16 / 120
劇的ビフォーアフター
しおりを挟む
恵斗は、藤野の紹介で念願の女性ホルモンの注射を打つ事が出来た。
十八歳になっておらず、親の同意も得られていない恵斗は、もちろん闇医者で注射を打つしかなく、色々な面で不備があった。
しかし、料金は良心的で、恵斗の小遣いで賄え、二週に一度打つ事が可能となった。
注射をした事により、恵斗の体は劇的に変化していくこととなる。
あれだけ悩みのタネだった胸の膨らみは、一気に成長を始め、三年になる頃にはBカップに達し、少し小さめの胸をした女子という感じになったのである。
髪も伸び、藤野のアドバイスをもらいながら、美容室で、自分を少しでも可愛く見せる髪型にしてもらったのである。
最初は、奇異の目で見ていた同級生達も、時代のせいもあってか、次第にすんなり受け入れるようになり、恵斗は、女性として学校生活を送れるようになった。
学校側も仕方なく、恵斗には職員用の女子トイレを使わせることを決め、体育の時の着替えも、専用の部屋を用意した。
ただ、体育の授業は、恵斗の希望により、男子に混じって受けることとなった。
こうして、女子としての学校生活を送れるようになった恵斗であったが、性自認は男のままであり、将来的に性適合手術…いわゆる性転換手術を受けるつもりはなく、やってもタマ抜き程度かな…などと思い、卒業後はニューハーフになろうと心に決めていた。
恵斗が女性化したそもそもの目的は、恋をしてしまった溝口への二度目の告白をする事であり、かなりいい線に達していた。
そして、事件は起こる。
三年になった日
恵斗は、愕然とする出来事に見舞われてしまった。
新しく赴任してきた先生の中に、溝口が混じっていたのである。
大学を卒業し、母校である恵斗の高校に着任したのだった。
十八歳になっておらず、親の同意も得られていない恵斗は、もちろん闇医者で注射を打つしかなく、色々な面で不備があった。
しかし、料金は良心的で、恵斗の小遣いで賄え、二週に一度打つ事が可能となった。
注射をした事により、恵斗の体は劇的に変化していくこととなる。
あれだけ悩みのタネだった胸の膨らみは、一気に成長を始め、三年になる頃にはBカップに達し、少し小さめの胸をした女子という感じになったのである。
髪も伸び、藤野のアドバイスをもらいながら、美容室で、自分を少しでも可愛く見せる髪型にしてもらったのである。
最初は、奇異の目で見ていた同級生達も、時代のせいもあってか、次第にすんなり受け入れるようになり、恵斗は、女性として学校生活を送れるようになった。
学校側も仕方なく、恵斗には職員用の女子トイレを使わせることを決め、体育の時の着替えも、専用の部屋を用意した。
ただ、体育の授業は、恵斗の希望により、男子に混じって受けることとなった。
こうして、女子としての学校生活を送れるようになった恵斗であったが、性自認は男のままであり、将来的に性適合手術…いわゆる性転換手術を受けるつもりはなく、やってもタマ抜き程度かな…などと思い、卒業後はニューハーフになろうと心に決めていた。
恵斗が女性化したそもそもの目的は、恋をしてしまった溝口への二度目の告白をする事であり、かなりいい線に達していた。
そして、事件は起こる。
三年になった日
恵斗は、愕然とする出来事に見舞われてしまった。
新しく赴任してきた先生の中に、溝口が混じっていたのである。
大学を卒業し、母校である恵斗の高校に着任したのだった。
3
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる