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第7話 さあ、超巨大ティラノサウルス狩りだ
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第7話 さあ、超巨大ティラノサウルス狩りだ
超巨大ティラノサウルスは、オレに気づいていなかった。
そもそもヤツにとってオレは、獲物としては小さすぎるのだろう。
ヤツの目的は、ドラゴンだ。
超巨大ティラノサウルスは、ドラゴンから十メートルほど離れた位置で、立ち止まっている。
様子を、うかがっているのだ。
ドラゴンの死骸は、一見すると、外傷がない。
もちろん、左目から血を流してはいる。
だがそれは、ドラゴンの正面に回り込まなければ、わからない。
ドラゴンの頭部正面は、巨木の幹のほうを向いている。
ドラゴンの死骸は、巨木の東側だ。頭部が東で、尾が西だ。腹を下にして、座り込んでいる。もしくは、眠りに就いているように見える。後方から見れば。
ゆえに、超巨大ティラノサウルスは、ドラゴンが死んでいるとは思わず、警戒しているのだ。
咆哮した。ふたたび。超巨大ティラノサウルスが。
だが、ピクリともしない。ドラゴンは。あたりまえだが。すでに、死んでいるのだから。
数秒間、時間が流れた。
超巨大ティラノサウルスが、回り込んだ。ドラゴンの死骸を。後方、すわなち東側から、北側へと。
ドラゴンの死骸の側面に、仁王立ちした。超巨大ティラノサウルスが。
巨大な頭部を、振り上げた。
次の瞬間、かみついた。頭部を振り下ろしざまに。ドラゴンの首に、上から。
噛み切るつもりだ。ドラゴンを確実に殺すために。
今が、好機だ。
相手は、三十メートル級だ。仁王立ちしている状態では、ヤツの頭部には、槍は届かない。
だが、届く。今ならば。
ドラゴンの首を噛み切るのにかかる時間は、二秒か、そこらだ。
その二秒が、勝機だ。唯一の。
躍り出た。巨木の陰から。右手に、ドラゴン牙槍を握りしめて。右腕を頭上に振りかぶりながら。
目が、あった。
超巨大ティラノサウルスの右目と。巨大な眼球だ。横長の眼球だが、上下は一メートル、左右は二メートルはある。
投げつけた。ドラゴン牙槍を。ヤツの右目に。
吸い込まれた。槍が、超巨大ティラノサウルスの右眼球に。
槍が、止まった。二メートルほどの槍の柄が、ほとんど埋まったところで。
ビクリと、痙攣した。大きく。一度だけ。ティラノサウルスの巨体が。
次の瞬間、横倒しに倒れた。超巨大ティラノサウルスが。
そして、動かなくなった。
死んだのだ。
ドラゴン牙槍の穂先が、眼窩の穴を通過して脳に到達したからだ。
勝った。
超巨大ティラノサウルスに。
そう思うと、足腰から力が抜けて、へたり込みそうになった。
だが膝は、つかなかった。
両足を、踏ん張った。
膝をつくときは、負けたときだけだ。
敗北は即、死を意味する。この異世界では。
この異世界は、弱肉強食。弱いヤツは喰われ、強いヤツが殺して喰う。
今回は、オレが喰う番だ。
さあ、ティラノサウルスを、食おうか。
超巨大ティラノサウルスは、オレに気づいていなかった。
そもそもヤツにとってオレは、獲物としては小さすぎるのだろう。
ヤツの目的は、ドラゴンだ。
超巨大ティラノサウルスは、ドラゴンから十メートルほど離れた位置で、立ち止まっている。
様子を、うかがっているのだ。
ドラゴンの死骸は、一見すると、外傷がない。
もちろん、左目から血を流してはいる。
だがそれは、ドラゴンの正面に回り込まなければ、わからない。
ドラゴンの頭部正面は、巨木の幹のほうを向いている。
ドラゴンの死骸は、巨木の東側だ。頭部が東で、尾が西だ。腹を下にして、座り込んでいる。もしくは、眠りに就いているように見える。後方から見れば。
ゆえに、超巨大ティラノサウルスは、ドラゴンが死んでいるとは思わず、警戒しているのだ。
咆哮した。ふたたび。超巨大ティラノサウルスが。
だが、ピクリともしない。ドラゴンは。あたりまえだが。すでに、死んでいるのだから。
数秒間、時間が流れた。
超巨大ティラノサウルスが、回り込んだ。ドラゴンの死骸を。後方、すわなち東側から、北側へと。
ドラゴンの死骸の側面に、仁王立ちした。超巨大ティラノサウルスが。
巨大な頭部を、振り上げた。
次の瞬間、かみついた。頭部を振り下ろしざまに。ドラゴンの首に、上から。
噛み切るつもりだ。ドラゴンを確実に殺すために。
今が、好機だ。
相手は、三十メートル級だ。仁王立ちしている状態では、ヤツの頭部には、槍は届かない。
だが、届く。今ならば。
ドラゴンの首を噛み切るのにかかる時間は、二秒か、そこらだ。
その二秒が、勝機だ。唯一の。
躍り出た。巨木の陰から。右手に、ドラゴン牙槍を握りしめて。右腕を頭上に振りかぶりながら。
目が、あった。
超巨大ティラノサウルスの右目と。巨大な眼球だ。横長の眼球だが、上下は一メートル、左右は二メートルはある。
投げつけた。ドラゴン牙槍を。ヤツの右目に。
吸い込まれた。槍が、超巨大ティラノサウルスの右眼球に。
槍が、止まった。二メートルほどの槍の柄が、ほとんど埋まったところで。
ビクリと、痙攣した。大きく。一度だけ。ティラノサウルスの巨体が。
次の瞬間、横倒しに倒れた。超巨大ティラノサウルスが。
そして、動かなくなった。
死んだのだ。
ドラゴン牙槍の穂先が、眼窩の穴を通過して脳に到達したからだ。
勝った。
超巨大ティラノサウルスに。
そう思うと、足腰から力が抜けて、へたり込みそうになった。
だが膝は、つかなかった。
両足を、踏ん張った。
膝をつくときは、負けたときだけだ。
敗北は即、死を意味する。この異世界では。
この異世界は、弱肉強食。弱いヤツは喰われ、強いヤツが殺して喰う。
今回は、オレが喰う番だ。
さあ、ティラノサウルスを、食おうか。
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