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1-2 騎士団員フェルト
28 繁殖場ってこんなとこ ※
「あッ……あ"ぁっひんッ……ぁ、あひ、あ"あぁーッ」
俺の目の前には、長い木の板が伸びている。その板には頭と手首を出す穴が空いていて、ずらりと並んだ冒険者の男たちはそれぞれの頭と手首をその穴から出して拘束されていた。
尻を突き出し脚をひらいた状態で、足首は鎖につながれてる。
椅子の背もたれを抱えるように座って、頬杖をつきながら、俺はぼーっとその様子を見てた。
効率を考えた拘束方法だったけど――
(罪人の拘束ってかんじで……なんかえろいな)
通常、壁に冒険者の体を埋め込んで、ゴブリンたちのほうには壁から生えた尻が並んでいる状態になってるのだが、今日は検証したいことがあって広い空間に冒険者たちを並ばせている。
一人一人の冒険者の後ろに屈強なゴブリンたちが列を作っていて、かわいい。
当たり前だけど、繁殖させるならより強い個体を増やしていくべきなので、並んでるゴブリンたちはみんな戦士のような体型なのだ。
なんていうの? 異世界ファンタジー感っていうか。ちょっと見てて楽しい。でも――
(なんか……牧場みたいになってきちゃったけど)
冒険者の男たちの股間には、肥大化した陰嚢がぶら下がり、後ろからゴブリンが腰を押しつけるたびに、水風船みたいに揺れてておかしい。
あの中でたっぷり精液が作られてるわけだけど、でも、ペニスは戒められてる。
その上でひだスライムのついたオナホが振動してるし、乳首にも吸いつくタイプのスライムがついてる。
感度はもちろん上げてある。
そこかしこから悲鳴が上がってるのはそのせい。
至上の快楽なんだろーな!
悦んでくれてて、俺も嬉しい。
ペニスの感度も、尿道の感度もあげてあるけど、何度も出させるとエネルギーの質が悪くなるし、個体の体力を損ねるので、基本……尻で絶頂をさせてる。
(ちんこでの射精は、いい子だけのご褒美……)
産卵のノルマをちゃんとこなせたものには、ご褒美に射精させてあげている。
冒険者たちの腹の中でたっぷりと栄養を吸収し成長した卵を、出しながら射精するのはすごい気持ちがいいみたい。
ペニスの拘束具を外してやるゴブリンたちを、恋人でも見るような顔でうっとりと見てる冒険者の姿は、いつ見ても笑ってしまう。
それに、全身を震わせながら叫び声をあげて悦んでるのもかわいいし、涙目で「ありがとうございます」ってゴブリンに言ってるのも、とてもいい習慣だよね。
冒険者たちはみんな毎日戦ってるだけあって体もしっかりしてるし、精力も旺盛で本当に助かってる。
絞り取れるだけのエネルギーを全部、俺のために捧げてくれてると思うと、気分も悪くない。
(――フェルトも……ここに並べるか?)
大半の冒険者の顔はだらしなくとろけてしまっているが、フェルトならずっと俺のことを睨んでいてくれそうな気がして、ふっと優しい気持ちになる。
ちなみに――『奴隷騎士』に興奮しすぎて俺が鼻血を噴いたあと、フェルトは普通に仲間になると言い出した。
「先輩たちのことをどうにかしてくれるなら、従うからいいよ」と……まさかの、かなり勢いのある強姦魔に服従の姿勢をみせ、俺はひどく落胆した。
先輩騎士たちに「ゴブリンに毎日犯されんのと、他国に逃げるのとどっちがいい?」と聞いたら、みんなフェルトのことを心配しまくってはいたが、他国へ逃げるか、顔を変えて冒険者の道を選んだ。
「聞き方!」とオリバーがキレてた。
俺のことを頭がおかしいと言っていたが、フェルトも十分頭がおかしいと思う。
「従いたくないのに、体は随分と従順じゃないか、ええ?」と、鞭をしならせながら靴のつま先でフェルトの顎をグイッとあげる……という妄想に励んでいた俺は血の涙を流した。
んだよ、ストックホルム症候群には一日しか経ってないじゃん。
反抗しろよ。
でもオリバーが横で「肩書きが違うだけで、されることはなにひとつ変わらない気がする」と、ぶつぶつ言っており、フェルトは苦笑いしていた。
そこで笑えるとか菩薩なのかな。していいのかな。
靴でグイッと。
だから今のところ――フェルトがここに並ぶ予定はなかった。
でも、興奮してしまった俺は、冒険者たちを見たくなってこの部屋に来た。フェルトがどういう人間なのかはわからないので、なんとなく、冒険者の処遇について詳しいことははまだ言ってない。
でも、ここがダンジョンである以上、別に捕まえた冒険者に善行をしているとは思ってないだろ。
俺の護衛としてそばにいるってフェルトが言うので、そのうち難癖つけて奴隷騎士にしちゃえばいっか……と思っていたら、オリバーに白い目で見られた。あいつはなんか俺の考えてることがよくわかるみたいだ。
奴隷にしたらどうしようかなって考えると、すごい胸が高鳴る。
冒険者たちと並べてゴブリンに……ん? いや、それよりも、冒険者たちの前で俺のペニスをずっと舐めさせたい気がする。
嫌がるところを見たいし、ひどい格好をさせて、恥ずかしがるフェルトを無理やり……ってあれ?
(なんでそんな特別扱いだ……?)
そんなことを考えてたら、ガタイのいい男が絶頂を迎えたようでガシャアンと大きく鎖の音が響いた。チラッと目をやると一番最初に来た冒険者の男だった。
「ぅ"ッぐあっ……あはあッ、あ"はあああっ」
口からはよだれをだらだらとこぼし、男は体をピンと硬直させながら、ガクンガクンと数度震えた。
ふわっとエネルギーが俺の体に入り込んでくる。
今日は新しく開発したスライムの催淫効果を使うかどうかってことでエネルギー量を計算してるとこだけど、「いかせて……ちんこでいかせて」って、みんな泣いてるのがウケる。
俺は椅子から立ち上がって、尻でイッたばっかりの男のところまで歩いて行き、優しくペニスを撫でてあげた。
「あひッ、いいッ! 気持ちいいよぉぉ!」
と、叫び声をあげながら、男は中腰のままガシャガシャと音を立てる。
つい、くすくすと笑ってしまう。男前がこんな必死な形相で、そんなこと叫ぶことある?
1日中射精のことを考えてて、性欲の化け物みたいになってておかしい。
ちなみに毛は不衛生だから全部生えないようにしてしまった。髪以外は、ツルツルで綺麗だ。
(そういえば、尿道は感度上げただけだったか……)
内側からも前立腺を震えさせたら、永遠に絶頂してくれるかもしれないなー。そのほうが効率がいいか?
その男だけじゃなくて、そこかしこからわめいてる声が聞こえてきて、ちょっとうるさい。
ここにフェルトを連れてきたら、真っ青になって怖がりそう。あ――いや、怒るのか。怒りそうだな。
じゃあお前が代わりに奴隷になれよって言ったらすぐなりそうだし、なんでも言うこと聞きそうだ。
(正義感って大変だな……)
すげぇ、いらねー価値観だなと思う。
でもそうしたらなにさせよう。あいつが救ったはずの冒険者にまわさせようかなー。
そうしたらきっと、すごく傷ついた顔をするだろうな。
そんなことを考えてたら――すごく幸せな気持ちになった。ふふっと笑っている俺を見て、周りの冒険者たちが見惚れているなんて、俺は気がつかなかった。
(でもなんか、特別扱いってかんじあるんだよなー……変なの)
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