10 / 49
かわいい弟
3
しおりを挟む
朝陽に連れられ向かった先は、全個室の小洒落た居酒屋だった。ふたりきりの空間で、シャンパンで乾杯。朝陽の二十歳の誕生日を盛大に祝いたかったなと心の中で悔やみつつ、幼なじみと初めて酌み交わすアルコールには感慨深いものがあった。
とびきり美味しい料理、名前の入ったバースデープレート。全て、朝陽が今日この日のために用意してくれたのだ。うっかり泣いてしまいそうで、必死に堪えたのだが。誕生日プレゼントにとキーケースをもらった瞬間に、努力の甲斐もむなしく結局涙は零れてしまった。こっそり拭ったから、朝陽にはバレていないと思いたい。
「朝陽~、さっきの店めっちゃ美味かった!」
「喜んでもらえてよかった。恭兄、もしかして酔ってる?」
「えー? ううん、酔ってない」
「ほんとかな」
「ほんとほんと。朝陽は? 酔ってる?」
「俺は多分ザル」
「うわマジか。それにしてもさっきの店、雰囲気も最高だったなあ。よく見つけたな」
「リサーチしたんで」
「あー、本当にうれしい。なあ朝陽、やっぱりお金……」
「だめ。今日だけは絶対に受け取らないから。なんで主役がお金出すんだよ」
「……ん、そっか。分かった。ありがとう」
ディナーを楽しんだ帰り、今は恭生のアパートへと最寄り駅から歩いているところだ。神奈川へと帰る朝陽を恭生こそ見送りたいのだが、朝陽はいつも「恭兄を送るところまでがデートだから」と言ってきかない。
だが今日に限っては、こうして送ってもらえることを素直にありがたく受け取っている。年に一度の誕生日を久しぶりに朝陽と過ごせて、どうにも離れがたい。
「あーあ。今日終わんのもったいない感じする」
「うん、俺も」
「朝陽も? ……なあ朝陽、今日も部屋上がってかない?」
「……うん、上がんない」
だが朝陽は、恭生の誘いをやはり受け入れてはくれない。
会う度にお茶でもどうだと誘っているのだが、朝陽はあの日以来、一度も部屋までは来ていない。終電が気になって、落ち着かないとのことだ。気持ちは分からないでもないが、一分でも長く一緒にいたいのに、と少し面白くない。
泊まってくれたって構わないのだが、両親へ心配をかけたくないのだろうと、提案することすらできないでいる。
「だよな、残念。あ、そういえばさ。もしかして、昼間もどこか予約してた?」
「いや、予約はしてなかった」
「そっか、よかった。ちなみにどこに行くつもりだったんだ?」
「水族館」
「水族館? 朝陽、魚とか好きだったっけ」
「いや別に。でも、デートって感じするかなって」
「……ふっ」
笑ってはいけない、そう強く思いはしたのだが。恭生はつい、小さく笑ってしまった。聞かれていませんようにと願ったって、ジトリとした目が恭生を映していて、もう遅い。
「恭兄……?」
「いや違う、ごめん」
「違わないし。笑ってんじゃん」
「ごめんって! だって朝陽、かわいくて」
「……なんだよそれ」
アパート前に到着して、人通りのない狭い道で立ち止まる。朝陽の機嫌を損ねてしまったと焦りがあるのに、その表情すらかわいいと感じてしまうのだから、我ながらタチが悪いなと恭生は思う。
「だってさ、朝陽、付き合うのオレが初めてってわけじゃないだろ?」
「……え?」
「オレ、今まではエスコートする側でさ。工夫しなきゃってそればっか考えちゃって。行き先決めるの、あんまり得意じゃなかったんだよな。でも朝陽が連れてってくれるところは、なんて言うか……ザ・デートって感じの場所で、逆に新鮮で。オレすげー楽しくてさ。水族館かあ、行きたかったなあ」
彼女がいる時は流行っているものや場所、世の女の子たちがなにを望んでいるのか、いつも徹底的に調べ上げた。歳を重ねる度、彼女の目に期待がありありと見える度、趣向を凝らすことに神経を使ってきた。それが恭生なりの誠実さだった。
だが朝陽に全てを委ねるデートで向かう先は、言ってしまえば初心者向けだ。『初デートならここ!』なんてタイトルのサイトに、特集されていそうなスポット。
なのにつまらないどころか、どこに行っても不思議なくらい胸が躍った。過去の自分はなにか勘違いをしていて、本当はそんなに頭を悩ませることではなかったのかもしれない。
