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魔法が使える者達が推理をする学園!

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「どういう事?唯軌さん。」
何でそんな確信があるのか不思議そうに聞いた。
「絶対では無いんだけど、虫を操る子、胡蝶蘭ちゃん。蘭ちゃんランキング9位じゃん?で、白波君が倒したのはランキング12位でしょ?蘭ちゃん言うこと聞かないと思うんだよね。そう考えると8位より上の人の仕業何じゃないかなって、思うんだけど。」
「8位より上か…。赤菊さんと唯軌さんは違うとして、7位、6位、5位、3位、2位の誰かって事だろう?」
いやまあ、あくまで仮説だけどね?と、付け足した。だが考えられるのはそのくらいだった。
「唯軌に対して妬みなら2位の小澄有彩じゃねえの?」
小澄有彩は唯軌と同じ風魔法が使える。しかし闘い方は正反対だった。豪快に全てを蹴散らす唯軌と一部にエネルギーを纏わせて攻撃する小澄だ。テクニックは小澄の方が上だったが、パワーは断然唯軌の方が上だった。いつも勝てない事を小澄は悔しがっていた。
「有り得なくは無いけど、有彩ちゃんは正々堂々闘うと思うんだよね。」
小澄と唯軌は昔は凄く仲が良かった。それがある日、2人は決別した。
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