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妊娠篇
罪と詰み
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ドアをノックした。
ドアの向こうから
「はい」
という社長の声が聞こえてきた。
俺はドアを開けた。
心臓が口から出そうになりながら…
朝礼の後、俺は社長に呼ばれた。
呼ばれた理由は、昨日の晩、美奈からLINEが来たから知っている。
はぁ…
言っちゃったのか…
そりゃ言うわな。
だって妊娠してんだもん…
中に入ると、社長が座って待っていた。
無表情だが、怒ってるような気がする。
「まあ、座りたまえ」
社長は、俺に座るように言った。
俺は一礼してソファーに座った。
社長も立ち上がり、俺の前に腰掛けた。
これから何を言われるのかは容易に想像がつく。
「山崎君
私がここに呼んだ理由はわかっているね?」
早速きた…
「はい…」
「わかっていると思うが、美奈は私の一人娘で、これまで大事に育ててきた。」
「…」
「それが、昨日
妊娠したと言ってきた。
聞くと、相手はキミだという。
しかし、キミは結婚していて、奥さんはもうすぐ出産だと聞いているが、間違いないかね?」
「はい…
間違いありません…」
「娘は、どうしても産みたいらしい。」
「…」
「私は美奈の父親だ。
娘がどうすれば幸せになるかを第一に考えている。
だが、先ずはキミがどう考えているかを聞かせてもらえるかね?」
社長は、俺の顔をじっと見つめて、淡々と語った。
ドアの向こうから
「はい」
という社長の声が聞こえてきた。
俺はドアを開けた。
心臓が口から出そうになりながら…
朝礼の後、俺は社長に呼ばれた。
呼ばれた理由は、昨日の晩、美奈からLINEが来たから知っている。
はぁ…
言っちゃったのか…
そりゃ言うわな。
だって妊娠してんだもん…
中に入ると、社長が座って待っていた。
無表情だが、怒ってるような気がする。
「まあ、座りたまえ」
社長は、俺に座るように言った。
俺は一礼してソファーに座った。
社長も立ち上がり、俺の前に腰掛けた。
これから何を言われるのかは容易に想像がつく。
「山崎君
私がここに呼んだ理由はわかっているね?」
早速きた…
「はい…」
「わかっていると思うが、美奈は私の一人娘で、これまで大事に育ててきた。」
「…」
「それが、昨日
妊娠したと言ってきた。
聞くと、相手はキミだという。
しかし、キミは結婚していて、奥さんはもうすぐ出産だと聞いているが、間違いないかね?」
「はい…
間違いありません…」
「娘は、どうしても産みたいらしい。」
「…」
「私は美奈の父親だ。
娘がどうすれば幸せになるかを第一に考えている。
だが、先ずはキミがどう考えているかを聞かせてもらえるかね?」
社長は、俺の顔をじっと見つめて、淡々と語った。
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