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婚約破棄?その言葉待っていました!
夜会(裏)③
「分かった、とりあえず戻ろう。レイがいないと父さん達が心配するから」
兄のこの言葉に、私は弱い。
おとなしく大広間に戻ることにした。
「その前に……お兄様、この先の回廊に何人いるかわかりますか?」
「回廊の右に三人、左に二人いた。私が声を掛けた時点で相手は引いたよ」
さすがお兄様、私とは精度が違う。
本当は探知魔法を使えれば良かったのだけど、王宮で魔術や魔法の類は使用が禁じられている。
さらに私が魔法を使えることを、相手に知られたくない。
「レイ、危ないことはダメだ」
兄は私が何を考えているのか分かるらしい。
「私を呼び出した輩は王宮の給仕を使ったのです。だから先程の従者ではないと思います」
従者の少年では王宮の給仕を買収できそうにない。しかも私のことを『子爵令嬢』と呼んだ。
そんな彼がどうしてこの場で私に声を掛けることができたのかは分からないけれど……クリスの名を使って私を呼び出した者は他にいると考える。
「……給仕の顔を覚えているな?」
「はい、お兄様」
やはり兄は頼りになる。
✳︎
私は兄のエスコートで会場に戻った。
大広間に入り、兄と別れる。
そして壁の花となるべく隅の方に行こうとすると……いきなり手を取られた。
「レイ、姿が見えないから心配した」
銀色の髪が眩しい、黒の礼服が似合う長身の男性だ。端正な顔立ちだが、アイスブルーの瞳に心配する色が浮かんでいる。
彼の声が焦っているように感じた。
「ユリウス様、申し訳ございません。ご心配をおかけしました」
ユリウス様は私を探して下さったらしい。
仮初でも夜会のパートナーだし、彼に会場内を捜すようなことをさせてしまい申し訳ない気持ちになった。
「会場を出たと聞いて焦った。何かあった?」
ユリウス様は手を引いて壁際に私を連れて行く。人の少ない方へ誘導してくれた。
「……少し迷ってしまいまして」
私は当たり障りのない返答を心掛ける。
ユリウス様に心配をかけたくないと思ったからだ。
彼は私がこういう場に慣れていないことを分かっていて気遣ってくれる。
だから慣れない私が会場を出てしまったと知り、彼を心配させたのだろう。王宮は広いし、立ち入りが禁じられた場所や、立ち入らない方が良いと言われている場所もある。
先程の回廊の先にある庭園もそうだと聞いている。夜会が行われている日は、未婚の令嬢が一人で行かない方が良いと言われている場所。会場の灯りが届かない薄暗い場所があり、そこは人の目も届きにくいから。
そんな場所の近くに呼び出されてついて行ったと知られれば……私に目的があったとはいえ、とても心配すると思う。現に兄も心配させた。
ユリウス様は私の顔を見て、いまいち納得していないようだった。
そのため私はユリウス様と離れていた時間に、様々なご令嬢に挨拶できたことを伝える。
シルフィーユ様のおかげか、好意的に話しかけて下さるご令嬢もいたからだ。
もちろん好意的ではないご令嬢方もいたがその辺は上手く伏せる。挨拶できたことは事実だから嘘ではない。
私の話を聞いて安心して下さったのか、ユリウス様はようやく手を離してくれた。
ユリウス様の手が離れたことで私が大広間の人の波に視線を移すと、先程自分を案内した給仕を見つけた。
給仕は私に背を向けており、こちらに気付いていない。兄には報告してあるが、今の時点では彼の名前は分かっていない。私は見失わないように、つい目で追ってしまう。
「ところでユリウス様、あの給仕の方をご存知ですか?グラスを配っている、茶色の髪の方なのですが……」
私は何気なくユリウス様に尋ねた。
王宮の夜会で給仕をする者は家督を継げない貴族の子弟が多い。ユリウス様なら、もしかしたら名前をご存知かもしれないと思ったのだ。
「ああ、彼は子爵家の四男で……
……レイはどうして知りたいの?」
なぜか空気がヒヤッとした。
びっくりしてユリウス様の顔を見上げると、こちらを向いて微笑んでいた。これは……無作法な貴族を一刀両断した時の顔!?
「ユ、ユリウス様、あの、私何か失礼なことを……」
「彼のこと、どうして知りたいの?」
私が恐る恐る声をかける中、ユリウス様が言葉を被せてきた。この有無を言わせぬ雰囲気には覚えがある。
「あの、先程……親切にして頂きまして、名前が分かれば知りたいなと……」
会場から連れ出されたとは言えない。
ユリウス様に心配をかけたくない気持ちがある。それ以上に、何故か直感的に「ユリウス様には言わない方が良い」と思ってしまう。
「……親切にしてもらったの?俺と離れている間だよね?」
なぜかユリウス様が『俺』と言っている。公の場では『私』だったのに……?
「す、少し迷ってしまって……」
だんだんと場の温度が下がっていくような気がする。
なぜかまずいような気がして、私は無意識に一歩下がった。背中に壁が当たる。
するとユリウス様が壁に片手をついて、私の視界を遮る。名前を知りたかった給仕の姿は完全に見えなくなった。
「ならば王宮で迷わないように、これからは一緒にいようか?」
ユリウス様はそれはそれは綺麗な顔で微笑まれた。シャンデリアの光が降り注ぎ、銀色の髪と相まって後光が眩しい。
なのに、なぜか場の空気が氷点下まで下がってしまったような体感。
これ、氷の魔術とか?