朝陽と過ごす時間は、恭生の心をいっぱいに満たす。離れていた年月の長さが、余計にそう感じさせるのだろうか。
緩む口元をそっと隠していると、ぼそぼそと落ちるような声が耳に届いた。
「――だけど」
「ん? 聞こえなかった、なに?」
「恭兄が初めて、って言った。付き合うの」
「へ……マジ?」
「こんなん、嘘ついても仕方ないだろ」
「…………」
拗ねたような、どこか不機嫌な口調でそう言って、朝陽は視線を逃がすが。にわかには信じがたい事実に、食い入るように朝陽を見つめてしまう。
だって、ちゃんと理解している。恭生にとって朝陽がどんなにかわいい弟でも、世間一般的にはいわゆるイケメンだ。性格だって優しくて、勉強もスポーツもできる。モテない理由がない。先ほどの女の子たちがいい例だ。それなりの数の告白を受けてきただろう。
なのに。今まで誰とも付き合ってこなかった? どんなに信じられなくても、朝陽がそう言うのならそうなのだろう。
もしかしなくても、とんでもないことをしているのではないか。仮とは言え、朝陽の初恋人の座を幼なじみの男がもらっていいのだろうか。
だが他でもない、この仮の恋人関係は、朝陽の提案で始まったものだ。それに高揚してしまっている自分に、静かに戸惑う。
「そ、っか。うん、分かった」
心臓の底がふわふわと浮くような、不思議な心地を持て余していると。スマートフォンで時間を確認した朝陽が、長く息を吐いて言った。
「じゃあ、俺そろそろ帰る」
「うん」
「恭兄。今日の分」
「……ん」
きょろきょろと辺りに人がいないのを確認し、朝陽が両腕を広げる。それにそっと頷けば、大きな体に包みこまれる。
あの日――恭生が恋人に振られ、朝陽と仮の恋人になって以来。ハグと頬へのキスは、さよならの際のお決まりになった。もう何度もくり返して、その度に懐かしさとあたたかさに満たされてきたのに。
今日はなぜだか、今までのそれとはどこか違った心地がする。
「恭兄?」
「んー?」
「どうかした?」
「別に?」
不愛想に返せば、朝陽が顔を覗きこんでくる。だが恭生は、目を逸らしてしまう。今どんな顔をしているか、自分でも分からないからだ。
「……もしかして照れてる?」
「っ、はあ? オレが? なんで?」
「だって、顔赤いよ」
「……マジか」
今までのハグは、戯れの延長線にあった。小さい頃のじゃれ合いと同じ、ただふたりとも大人になっただけ。
そうだったはずなのに。
「なあ、朝陽。こういうのも初めて……ってこと?」
「こういうの?」
「その、ハグ、とか……」
「うん。恭兄としかしたことない」
「…………」
その事実が、ぽとりと胸の辺りに落ちてゆく。くすぐったくて、あたたかくて、美しくて。触れていいのか分からなくなる。
だってそれは、大事なものではないのだろうか。初めてで、唯一なんて。
それを自分がもらっていいのだろうか。かわいい弟の、生涯に一度の大切なものを。
「なあ朝陽、なんでオレと……」
「恭兄」
不安になって顔を上げると、一瞬でまた距離が縮まった。それに気づいた瞬間にはもう、頬でリップ音が鳴ってしまう。
「あっ」
それから、そのまま耳元で朝陽はささやく。
「恭兄、もう一回言わせて。お誕生日おめでとう」
「……っ!」
飛ぶようにして、勢いよく距離を取る。朝陽はくすくすと笑っていて、どうやらしてやられたようだ。
腹が立つ、だけど憎めない。なにか言ってやりたいのに言葉が出てこず、朝陽の胸元をトンとたたいた。
「顔真っ赤」
「覚えとけよー、朝陽」
「ふは、うん。絶対忘れない。じゃあ、ほんとに帰るね」
「……ん。気をつけてな」
「うん。おやすみ」
「おやすみ」
人の心を散々かき回しておいて、朝陽は数歩後ずさってからあっさりと去っていった。恭生はと言えば、朝陽が見えなくなった道からもうしばらくは目を離せないというのに。
ふう、と息を吐き、恭生は夜空を見上げる。
朝陽は誰とも付き合ったことがない。きっともうすでに、朝陽にとっての“初めて”をたくさんもらってしまったに違いない。
本当にいいのだろうか、この関係を続けて。そう思うのに――胸の奥に、また朝陽と離れるなんてごめんだとくちびるを尖らせる自分がいる。
