oh my little love

フロイライン

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交差する思い

神ング…アウトっ!

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「えっ、なんでそんなことしたん?」

翔太はユウの謝罪の言葉を受けて、驚いた様子で言った。


「ごめん…

自分でもようわからへんねんけど…

っていうか…

俺…」



「お前、男が好きなん?」



「うん…」


直球で聞いてきた翔太に、ユウは観念して、ここでカミングアウトした。
ここまできたら言うしかなかったが…

そして…


この後、翔太が何を言うかでこの先の学校生活をどのように送れるかが決まってしまう。
ユウは少し身構えたが…



「そうか。
まあ、別にええんとちゃうか。
そんなの人それぞれやしな。

俺は女が好きかな。」

と、翔太はごく自然な感じで言った。


イヤミっぽくなく、突き放すわけでもなく、否定するでも肯定するでもなく。


「ごめん。
もうせえへんから…」


ユウは翔太にまた謝った。


「だから、謝んなって。
俺は男が好きとちゃうから、お前をそんな目で見た事はなかったけど、親友には変わりないねん。

俺が困ってたり、クラスで嫌われまくってもお前は俺をいつも庇ってくれたし、ずっと友達でいてくれた。

ホンマに嬉しかったんや、俺。」


「翔太…」


「だから、お前が困ってる時は何があっても俺は助けたいと思ってる。」


翔太は、そう言うと、ユウに顔を近づけキスをした。

ユウは、ビックリしたが、それもこれも翔太の優しさから来るものだと感じ、その厚意を受け止めた。


「へえ、これがキスか

初めてしたわ」


キスを終えると、翔太は照れくさそうに笑って言った。



「ごめん…男で。」


「そう言われたら、お前

なんか女っぽく見えてきたわ。
うん、そうや。

なんで今まで気付かへんかったんやろ。」

翔太はそう言って、ユウの頭に手を置いた。

ここがユウの限界点だった。

ユウは、ポロポロと涙をこぼし、やがて嗚咽した。


「ワタシ…ずっと、苦しかってん

誰にも…自分の事言われへんで…

ウゥッ…」


肩を震わせて泣きじゃくるユウに、一瞬戸惑いの色を見せた翔太だったが、すぐに気を取り直し、ユウをそっと抱きしめた。


ユウは、ハッとした顔になったが、その行為自体が翔太の優しさから来るものであり、自分が翔太を好きになって一番の理由であった事から、その優しさをありがたく受け入れた。


そして、そんな翔太の事を、ユウは益々好きになってしまったのだった。
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