黒狼の牙 〜領地を追われた元貴族。過去の世界で魔法の力を得て現在に帰還する。え、暴力組織? やめて下さい、黒狼会は真っ当な商会です〜

ネコミコズッキーニ

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資料室の出会い

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「ではな。また夕刻に迎えに来るのであーる。それまでは資料室から出るでないぞ!」

「ありがとうございます、アルフレッド様」

 アデライアの歴史講師を引き受けて2日後。俺は皇族と研究者が入れるという資料室に来ていた。

 いかにも貴族が着る様な服を身にまとった俺を、ここまで連れて来てくれたのはアルフレッド・ガルメラードだ。アルフレッドが部屋から出て行く姿を見送りながら、ここに来るまでの事を思い出す。

「こうも早く対応してくれるなんてな。アデライアとウィックリンには感謝したいところだ」

 あれからアデライアは直ぐにウィックリンに話してくれたらしい。俺が資料室へ入る許可はすんなりと下りた。

 だが平民が城に入れる機会はそうない。そこで貴族にカモフラージュした俺を、アルフレッドがここまで連れて来てくれたのだ。

 資料室は数百年分の資料が保管されているだけあり、かなり広い部屋だった。だがその部屋を見て俺はアデライアの言っていた事を思いだす。

「……こりゃ確かにひどい」

 そう。たしかに膨大な資料があるのだが、それも時系列別だとか、分類分けもされておらず、どこに何の資料が置かれているのか全く把握できないのだ。

 おそらく毎年どんどん追加される資料を放り込むのが主になっていて、振り返って分析なり研究しようという者が少ないのだろう。

 あとこういう分析はしたところで金にならないし、貴族として箔が付く訳でもない。積極的に関わろうとする者がそもそもいないのだ。

 結果、俺みたいに趣味で歴史資料を覗きたい奴しか触れる機会がないのだろう。

「過去の法だったり出来事を調べる必要が出てくる事もあるはず。司書くらいは設置したらいいと思うんだけどな……」

 だが全てが散らかっている訳ではない。一部ではあるが、綺麗に整頓されている場所もある。そこは貴族籍を管理する資料が主になっていた。

 帝国は今や大陸の半分以上を支配する大国だし、抱えている貴族の数も多い。皇族も多いのだ、そうした戸籍だったり、血縁関係をまとめた資料は今も随時更新しつつ、ある程度まとめられていた。

「貴族名鑑的な役割もあるんだろうが……これだけでもかなりの資料だな」

 だが俺が用があるのはこれではない。俺はやや億劫になりつつも片っ端から資料に目を通していく。

「淫蕩皇女ヴィクトリアの記録……これじゃない。第四次東方戦線戦場視察記録……興味はあるが……。こっちは……外大陸調査団記録集? どれどれ……」

 過去の戦史もある程度まとめられているな。一見すると散らかりくさっている様に見えるが、おおよそのカテゴリーで保管場所を分けているのかもしれない。

「断崖絶壁の東大陸……へぇ、そんな大陸があるのか。海流の関係である地点から先には進めず、上陸には断崖絶壁を登れる用意が必要ねぇ……」

 どうやら帝国は測量技術を持った調査団をいくつか編成し、いろいろ調べ回っているそうだ。割と機密資料の様な気がする。

「……って、これも俺が探している資料じゃない。いかんいかん、こんなんじゃ時間がいくらあっても足りんぞ……!」

 さすがゼルダンシア帝国の資料室。しばらくはこの部屋で暮らせそうな気がする。

 俺は古い資料ほど部屋の奥にあるだろう、という安直な考えからさらに奥の部屋へと進む。その俺の目に入ってきたのは、机に上で眠る1人の女性だった。

「……先客か?」

 そういやアデライアが言っていたな。姉の1人に、こういう資料漁りが好きな人がいると。

 ここに用があるのは皇族か研究者だし、そのどちらかとは思うのだが。

「アルフレッド……。既に先客がいるのを確認していなかったな……」

 居てるのは仕方がない。どちらにせよ俺はアルフレッドの迎えが来るまでは城から出られないのだ。

 俺は女性を起こさない様に気を付けながら資料に手を伸ばしていく。

(……この辺りの資料は文字が滲んで読めないものも多いな。それに表現も古臭い……。幻魔歴あたりの資料か……?)

