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商談
「スリースターズの槙野さんとお知り合いでしたか。」
アズミのバイヤー角川は、舞彩が紹介を受けた話をすると、笑いながらそのように言った。
「何か弊社で売上にご貢献出来るものはないかと、来させていただいた次第で…」
「菊地さん。
少子化の流れはもうどうしようもなくて、昨年は出生数がついに70万人をわりましたよね。」
「そうですね。」
「我々のような地方とはいえ、まあまあ大型の量販店は、もろに打撃を受けまして、結構キツイんですよ。
売上にも如実に表れています。
例えば、来年小学校に入学する児童の数は、この地域では94%と、6%の減ですが、ウチの売上は、昨対90と、それ以上の落ち込みをしています。」
「そうですね
私共の会社も大体同じような数字で推移しています。」
「ところで、リンギドーのリコールの件は上手く処理できたんですか?」
角川は、ここでいきなり話題を変えてきた。
これまで、交互に話していた比呂と舞彩だったが、想定外の質問に、舞彩が完全に固まってしまった。
代わって比呂が、落ち着いた口調で答え始めた。
「はい。
お騒がせをしましたが、原因究明と今後の防止策もまとまり、リンギドーさんとは最後の詰めをしているところです。」
「そうですか。
色々と大変でしたね。」
角川はそう言ったが、二人の表情を観察しているようにも見え、さすがの比呂も少し表情をこわばらせた。
アズミのバイヤー角川は、舞彩が紹介を受けた話をすると、笑いながらそのように言った。
「何か弊社で売上にご貢献出来るものはないかと、来させていただいた次第で…」
「菊地さん。
少子化の流れはもうどうしようもなくて、昨年は出生数がついに70万人をわりましたよね。」
「そうですね。」
「我々のような地方とはいえ、まあまあ大型の量販店は、もろに打撃を受けまして、結構キツイんですよ。
売上にも如実に表れています。
例えば、来年小学校に入学する児童の数は、この地域では94%と、6%の減ですが、ウチの売上は、昨対90と、それ以上の落ち込みをしています。」
「そうですね
私共の会社も大体同じような数字で推移しています。」
「ところで、リンギドーのリコールの件は上手く処理できたんですか?」
角川は、ここでいきなり話題を変えてきた。
これまで、交互に話していた比呂と舞彩だったが、想定外の質問に、舞彩が完全に固まってしまった。
代わって比呂が、落ち着いた口調で答え始めた。
「はい。
お騒がせをしましたが、原因究明と今後の防止策もまとまり、リンギドーさんとは最後の詰めをしているところです。」
「そうですか。
色々と大変でしたね。」
角川はそう言ったが、二人の表情を観察しているようにも見え、さすがの比呂も少し表情をこわばらせた。
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