が大きい。
「ブルーノは将来隊を任されても良いほどの人材です。良く辺境の警備隊長が推薦したなと思いますよ」
「本人は全く自覚がなさそうだよね」
「そうですね。ある意味取り柄だと思います」
「うん。自覚がありすぎて最初から自信満々よりずっと良いよ。それに、向上心は高いし素直だしね」
「あのままではいけないんでしょうが、あのままでいて欲しいなんて思ってしまいますね」
「うん、それ、凄くわかる」
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