 あまりに古臭い文字だったり古語表現が増えると、俺でもそう簡単には読めない。

 文字や言葉というのは時代と共に段々省略され、より簡易的になってきていると聞いた事があるからな。その分、庶民に広まりやすくなるとか何とか。

「これは……魔法の体系書……? 過去には祝福を受けた者が発現した魔法を系統別に記録していたのか……?」

 これも興味あるな。俺は好奇心を抑えきれず、その中身に目を通し始める。一部読めない箇所もあったが、おおよそのニュアンスは掴むことができた。

「ほとんどの者は自然エネルギー系統の操作か、身体能力の強化魔法を獲得する……。これは幻魔歴でもよく知られていた事だな」

 黒狼会で言えば、ロイとアックスが自然エネルギー系統の操作、ガードンとじいさんが身体能力の強化魔法だ。俺とフィンは少しこの軸からは外れている。

 レクタリアとアディリスによれば、大幻霊石に捧げる名前や捧げた者が背負っている因果が関係してくるって話だったか。

 じいさんなんかは一時的に若返えられるし、ロイも3属性の魔法が扱えるからな。なかなか特殊な魔法だと思うのだが、これも単に魔法が成長した事による結果というだけの話なのだろうか。

 俺たちが戦っていた時代では大幻霊石の祝福を制限していたし、魔法使いも珍しい存在になっていた。

 最後の決戦はともかく、普通は戦場で魔法使いに出あうと自分の不幸を呪うレベルだ。そのため、この本には俺も知らない魔法がいくつか記載されていた。

「武器を顕現する魔法もあるのか……。そういやあの時、ルードは燃える剣を持ってローガと戦っていた。あいつの魔法、武器を顕現する系統のものだったのか……?」

 ま、俺の黒曜腕駆には及ばなかったがな。というか俺の魔法もどちらかといえば、この系統に該当するんじゃないだろうか。

 黒曜腕駆も鎧と武器の顕現を可能にする訳だし。最初は手甲しか出せなかったから、武器が出せるという印象が薄かったが。俺の生み出す剣も十分魔剣と呼べるものだろう。

「そう思うとフィンの魔法だけ、どの系統にも分類分けできないのか……? あいつもたしかに因果な過去があるからな、それが影響してあの魔法……無音穿身が発現したのかもな……」

 物体を顕現する系統の魔法には、大盾や鉄球を作り出す者もいたらしい。

 俺は鎧に長剣、それに大剣も生み出せるし、遠距離攻撃も可能だ。おなじ武具顕現系統でも、やはり変わり種と言えるだろう。

「なかなか興味深い資料だな。ふん……?」

 また珍しいものでは、生物を召喚する系統の魔法もあったそうだ。

 表現が難しかったのでいまいち要領を得ないところも多かったが、どうやら巨大な馬や物語に出てくる様な怪物を召喚できた者もいたそうだ。

「幻魔歴ではそんな魔法使い、見たことがなかったな……。いったいどんな魔法なんだ、想像がつかん……」

 俺たちが見聞きした魔法なんて、かなり限定されたものだったんだろう。

 発現する魔法自体、自然エネルギー操作系統か身体能力の強化がほとんどを占めるからという事もあるが。

 また攻撃能力に特化した魔法だけではなく、離れた場所を一瞬で移動できる魔法や空を飛べる魔法、傷を癒す魔法なんてものもあったらしい。いずれも稀なケースみたいだが。

 しかし考えてみればフィンの魔法も、別に攻撃能力に特化している訳ではない。あくまでフィンが攻撃手段に用いているだけだ。

 自然エネルギーの操作にしても、身体能力の強化にしても。時代が時代だったからこそ、戦闘に適した使い方をしていたに過ぎない。

「こんな資料が残っていたとはな……。こっちの資料はまた別の事が書いているみたいだが……古すぎて読めん」

「あぁ。これはねぇ、魔法を使う獣の存在について記されているんだよぉ~」

「なるほど……ここの表現、幻霊のことだったのか。すると幻想歴の資料なのか……? というか、結構重要な資料じゃないか。雑に扱い過ぎだろう」

「だよねぇ、まったくだよぉ。というか、幻霊の事を知っているんだ。すごいね、君。新しく来た考古学者?」

「いや、俺は……っ!?」

 がばっと真横に顔を向ける。そこには先ほどまで机で寝ていた女性が眠たそうな目をしながら立っていた。

 ……ただの素人に、ここまで近づかれるまで気づかなかったとは。平和が続いて感が鈍ったか、資料に没頭しすぎていたか……。

「……きみは?」

「…………新しく来た学者です」

 平民をここに招いている事は伏せられている。ウィックリンもアデライアも、俺だからこそ特別にここで資料を読む許可をくれたのだ。

 だが平民が城に簡単に入れないのも事実。そこでこうして貴族に見える服を着てきている。ここで素直に「商会の代表です」と答える訳にはいかない。

「そうなんだぁ。学者というより、騎士みたいな身体付きだけど。でも幻霊のことまで知っているんだもん、人は見かけによらないねぇ~」

「……あなたは?」

「私はシャルニエ。第……何番目だっけ。とりあえず皇女の1人だよ~」

 シャルニエは眠たそうに目をこすりながら答える。

 どうやらアデライアの異母姉だったらしい。さらりと資料を読んだ事からも、話に聞いていた皇女だろう。

 ……皇族は今、皇宮で来るべき日に備えて準備をしているんじゃなかったのか。

「あ、私がここに居る事は誰にも言わないでねぇ~。今はフォルトガラム聖武国から来る王女様歓待の打ち合わせとか、そういうのがやたら多くてぇ~。いやになってここに隠れているの」

