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第十話 超巨大アース・ドラゴンと戦ってみた
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第十話 超巨大アース・ドラゴンと戦ってみた
強く念じた。
その瞬間、切り落とした。
飛ぶように向かってきた超巨大アース・ドラゴンの捕食用の長い舌を。
一筋の高圧水で。
次の瞬間、口の中でつぶやいた。
「ウオーター・アロー」
矢のように高圧水が飛んでいった。魔法の水球から。
貫いた。超巨大アース・ドラゴンの左目を。
次の瞬間、潰れるように、へたりこんだ。超巨大アース・ドラゴンが。
魔法の水の矢、高圧水のウオーター・アローが、眼球を破壊し、脳にまで達したからだ。
今がチャンスだ。脳が再生する前に、とどめを刺さなければ。
「ウオーター・カッター」
そう、つぶやきながら、イメージした。頭の中で。
一筋の高圧水が、魔法の水球から、ほとばしった。ななめ下へ。一直線に。
切断した。超巨大アース・ドラゴンの太い首を。数秒かかったが。
女生徒たちが、歓声をあげた。
感極まったアミーアが、涙ぐみながら叫んだ。
「勝ったのよ! あたしたち!」
切り落とされた首は、堀の水に浮かんだ。
ゆっくりと流されていく。北の方へと。超巨大アース・ドラゴンの頭部が。
堀の水は、川から引いた用水路で南西の堀の端から流し込み、北東の堀の端で別の用水路に排出する。北東の堀の端に排水調整弁があるため、堀の水を、常に満水にすることができる。
過半の女生徒たちが歓声をあげて、喜んでいる。
だが、まだ終わっていない。
心臓を、破壊しなければ。
ウオーター・カッターで、心臓の上の背中を、十字型に切断した。
だいぶ奥まで切断できたようなので、心臓も十字型に切断されたはずだ。
これでもう、再生しないはずだ。
そのときだった。
魔族が、出てきた。
超巨大アース・ドラゴンの背中に設置した神輿のような箱型建物から。天井にあるハッチを開けて。
羽を広げた。魔族が。
コウモリのような羽だ。
ふわりと浮いた。一人目の魔族が。
ななめ前の空中に。一気に五メートルほども。
二人目が、現れた。ハッチの中から。
「ウオーター・カッター」
思わず、つぶやいた。
切り裂いた。一筋の高圧水が、一人目の魔族を。
空中で。左右真っ二つに。
二人目が、逃げようとした。ななめ後方に飛んで。一気に五メートルほどだ。
ふたたび、切り裂いた。左右真っ二つに。空中で。
三人目が、ハッチから現れた。
すぐさま、右手側に逃げた。羽を広げて、低空を滑空して。
ウオーター・カッターで攻撃した。
だが、外れた。
もう一度、攻撃した。ウオーター・カッターで。
また、外れた。
城壁から離れるように、低空でスライドしたからだ。
あの飛び方は、風魔法によるものだな。
そう思った。
魔法の水球は、直径がもう、半メートルほどまで縮小した。
逃げられた。
ウオーター・カッターの射的圏外へ。
魔族は、城壁から離れ続けた。地面すれすれの超低空飛行で。
もう、五十メートルは離れた。
ふたたび、女生徒たちが歓声をあげた。
「逃げていったわよ! 魔族が!」
だが次の瞬間、方向転換した。その魔族が。五十メートル以上離れた地点で。
ふわりと浮き上がり、一気に五十メートルは上昇した。
そこから滑空した。城壁に向かって。
ただし、一直線ではなく、トッキロの右手側に向かってだ。
息をのんだ。女生徒たちが。
反撃するつもりなのだ。あの魔族は。
着地した。その魔族が。城壁の屋上に。
トッキロの右手側、五十メートルほどの地点に。
恐怖で、女生徒たちが泣き叫んだ。
