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1-2 騎士団員フェルト
閑話:ラムちゃんの結婚♡・中 ※
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実はモンスターはオスの精子の中に、妊娠可能なものが全部セットで入ってる。
それをメスが腹の中であたためて産卵するわけなんだけど、その間に母体からの魔力が流れ込むらしい。だから、優秀なオスと魔力の高いメスっていうのが最高の組み合わせ。
産卵までの速さはかなり速い。ゴブリンよりはオークのほうが時間がかかる。
っていうのも内側にこれでもかってほど精液をそそがないと卵が定着しないらしい。
だからこれからラムレイは寝ても覚めても精子を注がれ、産卵して、また次――という生活を繰り返すのだ。
きちんと体内に付着すると、卵の成長が始まって、どんどん大きくなっていく。
ゴブリンの繁殖力の低さは、基本的に彼らがそんなに強いモンスターではないこと、人間と戦いながらだってこともあるし、衛生面とかが原因みたいだけど。オークはこうして腹に宿したひとつの卵が産まれるまでにひと月かかるらしい。
その間もずっと、オスの精子から栄養をもらって、メスから魔力をもらって、大きくなる。
――愛の結晶なのだ!
オークの青年はラムレイが後ろ手に縛られているのが気になるようだけど、俺が「大丈夫。慣れるまではそれでいいよ」と言うと、器用にラムレイの服を脱がせながら、ラムレイの肌をまさぐり出した。
「ヒィッ……や、やめろ! わ、私を誰だと思っているんだ! ふ、ふざけ……!」
俺は土壁から椅子を出すと、いつもみたいに背もたれに腕を置いてじっとラムレイの様子を見つめる。そもそも、あの鈍器みたいなペニスが人間に入るんだろうか。日本で見たことある特大のサイズよりもずっと大きい。
(つーか、指一本で普通にちんこくらいない……? あれ)
オークのペニスは完全に天を仰いでいて、かわいい新妻に対する期待が窺い知れる。
俺の種族は属性魔法が使えない仕様みたいだけど、生活魔法と呼ばれる魔術師によって簡略された魔法は使える。それでフェルトに突っ込んだときは、スライムじゃなくて〝浄化〟と呼ばれる生活魔法を使ってみた。
(なんか……よくわかんないけど、スライム入れたくなかったんだよなー)
モンスターたちは俺とは違って属性魔法も使えるけど、もしかしたらモンスターでも生活魔法も使えるのでは? と、思って教えたら、使えた。
だからゴブリンの衛生問題はかなり改善されるんじゃないかと思ってる。
綺麗なゴブリンとかちょっと……微妙だけど。まあ、いいやつらだし、健康でいてほしい。大事だよ。
で、オークだ。オークにもメス穴スライムを貸そうか? って言ったんだけど、ほかのモンスターが大切な嫁の体内に入るのがやだって言って断られた。だから、結局オークにも浄化の魔法を教えることになったのだった。
まあ、気持ちはちょっとわかるよ……ん?
(どんな気持ちが……わかるんだ?)
と、考えてたら、ラムレイの叫び声が聞こえてきてハッと我に返った。
「ぁ"ああッや"め、やめろおおッ」
目を向けると、人形みたいに脚を掴まれ大きくひらかれたラムレイが尻を舐め回されてるところだった。れろれろと長い舌が尻の穴に抜き差しされているのが見える。逆さまになったラムレイは、ねっとりと奥まで舐められてビクビクと震えている。
(へえ……結構優しい。ていうか、あれ気持ちよさそうじゃない?)
さっきまで真っ青だったラムレイも、赤くなってる気がする。
内側を舐め回され、たまに尻からペニスまでを撫であげられて震えている。ていうか、いつの間にか普通にラムレイも勃起してる。
ちなみにラムレイはさっき転がされてるときには気がつかなかったみたいだけど、ペニスと陰嚢も大きく改造してある。
なんとなくだけど、オーク相手だから、そのほうが触りやすいかなと思って。
幸せな新婚生活を演出するための努力はね、しておきたいよっていうか? 俺もラムレイが末永くこのダンジョンで子育てに励めるように考えてるわけ。
ペニスの根本にはオークでも外せる仕様のコックリングがつけられていて……それはまあ、仕様。
だからさっきから舐められて、ビクンッビクンッと大きく震えている。
でも、オークがこんなに丁寧に解してるのをみてると、なんか――
(……なんか……俺のほうがひどいやつじゃない?!)