「いや、それはどうなんです……?」

 うぅん。まいったな……まさか皇族とこんなところで鉢合わせするとは。俺がここにいる事は、あまり知られたくはなかったのだが。

 シャルニエは一度大きくあくびをすると、どこからともなくメガネを取り出す。そして静かにそれをかけた。

「……あなた、知識はそこそこあるみたいね? ここには何の資料を求めて来たのかしら?」

 メガネをかけた瞬間、今までの眠そうな気配を微塵も感じなくなった。今は口調も強く、かなりできる女性感が出ている。

 いや、一瞬で印象変わり過ぎだろ。

「……幻想歴時代の資料を探しています」

「幻想歴? 随分変わった資料を見たがっているのね? 幻想歴の何を知りたいのだ?」

「さっきの幻霊というのもそうですが。特に三女神や……」

「…………っ!!」

 シャルニエは急に俺の両肩を力強く掴む。え、結構力強い? 割と痛いんだけど……。

「お前……! どこでその事を!? 女神の事はかつて大幻霊石を所有していた国の者なら、知っていてもそう珍しくはない……! でも三女神となれば話は別! 通常、大幻霊石を生み出した女神は1人と考えるはず! 答えろ、お前はどうして三女神を知っている!?」

 シャルニエは俺の両肩を前後に激しく揺さぶってくる。

 いや、しゃべれねぇよ。だが雑に手を払う事もできない。

 どうするか……と考えていると、激しく動くシャルニエ頭部からメガネが落ちた。その瞬間、手の動きが止まり、力も弱くなる。

「ふえぇぇ……。メガネ、メガネぇ……」

「…………。私は民間に口伝で伝わる伝承なども研究しておりまして。三女神や幻霊の事は、普段のフィールドワークの中で知ったのです」

「そうなんですかぁ~。女神が三人もいたこと、私以外にも知っている人がいてびっくりしちゃいましたぁ~。確かに気になりますよねぇ~」

 シャルニエは落ちたメガネを拾うとそれを再びかけなおす。

 一瞬止めようと声が出かけたが、もちろん止められなかった。シャルニエは再びメガネ越しに鋭い眼光で俺を見てくる。

「ふっ面白い。だが私も古語表現などから、女神が三人いたのでは……と考えていたに過ぎん。お前の様にはっきりと三女神と言う奴がいるとはな。なかなか見込みがある。お前、名は?」

「ヴェルトです……」

 なんだ……俺が気圧されている……だと……!? 思わず偽名を使うのも忘れてしまった。

「ヴェルトか。お前の持つ幻想歴……いや。幻魔歴の知識をまずは私に見せろ。話はそれからだ」

「話……ですか?」

「なんだ、幻想歴の資料が見たいのだろう? お前の知識レベルに合わせ、私が望むものを選んできてやる」

 まさか……この資料室にある膨大な歴史資料を、おおよそ把握しているのか……!?

「よろしいので?」

「お前はそこらの学者より見込みがあるからな。それにお前。魔法知識についても造詣が深いと見える。さっきはまるで、本当に魔法を見たことがあるかの様に話していただろう?」

 …………っ! やっちまった……! たしかに魔法についての資料を見ながら、いろいろぶつくさ口に出していた気がする……! 

 大丈夫だよな、変なことを言ってはいなかったよな……!?

「どうした、遠慮はいらん。話さないと、お前にとって必要な資料がどれか分からんぞ」

 ……ええい、こうなったら仕方ない。最悪、ウィックリンが何とかしてくれるだろ。

 俺は面倒なことは他人……それもよりによって皇帝陛下に丸投げすることを決め、口を開く。

「私が知っている知識も相当限定されたものなのですが。幻魔歴末期と、今では幻想歴……特に大幻霊石がいかにこの世界に生まれたのか……という点を主軸に研究をしております」

