oh my little love

フロイライン

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運命の歯車

予期せぬ再会

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マンションから出てきたのは、蒼だった。


なぜ、ここに?


俺は、一瞬にして固まってしまったが、蒼の方から


「愁ちゃん

久しぶり」

と、屈託のない笑みを浮かべて話しかけてきた。



「あ、うん

久しぶり…」


ハッとなって、俺も慌ててそう答えた。



「どうしたの?」


蒼は、当然の如く、俺が友梨奈と破局して家を出だ事を知っているようで、なんでここに来たのだと質問してきた。


「あ、いや…」


そうか。


蒼は、友梨奈に会いに来てたのか。


俺と友梨奈が破局してから、電撃和解をしたのか?


俺は、蒼が友梨奈と会っていたことがどうもわからず、それ以上は何も喋れなかった。


そしたら、蒼のほうが


「お母さん、もうすぐ出産だから、今だけ一緒に住んでるの。」


と、ここにいる理由を教えてくれた。



「そうだったんだ…

色々ごめん…」

俺は、謝ることしかできず、また、言葉を詰まらせてしまった。


すると、蒼は

「愁ちゃん

お母さんに会いに来たの?」

そう言って、俺の顔を見つめている。


「あ、うん…

でも、会ってくれるかどうか…」



「会うに決まってるじゃない。

二人は嫌いで別れたわけじゃないんだから。」


蒼は、全て聞いてるみたいだ…友梨奈から。



「ワタシも一緒に行くから」


「あ、でも、どこかに行こうとしてたんじゃないの?」



「うん。
買い物にね。

でも、別に急いで行かなくてもいいから。」

蒼はそう言うと、エントランスに引き返していった。

俺は、慌てて追いかけた。

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