異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、魔王軍と戦うはめになった!

 ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
 三千円で。
 二枚入り。
 手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
 ガイドブックには、異世界会話集も収録。
 出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
 おもしろそうなので、買ってみた。
 使ってみた。
 帰れなくなった。日本に。
 魔力切れのようだ。
 しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
 それなのに……
 気がついたら、魔王軍と戦うことに。
 はたして、日本に無事戻れるのか?

 <第1章の主な内容>
 王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
 魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
 同じクラスは、女生徒ばかり。
 毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
 ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
 しかたがない。ぼくが戦うか。

 <第2章の主な内容>
 救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
 さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
 どう救出する?

 <第3章の主な内容>
 南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
 そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
 交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
 驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……

 <第4章の主な内容>
 リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
 明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
 なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
 三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
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