「ほぅ……悪くないテーマだ」

 研究というか……これは完全に俺の趣味なんだが。

 趣味で皇族に頼みごとをした罰でも降ったのか。昔は勉学なんて全然打ち込んでいなかったのに……。

 だがシャルニエは俺の話をただ聞くだけではなく、時に注釈を交え、時に反対意見を述べるなど、次第に歴史考察についてディスカッションの様になっていく。

 いつしか互いの知識のぶつけ合いに発展し、話は多いに盛り上がりを見せた。

「いえ、ゼルダンシア王国にノンヴァードの軍が迫った時、すでにノンヴァード王国の大幻霊石が砕けていたことは間違いありません」

「その場合、当時のノンヴァード王国が保有していたとされる魔法使い戦力に矛盾が出る。大幻霊石が現存していなければ、大量に魔法使いを用意することなど不可能だ」

「大幻霊石は使用すればするほど、早く崩壊するようになっていたのです。それであれば、ノンヴァード王国の魔法戦力が増えたことで大幻霊石が砕けたのだという理屈は通ります。ちょうどその時期、急激に増えたのではありませんか?」

「大幻霊石が砕けた原因については憶測の域を出ない。確かにその意見もまったくのゼロという訳ではあるまいが。ではノンヴァード王国ほど魔法戦力を有していなかった国の大幻霊石は何故砕けた?」

「大幻霊石自体に使用期限か、もしくは時と共に朽ちる様になっていたとしたらどうです?」

「ほう、斬新な意見だな。大幻霊石には個別に期限が設定されていたと?」

 改めて話すとよく分かる。シャルニエの知識量が。

 だが俺は知識量は乏しくても、実際にその時代に生きたという事実と、アディリスやレクタリアから聞いた話を元に意見を述べられるというアドバンテージがある。

 そう。単なる知識のぶつかり合いに見えて、俺はある程度の事実を混ぜる事ができるのだ。

 だがその事実を立証できる証拠はないので、説得力に欠ける。また知らない分からない部分については、俺も持っている知識と記憶から憶測を立てる事になる。

 それでも互いに持っている知識を出し合う会話というのが、ここまで刺激的だとは思わなかった。

 アックスたちもこの辺の知識には興味がないからな。考えてみればこういう機会は初めてだ。

「幻想歴において女神は、人に大幻霊石を与えたあとにその姿を消したが。つまりお前は、その前後に三女神で争いがあったと?」

「事実かはもちろん分かりません。ですがそうした仲たがいがあったからこそ、今に伝わる女神は1人だけになっているのではないでしょうか」

「ふぅむ……いや、確かに資料の中にはあるのだ。かつて女神を信奉し、全国民が唯一神にひれ伏していた時代があったと。だが一方で、人と女神、それに幻霊が共生していたという資料もある。これらは別の国、別の女神だった……?」

「その様な資料があるのですか!?」

 俺が知りたい部分の一部だ。アディリスとは、そしてレクタリア……シルヴェラとは。もう一人の女神は。これらについて今は知りたい。

「私もまだ正しく訳せているレベルではないがな。だがお前となら、あるいは読み解ける日もくるやもしれん」

「おお……」

 どうやら当たりの様だ。さすが古き歴史ある国、ゼルダンシア。

 もちろん全ての資料がそろっている訳ではないだろうが、当時の光景を少しでも感じられるのなら十分だ。

 しかしここでアルフレッドが部屋に入ってきた。

「……しゃ、シャルニエ様!?」

「む……お前はアルフレッド・ガルメラードか。なるほど、ヴェルトはお前付きの学者か」

 俺はアルフレッドに対して小さく会釈をする。何となく事情を察したアルフレッドは一瞬難しい表情を見せた。

「……そうです。そろそろ時間ですので、連れ帰ろうと思ったのですが……」

「そうか。では明日もヴェルトを連れてくるが良い」

「え……」

「ヴェルト。お前の……いや。私たちの求める資料は明日までに一通り用意しておく。この様だからな。そろえるだけでも時間がかかるのだ」

「ああ……」

 ごっちゃごちゃな部屋だからな。だが資料をそろえてくれるというのはありがたい。

「アルフレッド様……」

「……分かりました。では明日もヴェルトをお連れいたします」

「うむ。楽しみにしておるぞ」

 こうして俺はアルフレッドに連れられて資料室を後にした。いろいろあったが、俺的には満足のいく収穫が得られたといっていいだろう。

 アルフレッドは周囲に誰もいない事を確認し、俺に顔を向けた。

「どういうことであーるか……!」

「いえ、部屋でシャルニエ様がお休みされてまして。で、目を覚まされたシャルニエ様と話が盛り上がってしまい……」

「むむ……シャルニエ様と!? いや、さっきの様子だと確かに……」

「……どうかされたのですか?」

 アルフレッドが言うには、シャルニエは数多くいる皇女の中でも少し扱いにくい人物として知られているらしい。

 知識はあるが、気は強く自分の興味のあることにしか時間を割かない。協調性もない。そのため、浮いた皇女という印象が強いということだった。

「ああ……たしかにメガネをかけてると……」

「メガネがどうかしたであるか?」

「いえ……」

 あのメガネ、性格が変わる魔法のメガネか何かじゃないだろうな……。
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