oh my little love

フロイライン

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交差する思い

恋の行方

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「ユウさん、よかったですね!
ワタシもすごく嬉しいです。」

蒼は、ユウの話を自分の事のように喜んでくれた。


「ありがとう。
でも、自分でもこんな風になるとは思わなかったわ。」


「最高じゃないですか。
その人ってユウさんの初恋の相手なんですよね?」


「うん。」


「好きになったきっかけは何だったんですか?」


「うん。
やっぱり優しいってのが一番惹かれたところかな。」


「あー、わかります。

ワタシもそうでした。」


蒼がそう言ったところで、ユウはハッとした顔になり

「ごめん…」

と、言った。

「ユウさん、そんなの気にしないで下さい。

ワタシ、さっきは引きずってるって言いましたけど、踏ん切りは付いてるんです。」


「えーっ!

踏ん切り付いてるのと引きずってるのって、別なの?」


「日本語ってムズカシイですね。

ニュアンスっていうか、自分の気持ちの話なんですけど、前の彼氏についてはもう何もないんですけど、付き合ってたのも、好きだったのも事実だし、新しい恋に目を向けているんですけど、一歩踏み出せないのは、そういうビミョーな心理状況からなんです。」


「うーん、わかるようなわからないような…」


「でも、ユウさんの恋バナ聞いて、ワタシも勇気が出てきたっていうか、次に向かって進まないとって、そう思いました。」


「そう?
でも、無理しちゃダメだよ。」


「はい。
自分に正直に生きたいと思います。」


「うんうん。

でも、今さらながらに言うけど…

恋っていいよね。」


ユウがしみじみと言うと、さすがの蒼も思わず吹き出してしまった。


「もう、ユウさん!

ウケる!」


「あ、いや、笑わせようとして言ったんじゃなくて…」


「そうなんですかあ。」


「うん。

ワタシ、ホント、こういうのに慣れてなくて、自分でもおかしいって思うくらい、今舞い上がっちゃってるの。

だから、もし…
この先上手くいかなくなった時…
そういうことを考えると、なんか涙が出ちゃって。」


「って、泣いてますよ、ユウさん。」


「ごめんなさい

あ、涙が止まんなくなっちゃった」


ユウはハンカチを取り出し、目頭を押さえた。


蒼は、その姿に感動すると共に、自分も…と、心に誓ったのだった。
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