5 / 411
blue
衝撃的な再会を果たした俺達は
とりあえず落ち着こうって事で近くにあったファミレスに入った。
落ち着かなきゃならないのは多分俺だけだと思うが…
まあ動揺しながらも、根本の話を聞き、要約してみるとこうなる。
根本 蒼太は幼き日から自分の性、つまり男である事に違和感を持っていた。
でも、それの正体がハッキリせず
小学校時代は普通の男子として振る舞い
すごしてきた。
俺が出会った頃がまさにそんなときだ。
でも、中学に上がる頃にはその気持ちを抑え切れなくなり不登校になったこともあったとか…
それから、地元の高校に入学するも、いよいよ我慢出来なくなり、二年の夏に中退し、家出同然で東京に出てきてニューハーフの道に進んだらしい。
今は新宿にあるショーパブで働いてるとの事。
すげー、俺が転校していった後、そんな人生を送っていたとは…
まさに波乱万丈だ。
「ごめんね、愁ちゃん、驚かせちゃって。
オカマになってるなんて想像もしなかったでしょ?気持ち悪いよね…」
根本は女と変わらない甲高い声で
申し訳なさげに言った。
「いや、そんなことないよ。ただ、マジ驚いただけでさ。」
俺はどぎまぎしながら頭を掻き俯いて
アイスコーヒーをストローで混ぜた。
「ねえ、愁ちゃんはあれからどうだったの?」
「ああ、転校した後?
また次の学校でも孤立して
すげーつまんなかった記憶があるよ。
結局小学校から中学時代に仲良くなれたのってお前だけだったわ。」
「そうなんだ… キツかったんじゃない?」
「慣れてたし、そうでもなかったよ。
あ、でも、根本と仲良かったし、その次に行ったとこはけっこう辛かったわ。
高校のときはまあまあ勉強したけど現役では大学行けなくて、一浪してようやく大学に入れて今に至るって感じかな。」
「すごいね。」
「根本の方がすごいって。」
俺が笑って言うと根本も笑った。
女同様、口に手をあてて…
俺はそんな根本の外見、仕草を見て一々感心した。
とりあえず落ち着こうって事で近くにあったファミレスに入った。
落ち着かなきゃならないのは多分俺だけだと思うが…
まあ動揺しながらも、根本の話を聞き、要約してみるとこうなる。
根本 蒼太は幼き日から自分の性、つまり男である事に違和感を持っていた。
でも、それの正体がハッキリせず
小学校時代は普通の男子として振る舞い
すごしてきた。
俺が出会った頃がまさにそんなときだ。
でも、中学に上がる頃にはその気持ちを抑え切れなくなり不登校になったこともあったとか…
それから、地元の高校に入学するも、いよいよ我慢出来なくなり、二年の夏に中退し、家出同然で東京に出てきてニューハーフの道に進んだらしい。
今は新宿にあるショーパブで働いてるとの事。
すげー、俺が転校していった後、そんな人生を送っていたとは…
まさに波乱万丈だ。
「ごめんね、愁ちゃん、驚かせちゃって。
オカマになってるなんて想像もしなかったでしょ?気持ち悪いよね…」
根本は女と変わらない甲高い声で
申し訳なさげに言った。
「いや、そんなことないよ。ただ、マジ驚いただけでさ。」
俺はどぎまぎしながら頭を掻き俯いて
アイスコーヒーをストローで混ぜた。
「ねえ、愁ちゃんはあれからどうだったの?」
「ああ、転校した後?
また次の学校でも孤立して
すげーつまんなかった記憶があるよ。
結局小学校から中学時代に仲良くなれたのってお前だけだったわ。」
「そうなんだ… キツかったんじゃない?」
「慣れてたし、そうでもなかったよ。
あ、でも、根本と仲良かったし、その次に行ったとこはけっこう辛かったわ。
高校のときはまあまあ勉強したけど現役では大学行けなくて、一浪してようやく大学に入れて今に至るって感じかな。」
「すごいね。」
「根本の方がすごいって。」
俺が笑って言うと根本も笑った。
女同様、口に手をあてて…
俺はそんな根本の外見、仕草を見て一々感心した。
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。