痛がってるとことか怯えてるとことか見たかったけど……と、ちょっと思いながら、なんか嫌な汗が噴き出した。
オークは、舌でだいぶラムレイが気持ち良くなったのを確認したのか、ついにラムレイの穴の中に指をつっこみ始めた。
見てるだけだと、岩でも突っ込まれてるように見えるけど……なんかラムレイの様子がおかしい。
「あぁッ……ひんっ、あああ、そこ、だめッ」
え――……気持ちいいんだ。あれ。
オーク……! 結構テクニックがあるのでは? メスが気持ちよくなるように、気を遣っているみたいだ。もっと阿鼻叫喚みたいになるかと思ってたから、びっくりしてる。
じっくり慣らされ、ラムレイが嫌がりながらも甘い声を上げる。しばらく、俺は一体なにを見せられてるんだっけ……とか思ってたけど――……
だが、ついに――そのときは来た。
それをメスが腹の中であたためて産卵するわけなんだけど、その間に母体からの魔力が流れ込むらしい。だから、優秀なオスと魔力の高いメスっていうのが最高の組み合わせ。
産卵までの速さはかなり速い。ゴブリンよりはオークのほうが時間がかかる。
っていうのも内側にこれでもかってほど精液をそそがないと卵が定着しないらしい。
だからこれからラムレイは寝ても覚めても精子を注がれ、産卵して、また次――という生活を繰り返すのだ。
きちんと体内に付着すると、卵の成長が始まって、どんどん大きくなっていく。
ゴブリンの繁殖力の低さは、基本的に彼らがそんなに強いモンスターではないこと、人間と戦いながらだってこともあるし、衛生面とかが原因みたいだけど。オークはこうして腹に宿したひとつの卵が産まれるまでにひと月かかるらしい。
その間もずっと、オスの精子から栄養をもらって、メスから魔力をもらって、大きくなる。
――愛の結晶なのだ!
オークの青年はラムレイが後ろ手に縛られているのが気になるようだけど、俺が「大丈夫。慣れるまではそれでいいよ」と言うと、器用にラムレイの服を脱がせながら、ラムレイの肌をまさぐり出した。
「ヒィッ……や、やめろ! わ、私を誰だと思っているんだ! ふ、ふざけ……!」
俺は土壁から椅子を出すと、いつもみたいに背もたれに腕を置いてじっとラムレイの様子を見つめる。そもそも、あの鈍器みたいなペニスが人間に入るんだろうか。日本で見たことある特大のサイズよりもずっと大きい。
(つーか、指一本で普通にちんこくらいない……? あれ)
オークのペニスは完全に天を仰いでいて、かわいい新妻に対する期待が窺い知れる。
俺の種族は属性魔法が使えない仕様みたいだけど、生活魔法と呼ばれる魔術師によって簡略された魔法は使える。それでフェルトに突っ込んだときは、スライムじゃなくて〝浄化〟と呼ばれる生活魔法を使ってみた。
(なんか……よくわかんないけど、スライム入れたくなかったんだよなー)
モンスターたちは俺とは違って属性魔法も使えるけど、もしかしたらモンスターでも生活魔法も使えるのでは? と、思って教えたら、使えた。
だからゴブリンの衛生問題はかなり改善されるんじゃないかと思ってる。
綺麗なゴブリンとかちょっと……微妙だけど。まあ、いいやつらだし、健康でいてほしい。大事だよ。
で、オークだ。オークにもメス穴スライムを貸そうか? って言ったんだけど、ほかのモンスターが大切な嫁の体内に入るのがやだって言って断られた。だから、結局オークにも浄化の魔法を教えることになったのだった。
まあ、気持ちはちょっとわかるよ……ん?
(どんな気持ちが……わかるんだ?)
と、考えてたら、ラムレイの叫び声が聞こえてきてハッと我に返った。
「ぁ"ああッや"め、やめろおおッ」
目を向けると、人形みたいに脚を掴まれ大きくひらかれたラムレイが尻を舐め回されてるところだった。れろれろと長い舌が尻の穴に抜き差しされているのが見える。逆さまになったラムレイは、ねっとりと奥まで舐められてビクビクと震えている。
(へえ……結構優しい。ていうか、あれ気持ちよさそうじゃない?)
さっきまで真っ青だったラムレイも、赤くなってる気がする。
内側を舐め回され、たまに尻からペニスまでを撫であげられて震えている。ていうか、いつの間にか普通にラムレイも勃起してる。
ちなみにラムレイはさっき転がされてるときには気がつかなかったみたいだけど、ペニスと陰嚢も大きく改造してある。
なんとなくだけど、オーク相手だから、そのほうが触りやすいかなと思って。
幸せな新婚生活を演出するための努力はね、しておきたいよっていうか? 俺もラムレイが末永くこのダンジョンで子育てに励めるように考えてるわけ。
ペニスの根本にはオークでも外せる仕様のコックリングがつけられていて……それはまあ、仕様。
だからさっきから舐められて、ビクンッビクンッと大きく震えている。
でも、オークがこんなに丁寧に解してるのをみてると、なんか――
(……なんか……俺のほうがひどいやつじゃない?!)
痛がってるとことか怯えてるとことか見たかったけど……と、ちょっと思いながら、なんか嫌な汗が噴き出した。
オークは、舌でだいぶラムレイが気持ち良くなったのを確認したのか、ついにラムレイの穴の中に指をつっこみ始めた。
見てるだけだと、岩でも突っ込まれてるように見えるけど……なんかラムレイの様子がおかしい。
「あぁッ……ひんっ、あああ、そこ、だめッ」
え――……気持ちいいんだ。あれ。
オーク……! 結構テクニックがあるのでは? メスが気持ちよくなるように、気を遣っているみたいだ。もっと阿鼻叫喚みたいになるかと思ってたから、びっくりしてる。
じっくり慣らされ、ラムレイが嫌がりながらも甘い声を上げる。しばらく、俺は一体なにを見せられてるんだっけ……とか思ってたけど――……
だが、ついに――そのときは来た。
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