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天命
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蒼の意識は戻らず、俺はいったん家に帰された。
病院までどうやって来たかわからないけど、帰りもどうやって帰ったかぜんぜん覚えていない。
ただ、家に着くと、全く寝ていなかったにもかかわらず、全く眠る事ができず、何をしていいかもわからず、俺はただ椅子に腰掛け、ボーッとした時間を過ごした、
蒼のいない部屋には、蒼が残した痕跡のようなものが沢山あり、それが俺の視界に入ってきた。
俺のために洗濯して畳んでくれた服や下着
冷蔵庫には俺のために作りおいてくれた数々の料理
そして、綺麗に掃除してくれた部屋
そんなのを見てたら、止めどなく涙が溢れ出てきて、ガキみたいに声を上げて泣いてしまった。
蒼が目を覚ましたとしても、前みたいな状態には戻れないだろう。
今の仕事も辞めなきゃならないだろうし、ここに住むのも無理じゃないだろうか…
ただ言える事は、俺はどんな状況になったとしても蒼を支え続けるし、約束した通り結婚もする。
二人で思い描いていた生活は出来ないかもしれないけど、根本的な事は何も変わりはしない。
そんな事を考えてるうちに俺は寝てしまい、目が覚めた時には日が落ちて、辺りはすっかり暗くなっていた。
食欲が無いので、とりあえず冷蔵庫から水を出してきて飲み、シャワーを浴びた。
浴室を出て髪を乾かし、部屋に戻ると、携帯に着信があった。
慌てて手に取って画面を覗き込むと、蒼のお母さんからだった。
俺が出なかった為に、ショートメールを入れてくれていた。
「えっ…」
蒼の意識が戻ったという内容だった。
よかった…
すぐに支度をして、家を飛び出した。
病院までどうやって来たかわからないけど、帰りもどうやって帰ったかぜんぜん覚えていない。
ただ、家に着くと、全く寝ていなかったにもかかわらず、全く眠る事ができず、何をしていいかもわからず、俺はただ椅子に腰掛け、ボーッとした時間を過ごした、
蒼のいない部屋には、蒼が残した痕跡のようなものが沢山あり、それが俺の視界に入ってきた。
俺のために洗濯して畳んでくれた服や下着
冷蔵庫には俺のために作りおいてくれた数々の料理
そして、綺麗に掃除してくれた部屋
そんなのを見てたら、止めどなく涙が溢れ出てきて、ガキみたいに声を上げて泣いてしまった。
蒼が目を覚ましたとしても、前みたいな状態には戻れないだろう。
今の仕事も辞めなきゃならないだろうし、ここに住むのも無理じゃないだろうか…
ただ言える事は、俺はどんな状況になったとしても蒼を支え続けるし、約束した通り結婚もする。
二人で思い描いていた生活は出来ないかもしれないけど、根本的な事は何も変わりはしない。
そんな事を考えてるうちに俺は寝てしまい、目が覚めた時には日が落ちて、辺りはすっかり暗くなっていた。
食欲が無いので、とりあえず冷蔵庫から水を出してきて飲み、シャワーを浴びた。
浴室を出て髪を乾かし、部屋に戻ると、携帯に着信があった。
慌てて手に取って画面を覗き込むと、蒼のお母さんからだった。
俺が出なかった為に、ショートメールを入れてくれていた。
「えっ…」
蒼の意識が戻ったという内容だった。
よかった…
すぐに支度をして、家を飛び出した。
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