いや、王宮で魔術は使えないし……。
でも、もう頭が働かない。
「……はい、よろしくお願いします」
なぜか身体が凍りつきそうな私は、精一杯の笑顔でユリウス様に微笑むのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございます。
お気に入りやいいね下さった方、いつもありがとうございます。読んで下さる方がいると励みになります(^-^)
拙い文章ですが2人のこれからを見届けてもらえると嬉しいです
兄のこの言葉に、私は弱い。
おとなしく大広間に戻ることにした。
「その前に……お兄様、この先の回廊に何人いるかわかりますか?」
「回廊の右に三人、左に二人いた。私が声を掛けた時点で相手は引いたよ」
さすがお兄様、私とは精度が違う。
本当は探知魔法を使えれば良かったのだけど、王宮で魔術や魔法の類は使用が禁じられている。
さらに私が魔法を使えることを、相手に知られたくない。
「レイ、危ないことはダメだ」
兄は私が何を考えているのか分かるらしい。
「私を呼び出した輩は王宮の給仕を使ったのです。だから先程の従者ではないと思います」
従者の少年では王宮の給仕を買収できそうにない。しかも私のことを『子爵令嬢』と呼んだ。
そんな彼がどうしてこの場で私に声を掛けることができたのかは分からないけれど……クリスの名を使って私を呼び出した者は他にいると考える。
「……給仕の顔を覚えているな?」
「はい、お兄様」
やはり兄は頼りになる。
✳︎
私は兄のエスコートで会場に戻った。
大広間に入り、兄と別れる。
そして壁の花となるべく隅の方に行こうとすると……いきなり手を取られた。
「レイ、姿が見えないから心配した」
銀色の髪が眩しい、黒の礼服が似合う長身の男性だ。端正な顔立ちだが、アイスブルーの瞳に心配する色が浮かんでいる。
彼の声が焦っているように感じた。
「ユリウス様、申し訳ございません。ご心配をおかけしました」
ユリウス様は私を探して下さったらしい。
仮初でも夜会のパートナーだし、彼に会場内を捜すようなことをさせてしまい申し訳ない気持ちになった。
「会場を出たと聞いて焦った。何かあった?」
ユリウス様は手を引いて壁際に私を連れて行く。人の少ない方へ誘導してくれた。
「……少し迷ってしまいまして」
私は当たり障りのない返答を心掛ける。
ユリウス様に心配をかけたくないと思ったからだ。
彼は私がこういう場に慣れていないことを分かっていて気遣ってくれる。
だから慣れない私が会場を出てしまったと知り、彼を心配させたのだろう。王宮は広いし、立ち入りが禁じられた場所や、立ち入らない方が良いと言われている場所もある。
先程の回廊の先にある庭園もそうだと聞いている。夜会が行われている日は、未婚の令嬢が一人で行かない方が良いと言われている場所。会場の灯りが届かない薄暗い場所があり、そこは人の目も届きにくいから。
そんな場所の近くに呼び出されてついて行ったと知られれば……私に目的があったとはいえ、とても心配すると思う。現に兄も心配させた。
ユリウス様は私の顔を見て、いまいち納得していないようだった。
そのため私はユリウス様と離れていた時間に、様々なご令嬢に挨拶できたことを伝える。
シルフィーユ様のおかげか、好意的に話しかけて下さるご令嬢もいたからだ。
もちろん好意的ではないご令嬢方もいたがその辺は上手く伏せる。挨拶できたことは事実だから嘘ではない。
私の話を聞いて安心して下さったのか、ユリウス様はようやく手を離してくれた。
ユリウス様の手が離れたことで私が大広間の人の波に視線を移すと、先程自分を案内した給仕を見つけた。
給仕は私に背を向けており、こちらに気付いていない。兄には報告してあるが、今の時点では彼の名前は分かっていない。私は見失わないように、つい目で追ってしまう。
「ところでユリウス様、あの給仕の方をご存知ですか?グラスを配っている、茶色の髪の方なのですが……」
私は何気なくユリウス様に尋ねた。
王宮の夜会で給仕をする者は家督を継げない貴族の子弟が多い。ユリウス様なら、もしかしたら名前をご存知かもしれないと思ったのだ。
「ああ、彼は子爵家の四男で……
……レイはどうして知りたいの?」
なぜか空気がヒヤッとした。
びっくりしてユリウス様の顔を見上げると、こちらを向いて微笑んでいた。これは……無作法な貴族を一刀両断した時の顔!?
「ユ、ユリウス様、あの、私何か失礼なことを……」
「彼のこと、どうして知りたいの?」
私が恐る恐る声をかける中、ユリウス様が言葉を被せてきた。この有無を言わせぬ雰囲気には覚えがある。
「あの、先程……親切にして頂きまして、名前が分かれば知りたいなと……」
会場から連れ出されたとは言えない。
ユリウス様に心配をかけたくない気持ちがある。それ以上に、何故か直感的に「ユリウス様には言わない方が良い」と思ってしまう。
「……親切にしてもらったの?俺と離れている間だよね?」
なぜかユリウス様が『俺』と言っている。公の場では『私』だったのに……?
「す、少し迷ってしまって……」
だんだんと場の温度が下がっていくような気がする。
なぜかまずいような気がして、私は無意識に一歩下がった。背中に壁が当たる。
するとユリウス様が壁に片手をついて、私の視界を遮る。名前を知りたかった給仕の姿は完全に見えなくなった。
「ならば王宮で迷わないように、これからは一緒にいようか?」
ユリウス様はそれはそれは綺麗な顔で微笑まれた。シャンデリアの光が降り注ぎ、銀色の髪と相まって後光が眩しい。
なのに、なぜか場の空気が氷点下まで下がってしまったような体感。
これ、氷の魔術とか?
いや、王宮で魔術は使えないし……。
でも、もう頭が働かない。
「……はい、よろしくお願いします」
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