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83. 姫は『厳重注意』されたようです
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83. 姫は『厳重注意』されたようです
そして翌日。オレは今、社長室にいる。もちろん昨日の件についてだ。事務所を通さず、勝手に正体を明かしたこと。別にライバー同士のことなのでそこまで問題ではないのだが、オレの場合は事務所が守ってくれているのに、それを自ら破ってしまったのだ。
その事についてはオレが悪いと思っているし、怒られても仕方がないと思う。あのあと事務所にいた桃姉さんにめちゃくちゃ怒られたしな。
玲奈ちゃんへはきちんと事情を説明させてもらって理解はしてくれたので、特に問題になることはなかった。他の1期生にはマネージャーを通して伝えてもらうことになった。まぁ昨日『葉桐ソフィア』と一緒に配信をしたので、オレが男だというのがバレてることは分かってると思うけど。
「それで弟君。始末書は書いてきたのかしら?」
「はい」
オレは始末書を提出する。これが会社だし仕事だから仕方ない。すると星乃社長が話し始める。
「ねぇ弟君?お姉さんに怒られたかしら?」
「そうですね。あれだけ怒られたのは小学生の時に嘘ついて姉の財布から1000円札をとった時以来ですね」
「あはは。なら私からは特に言うことはないわね。あなたの行動は会社のルールを無視した行為だから形式的に始末書をもらうわ。でもね、あなたのおかげで初めてFmすたーらいぶのライバー全員の団結力が見れたのも事実。反響も凄かった。まぁそれもあなたのせいで今までなかったんでしょうけど?」
ド正論だな。ぐうの音も出ない。そして星乃社長は続ける。
「あなたは変わった。いや本物の『姫宮ましろ』になった。そして『姫宮ましろ』はこのFmすたーらいぶの絶対的エース。あなたの炎上や問題は事務所の問題……それこそ存続に関わる可能性もあるわ、それを理解しておきなさい。まぁそうなっても責任は私が取るから、今度からは相談を必ずしてちょうだい。いいわね?」
「社長……すみません。ありがとうございます」
オレは頭を下げる。本当に申し訳なく思う。自分の勝手な判断でFmすたーらいぶが危機に晒されてしまう……それだけ『姫宮ましろ』という存在は大きい。それを改めて理解した。
そして社長室を出ると、そこには心配した顔で鈴町さんが立っていた。
「あの……大丈夫……でしたか?その……クビとか……?」
「ああ。厳重注意をされただけだよ」
「そうですか……よかった……」
「本当にごめんな」
オレがそう言うと、鈴町さんは首を横にブンブンと振る。それがまた可愛い。
「いえ。でも……やっぱりすごいです。あんな風に……たくさんの人を感動させるなんて……チャンネル登録者も……一気に増えていったし」
「あれはみんなが協力してくれたからだよ。Fmすたーらいぶの全員が歌う。そんなレアなことないだろ?今朝、切り抜き見たけど。鈴町さん凄い大きな声で歌ってたな?ありがとう。さすが『姫宮ましろ』の親衛隊だな?」
「はっ……恥ずかしい……」
オレが微笑みかけると、彼女は顔を赤くしながら俯いてしまった。そんな彼女を見てると思わず頭を撫でたくなる衝動に駆られるが、なんとか抑える。
するとそこに玲奈ちゃんがやってくる。
「こんにちは颯太さん。かのんちゃん」
「あ。ソフィアちゃん10万人おめでとう」
「おっ……おめでとう」
「ありがとうございます。これも全部、皆さんの協力があってのことです。本当に感謝しています」
玲奈ちゃんは本当に嬉しそうだ。その笑顔を見て、オレも嬉しい気持ちになる。
「この後、ご予定ありますか?良かったら一緒にお昼どうですか?お礼もしたいですし」
「オレは構わないけど。どうするかのんちゃん?」
「そ……その……緊張する……」
「ええ~?昨日、他の3期生とオフコラボしてたじゃん。ソフィアとも仲良くしてよかのんちゃん。ね?お願い」
「うぅ……わかった」
こうして鈴町さんと玲奈ちゃんとお昼を食べに行くことにする。年下の女性とJKか……なんかオレの方が緊張するが。
そして翌日。オレは今、社長室にいる。もちろん昨日の件についてだ。事務所を通さず、勝手に正体を明かしたこと。別にライバー同士のことなのでそこまで問題ではないのだが、オレの場合は事務所が守ってくれているのに、それを自ら破ってしまったのだ。
その事についてはオレが悪いと思っているし、怒られても仕方がないと思う。あのあと事務所にいた桃姉さんにめちゃくちゃ怒られたしな。
玲奈ちゃんへはきちんと事情を説明させてもらって理解はしてくれたので、特に問題になることはなかった。他の1期生にはマネージャーを通して伝えてもらうことになった。まぁ昨日『葉桐ソフィア』と一緒に配信をしたので、オレが男だというのがバレてることは分かってると思うけど。
「それで弟君。始末書は書いてきたのかしら?」
「はい」
オレは始末書を提出する。これが会社だし仕事だから仕方ない。すると星乃社長が話し始める。
「ねぇ弟君?お姉さんに怒られたかしら?」
「そうですね。あれだけ怒られたのは小学生の時に嘘ついて姉の財布から1000円札をとった時以来ですね」
「あはは。なら私からは特に言うことはないわね。あなたの行動は会社のルールを無視した行為だから形式的に始末書をもらうわ。でもね、あなたのおかげで初めてFmすたーらいぶのライバー全員の団結力が見れたのも事実。反響も凄かった。まぁそれもあなたのせいで今までなかったんでしょうけど?」
ド正論だな。ぐうの音も出ない。そして星乃社長は続ける。
「あなたは変わった。いや本物の『姫宮ましろ』になった。そして『姫宮ましろ』はこのFmすたーらいぶの絶対的エース。あなたの炎上や問題は事務所の問題……それこそ存続に関わる可能性もあるわ、それを理解しておきなさい。まぁそうなっても責任は私が取るから、今度からは相談を必ずしてちょうだい。いいわね?」
「社長……すみません。ありがとうございます」
オレは頭を下げる。本当に申し訳なく思う。自分の勝手な判断でFmすたーらいぶが危機に晒されてしまう……それだけ『姫宮ましろ』という存在は大きい。それを改めて理解した。
そして社長室を出ると、そこには心配した顔で鈴町さんが立っていた。
「あの……大丈夫……でしたか?その……クビとか……?」
「ああ。厳重注意をされただけだよ」
「そうですか……よかった……」
「本当にごめんな」
オレがそう言うと、鈴町さんは首を横にブンブンと振る。それがまた可愛い。
「いえ。でも……やっぱりすごいです。あんな風に……たくさんの人を感動させるなんて……チャンネル登録者も……一気に増えていったし」
「あれはみんなが協力してくれたからだよ。Fmすたーらいぶの全員が歌う。そんなレアなことないだろ?今朝、切り抜き見たけど。鈴町さん凄い大きな声で歌ってたな?ありがとう。さすが『姫宮ましろ』の親衛隊だな?」
「はっ……恥ずかしい……」
オレが微笑みかけると、彼女は顔を赤くしながら俯いてしまった。そんな彼女を見てると思わず頭を撫でたくなる衝動に駆られるが、なんとか抑える。
するとそこに玲奈ちゃんがやってくる。
「こんにちは颯太さん。かのんちゃん」
「あ。ソフィアちゃん10万人おめでとう」
「おっ……おめでとう」
「ありがとうございます。これも全部、皆さんの協力があってのことです。本当に感謝しています」
玲奈ちゃんは本当に嬉しそうだ。その笑顔を見て、オレも嬉しい気持ちになる。
「この後、ご予定ありますか?良かったら一緒にお昼どうですか?お礼もしたいですし」
「オレは構わないけど。どうするかのんちゃん?」
「そ……その……緊張する……」
「ええ~?昨日、他の3期生とオフコラボしてたじゃん。ソフィアとも仲良くしてよかのんちゃん。ね?お願い」
「うぅ……わかった」
こうして鈴町さんと玲奈ちゃんとお昼を食べに行くことにする。年下の女性とJKか……なんかオレの方が緊張するが。
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