せめて、祖父の言葉の真意を知るまで。もしくは、朝陽が飽きるまで。もう少し、この関係に甘えさせてもらおう。
どうしようもない兄でごめんな、朝陽。
届くことのない懺悔が、透明になって夜に溶ける。
とびきり美味しい料理、名前の入ったバースデープレート。全て、朝陽が今日この日のために用意してくれたのだ。うっかり泣いてしまいそうで、必死に堪えたのだが。誕生日プレゼントにとキーケースをもらった瞬間に、努力の甲斐もむなしく結局涙は零れてしまった。こっそり拭ったから、朝陽にはバレていないと思いたい。
「朝陽~、さっきの店めっちゃ美味かった!」
「喜んでもらえてよかった。恭兄、もしかして酔ってる?」
「えー? ううん、酔ってない」
「ほんとかな」
「ほんとほんと。朝陽は? 酔ってる?」
「俺は多分ザル」
「うわマジか。それにしてもさっきの店、雰囲気も最高だったなあ。よく見つけたな」
「リサーチしたんで」
「あー、本当にうれしい。なあ朝陽、やっぱりお金……」
「だめ。今日だけは絶対に受け取らないから。なんで主役がお金出すんだよ」
「……ん、そっか。分かった。ありがとう」
ディナーを楽しんだ帰り、今は恭生のアパートへと最寄り駅から歩いているところだ。神奈川へと帰る朝陽を恭生こそ見送りたいのだが、朝陽はいつも「恭兄を送るところまでがデートだから」と言ってきかない。
だが今日に限っては、こうして送ってもらえることを素直にありがたく受け取っている。年に一度の誕生日を久しぶりに朝陽と過ごせて、どうにも離れがたい。
「あーあ。今日終わんのもったいない感じする」
「うん、俺も」
「朝陽も? ……なあ朝陽、今日も部屋上がってかない?」
「……うん、上がんない」
だが朝陽は、恭生の誘いをやはり受け入れてはくれない。
会う度にお茶でもどうだと誘っているのだが、朝陽はあの日以来、一度も部屋までは来ていない。終電が気になって、落ち着かないとのことだ。気持ちは分からないでもないが、一分でも長く一緒にいたいのに、と少し面白くない。
泊まってくれたって構わないのだが、両親へ心配をかけたくないのだろうと、提案することすらできないでいる。
「だよな、残念。あ、そういえばさ。もしかして、昼間もどこか予約してた?」
「いや、予約はしてなかった」
「そっか、よかった。ちなみにどこに行くつもりだったんだ?」
「水族館」
「水族館? 朝陽、魚とか好きだったっけ」
「いや別に。でも、デートって感じするかなって」
「……ふっ」
笑ってはいけない、そう強く思いはしたのだが。恭生はつい、小さく笑ってしまった。聞かれていませんようにと願ったって、ジトリとした目が恭生を映していて、もう遅い。
「恭兄……?」
「いや違う、ごめん」
「違わないし。笑ってんじゃん」
「ごめんって! だって朝陽、かわいくて」
「……なんだよそれ」
アパート前に到着して、人通りのない狭い道で立ち止まる。朝陽の機嫌を損ねてしまったと焦りがあるのに、その表情すらかわいいと感じてしまうのだから、我ながらタチが悪いなと恭生は思う。
「だってさ、朝陽、付き合うのオレが初めてってわけじゃないだろ?」
「……え?」
「オレ、今まではエスコートする側でさ。工夫しなきゃってそればっか考えちゃって。行き先決めるの、あんまり得意じゃなかったんだよな。でも朝陽が連れてってくれるところは、なんて言うか……ザ・デートって感じの場所で、逆に新鮮で。オレすげー楽しくてさ。水族館かあ、行きたかったなあ」
彼女がいる時は流行っているものや場所、世の女の子たちがなにを望んでいるのか、いつも徹底的に調べ上げた。歳を重ねる度、彼女の目に期待がありありと見える度、趣向を凝らすことに神経を使ってきた。それが恭生なりの誠実さだった。
だが朝陽に全てを委ねるデートで向かう先は、言ってしまえば初心者向けだ。『初デートならここ!』なんてタイトルのサイトに、特集されていそうなスポット。
なのにつまらないどころか、どこに行っても不思議なくらい胸が躍った。過去の自分はなにか勘違いをしていて、本当はそんなに頭を悩ませることではなかったのかもしれない。
