い、いや、それはそれで都合がいいはずだ。
どうせ離れに押し込めるつもりだったのだから、いなくても問題ない。養う金もかからない……それでいいはずだ。
文字数 4,531
最終更新日 2022.05.06
登録日 2022.05.05
「わたしぃ、殿下と陛下に言われてぇ、反省したんです。これからはあ、殿下を立てて、立てて、立てまくっちゃいます!」
てへ☆ とやると、お相手はなんともいえない引きつった笑顔を浮かべ、それから困ったように肩をすくめました。
大変ですね、という顔をされた。
ええ、大変なんですよ。
(別アカに出していた話のリサイクルです)
文字数 6,652
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.03
約束を破られるのが嫌なだけで、別に仲良くしたいわけではないので……
お互い、友達と会うのは邪魔しない、ということにしましょう。
(別アカで出していたもののリサイクルです)
文字数 4,075
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.05.02
でも、なにもくれないなら水はあげない。私の望むものは……。
文字数 5,617
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.20
仕事上の夢を叶え、子どもたちも巣立った。結婚記念日を機に、これからは二人で楽しくやっていこうと思う。
……なぜ、そんな目で見るんだ?
文字数 6,697
最終更新日 2022.04.18
登録日 2022.04.16
本当に女であるなら証拠を示せ、と殿下は言います。このような宴の場で……?
まあ、良いですけれど。
文字数 6,370
最終更新日 2022.04.17
登録日 2022.04.15
「式はできるだけ急ぎましょう。ああ、良かったわ、結婚を理由にすれば、学園を卒業しなくても不名誉にはならないでしょう」
本当に良かった。
いくら可愛いとはいえ、侯爵家の者でありながら留年なんて、どうしたものかと考えていたのです。それがローガ様という夫を手に入れたのです。なんて素晴らしいことでしょう。
文字数 6,505
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.04.11
「神父さま、懺悔をさせていただきたいのです」
「どうぞ」
私は紗幕ごしに頭をさげ、話を促した。
相手の姿はうっすらと見える程度で、顔はわからない。しかし穏やかな話し声は、育ちの良い、貴族のご令嬢を想像させた。
「わたくし、婚約を破棄されてしまいましたの」
文字数 4,865
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.04.09
「殿下。学園での調査が終わりました」
「そうか! 卑劣にもアリーチェをいじめていたのは誰だったのだ?」
「誰もいじめてはいませんでした」
文字数 5,111
最終更新日 2022.04.05
登録日 2022.04.04
「お父上が子供を望んでいるのはご存知だったでしょう。婚姻だけしてごまかそうとなさいましたのね?」
「……」
「それを詐欺と申します」
「仕方が……なかったんだ!」
「私は義務で参りました。あなたにも義務を求めます。どうなさいますか?」
文字数 6,837
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.01
「そ、そんな、死刑だなんてやりすぎです!」
「私は、喜んで仕事を引き受けていたんです」
文字数 6,145
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.03.31
男爵令嬢のルナ様にお許しになったなら、当然、同じ男爵令嬢のソフィ様にもお許しになるべきですわ。
婚約者としての義務? それならもう……
文字数 6,984
最終更新日 2022.03.27
登録日 2022.03.25
この魔法学校でそれは無理なのです。
かわいそうなルーシアさん、わたくしから殿下を奪うおつもりなら、もう少しお勉強をするべきでしたわね。
文字数 6,559
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.17
なんといってもわたくし、高い金をかけて育てて頂いたのですもの。何度も何度も言われましたから、もちろんわかっておりますわ。
少ない?
おかしいですわね、お父様に使っていただいた、高いお金ですけれど。使用人同然の暮らしでしたから、これでも多めに計算しておりますのよ?
文字数 6,176
最終更新日 2022.02.28
登録日 2022.02.26
あの天使のようなユミカ様、男の趣味だけが悪いユミカ様を泣かせたのは誰ですか!?
文字数 4,086
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.02.21
「死刑ではなく、両の腕を切り落とすだけですませたのだぞ。俺は優しいだろう? だというのに、どいつもこいつも俺の前では怯えて身を縮める」
「そうだ、魔術師よ。そなたは古の、心を操る魔術を復活させたと言うではないか?」
「この俺を優しい、親しみのある王と思わせることも可能ではないか?」
文字数 6,054
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.13
(※5話で終わります)
「殿下にはわたくしくらいがお似合いだと、皆が思ったので、このようなことになっているのです」
「えっ、え、あ?」
「もう一度申し上げます。殿下にはわたくし程度の妻でよいと、王家の方々始め、貴族方も、そう思ったのでございます」
「馬鹿にしているのかっ!?」
文字数 10,727
最終更新日 2022.02.10
登録日 2022.02.06
「わたくしの、目を見て、言ってください!」
「ば、馬鹿な。君こそ現実を見なさい、わ、私は、君のことなど……」
文字数 4,205
最終更新日 2022.02.10
登録日 2022.02.09
転生したこの世界で、ついに悪役令嬢のわたくしは婚約破棄されるはず!
この日のため悪役令嬢ムーブでヒロインを応援してきたのに、おかしくないですか!?
文字数 6,362
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.01