女生徒の一人が叫んだ。
「デーモン・チーフよ!」
いっせいに、悲鳴をあげた。少女たちが。恐怖に震えて。
強く念じた。
その瞬間、切り落とした。
飛ぶように向かってきた超巨大アース・ドラゴンの捕食用の長い舌を。
一筋の高圧水で。
次の瞬間、口の中でつぶやいた。
「ウオーター・アロー」
矢のように高圧水が飛んでいった。魔法の水球から。
貫いた。超巨大アース・ドラゴンの左目を。
次の瞬間、潰れるように、へたりこんだ。超巨大アース・ドラゴンが。
魔法の水の矢、高圧水のウオーター・アローが、眼球を破壊し、脳にまで達したからだ。
今がチャンスだ。脳が再生する前に、とどめを刺さなければ。
「ウオーター・カッター」
そう、つぶやきながら、イメージした。頭の中で。
一筋の高圧水が、魔法の水球から、ほとばしった。ななめ下へ。一直線に。
切断した。超巨大アース・ドラゴンの太い首を。数秒かかったが。
女生徒たちが、歓声をあげた。
感極まったアミーアが、涙ぐみながら叫んだ。
「勝ったのよ! あたしたち!」
切り落とされた首は、堀の水に浮かんだ。
ゆっくりと流されていく。北の方へと。超巨大アース・ドラゴンの頭部が。
堀の水は、川から引いた用水路で南西の堀の端から流し込み、北東の堀の端で別の用水路に排出する。北東の堀の端に排水調整弁があるため、堀の水を、常に満水にすることができる。
過半の女生徒たちが歓声をあげて、喜んでいる。
だが、まだ終わっていない。
心臓を、破壊しなければ。
ウオーター・カッターで、心臓の上の背中を、十字型に切断した。
だいぶ奥まで切断できたようなので、心臓も十字型に切断されたはずだ。
これでもう、再生しないはずだ。
そのときだった。
魔族が、出てきた。
超巨大アース・ドラゴンの背中に設置した神輿のような箱型建物から。天井にあるハッチを開けて。
羽を広げた。魔族が。
コウモリのような羽だ。
ふわりと浮いた。一人目の魔族が。
ななめ前の空中に。一気に五メートルほども。
二人目が、現れた。ハッチの中から。
「ウオーター・カッター」
思わず、つぶやいた。
切り裂いた。一筋の高圧水が、一人目の魔族を。
空中で。左右真っ二つに。
二人目が、逃げようとした。ななめ後方に飛んで。一気に五メートルほどだ。
ふたたび、切り裂いた。左右真っ二つに。空中で。
三人目が、ハッチから現れた。
すぐさま、右手側に逃げた。羽を広げて、低空を滑空して。
ウオーター・カッターで攻撃した。
だが、外れた。
もう一度、攻撃した。ウオーター・カッターで。
また、外れた。
城壁から離れるように、低空でスライドしたからだ。
あの飛び方は、風魔法によるものだな。
そう思った。
魔法の水球は、直径がもう、半メートルほどまで縮小した。
逃げられた。
ウオーター・カッターの射的圏外へ。
魔族は、城壁から離れ続けた。地面すれすれの超低空飛行で。
もう、五十メートルは離れた。
ふたたび、女生徒たちが歓声をあげた。
「逃げていったわよ! 魔族が!」
だが次の瞬間、方向転換した。その魔族が。五十メートル以上離れた地点で。
ふわりと浮き上がり、一気に五十メートルは上昇した。
そこから滑空した。城壁に向かって。
ただし、一直線ではなく、トッキロの右手側に向かってだ。
息をのんだ。女生徒たちが。
反撃するつもりなのだ。あの魔族は。
着地した。その魔族が。城壁の屋上に。
トッキロの右手側、五十メートルほどの地点に。
恐怖で、女生徒たちが泣き叫んだ。
女生徒の一人が叫んだ。
「デーモン・チーフよ!」
いっせいに、悲鳴をあげた。少女たちが。恐怖に震えて。
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