朝陽と過ごす時間は、恭生の心をいっぱいに満たす。離れていた年月の長さが、余計にそう感じさせるのだろうか。
緩む口元をそっと隠していると、ぼそぼそと落ちるような声が耳に届いた。
「――だけど」
「ん? 聞こえなかった、なに?」
「恭兄が初めて、って言った。付き合うの」
「へ……マジ?」
「こんなん、嘘ついても仕方ないだろ」
「…………」
拗ねたような、どこか不機嫌な口調でそう言って、朝陽は視線を逃がすが。にわかには信じがたい事実に、食い入るように朝陽を見つめてしまう。
だって、ちゃんと理解している。恭生にとって朝陽がどんなにかわいい弟でも、世間一般的にはいわゆるイケメンだ。性格だって優しくて、勉強もスポーツもできる。モテない理由がない。先ほどの女の子たちがいい例だ。それなりの数の告白を受けてきただろう。
なのに。今まで誰とも付き合ってこなかった? どんなに信じられなくても、朝陽がそう言うのならそうなのだろう。
もしかしなくても、とんでもないことをしているのではないか。仮とは言え、朝陽の初恋人の座を幼なじみの男がもらっていいのだろうか。
だが他でもない、この仮の恋人関係は、朝陽の提案で始まったものだ。それに高揚してしまっている自分に、静かに戸惑う。
「そ、っか。うん、分かった」
心臓の底がふわふわと浮くような、不思議な心地を持て余していると。スマートフォンで時間を確認した朝陽が、長く息を吐いて言った。
「じゃあ、俺そろそろ帰る」
「うん」
「恭兄。今日の分」
「……ん」
きょろきょろと辺りに人がいないのを確認し、朝陽が両腕を広げる。それにそっと頷けば、大きな体に包みこまれる。
あの日――恭生が恋人に振られ、朝陽と仮の恋人になって以来。ハグと頬へのキスは、さよならの際のお決まりになった。もう何度もくり返して、その度に懐かしさとあたたかさに満たされてきたのに。
今日はなぜだか、今までのそれとはどこか違った心地がする。
「恭兄?」
「んー?」
「どうかした?」
「別に?」
不愛想に返せば、朝陽が顔を覗きこんでくる。だが恭生は、目を逸らしてしまう。今どんな顔をしているか、自分でも分からないからだ。
「……もしかして照れてる?」
「っ、はあ? オレが? なんで?」
「だって、顔赤いよ」
「……マジか」
今までのハグは、戯れの延長線にあった。小さい頃のじゃれ合いと同じ、ただふたりとも大人になっただけ。
そうだったはずなのに。
「なあ、朝陽。こういうのも初めて……ってこと?」
「こういうの?」
「その、ハグ、とか……」
「うん。恭兄としかしたことない」
「…………」
その事実が、ぽとりと胸の辺りに落ちてゆく。くすぐったくて、あたたかくて、美しくて。触れていいのか分からなくなる。
だってそれは、大事なものではないのだろうか。初めてで、唯一なんて。
それを自分がもらっていいのだろうか。かわいい弟の、生涯に一度の大切なものを。
「なあ朝陽、なんでオレと……」
「恭兄」
不安になって顔を上げると、一瞬でまた距離が縮まった。それに気づいた瞬間にはもう、頬でリップ音が鳴ってしまう。
「あっ」
それから、そのまま耳元で朝陽はささやく。
「恭兄、もう一回言わせて。お誕生日おめでとう」
「……っ!」
飛ぶようにして、勢いよく距離を取る。朝陽はくすくすと笑っていて、どうやらしてやられたようだ。
腹が立つ、だけど憎めない。なにか言ってやりたいのに言葉が出てこず、朝陽の胸元をトンとたたいた。
「顔真っ赤」
「覚えとけよー、朝陽」
「ふは、うん。絶対忘れない。じゃあ、ほんとに帰るね」
「……ん。気をつけてな」
「うん。おやすみ」
「おやすみ」
人の心を散々かき回しておいて、朝陽は数歩後ずさってからあっさりと去っていった。恭生はと言えば、朝陽が見えなくなった道からもうしばらくは目を離せないというのに。
ふう、と息を吐き、恭生は夜空を見上げる。
朝陽は誰とも付き合ったことがない。きっともうすでに、朝陽にとっての“初めて”をたくさんもらってしまったに違いない。
本当にいいのだろうか、この関係を続けて。そう思うのに――胸の奥に、また朝陽と離れるなんてごめんだとくちびるを尖らせる自分がいる。
せめて、祖父の言葉の真意を知るまで。もしくは、朝陽が飽きるまで。もう少し、この関係に甘えさせてもらおう。
どうしようもない兄でごめんな、朝陽。
届くことのない懺悔が、透明になって夜に溶ける。
30
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
《完結》僕が天使になるまで
MITARASI_
BL
命が尽きると知った遥は、恋人・翔太には秘密を抱えたまま「別れ」を選ぶ。
それは翔太の未来を守るため――。
料理のレシピ、小さなメモ、親友に託した願い。
遥が残した“天使の贈り物”の数々は、翔太の心を深く揺さぶり、やがて彼を未来へと導いていく。
涙と希望が交差する、切なくも温かい愛の物語。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
女子にモテる極上のイケメンな幼馴染(男)は、ずっと俺に片思いしてたらしいです。
山法師
BL
南野奏夜(みなみの そうや)、総合大学の一年生。彼には同じ大学に通う同い年の幼馴染がいる。橘圭介(たちばな けいすけ)というイケメンの権化のような幼馴染は、イケメンの権化ゆえに女子にモテ、いつも彼女がいる……が、なぜか彼女と長続きしない男だった。
彼女ができて、付き合って、数ヶ月しないで彼女と別れて泣く圭介を、奏夜が慰める。そして、モテる幼馴染である圭介なので、彼にはまた彼女ができる。
そんな日々の中で、今日もまた「別れた」と連絡を寄越してきた圭介に会いに行くと、こう言われた。
「そーちゃん、キスさせて」
その日を境に、奏夜と圭介の関係は変化していく。
【完結】エデンの住処
社菘
BL
親の再婚で義兄弟になった弟と、ある日二人で過ちを犯した。
それ以来逃げるように実家を出た椿由利は実家や弟との接触を避けて8年が経ち、モデルとして自立した道を進んでいた。
ある雑誌の専属モデルに抜擢された由利は今をときめく若手の売れっ子カメラマン・YURIと出会い、最悪な過去が蘇る。
『彼』と出会ったことで由利の楽園は脅かされ、地獄へと変わると思ったのだが……。
「兄さん、僕のオメガになって」
由利とYURI、義兄と義弟。
重すぎる義弟の愛に振り回される由利の運命の行く末は――
執着系義弟α×不憫系義兄α
義弟の愛は、楽園にも似た俺の住処になるのだろうか?
◎表紙は装丁cafe様より︎︎𓂃⟡.·
またのご利用をお待ちしています。
あらき奏多
BL
職場の同僚にすすめられた、とあるマッサージ店。
緊張しつつもゴッドハンドで全身とろとろに癒され、初めての感覚に下半身が誤作動してしまい……?!
・マッサージ師×客
・年下敬語攻め
・男前土木作業員受け
・ノリ軽め
※年齢順イメージ
九重≒達也>坂田(店長)≫四ノ宮
【登場人物】
▼坂田 祐介(さかた ゆうすけ) 攻
・マッサージ店の店長
・爽やかイケメン
・優しくて低めのセクシーボイス
・良識はある人
▼杉村 達也(すぎむら たつや) 受
・土木作業員
・敏感体質
・快楽に流されやすい。すぐ喘ぐ
・性格も見た目も男前
【登場人物(第二弾の人たち)】
▼四ノ宮 葵(しのみや あおい) 攻
・マッサージ店の施術者のひとり。
・店では年齢は下から二番目。経歴は店長の次に長い。敏腕。
・顔と名前だけ中性的。愛想は人並み。
・自覚済隠れS。仕事とプライベートは区別してる。はずだった。
▼九重 柚葉(ここのえ ゆずは) 受
・愛称『ココ』『ココさん』『ココちゃん』
・名前だけ可愛い。性格は可愛くない。見た目も別に可愛くない。
・理性が強め。隠れコミュ障。
・無自覚ドM。乱れるときは乱れる
作品はすべて個人サイト(http://lyze.jp/nyanko03/)からの転載です。
徐々に移動していきたいと思いますが、作品数は個人サイトが一番多いです。
よろしくお願いいたします。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※表紙をAI君に描いてもらいました。(2026.2.21)
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる