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性を変えるということ
「やっぱり不安か?」
京都に向かう新幹線の中で、宮埜が質問すると、心はフッと笑みを漏らした。
「まあね。
いくら人工の作りものとはいえ、見た目が男性から女性になるっていうのは、ワタシの人生においても、それは大きな事になるわけだし、緊張もするわ。
手術も結構大変なものになるわけだしね。」
「そうだな。
よく、決心したな。」
「フツーの男で、愛ちゃんていう奥さんまでいたにもかかわらず、内緒でタマ取ったりする無謀なところがあるのよ、ワタシは。
今回の事も、えーいやっちゃえみたいなノリなのよ、」
「それは俺も思う。
お前、結構そういうとこあるし。」
宮埜も少し相好を崩した。
「宮埜さん…」
心は顔を宮埜に向けたまま、その名前を呼んだ。
「えっ?」
「宮埜さん
ありがとうね。
付いてきてくれて。
なんか照れくさくて言えてなかったんだけど…
本当に本当に嬉しかった。
大好き。」
と、周りに聞こえないよう、顔を近づけ耳元で囁くように言った。
「あー、それは
俺が好きでやってる事だから、気にしないでくれ。
てか、俺も好きだし、心が。」
宮埜はそう言うと、顔を真っ赤にして俯いた。
「そんなとこなんだろうね。
ワタシが宮埜さんを好きなのは。
なんか、可愛いのよ。」
心は、宮埜の手を握りながら、ニコッと笑って言った。
京都に向かう新幹線の中で、宮埜が質問すると、心はフッと笑みを漏らした。
「まあね。
いくら人工の作りものとはいえ、見た目が男性から女性になるっていうのは、ワタシの人生においても、それは大きな事になるわけだし、緊張もするわ。
手術も結構大変なものになるわけだしね。」
「そうだな。
よく、決心したな。」
「フツーの男で、愛ちゃんていう奥さんまでいたにもかかわらず、内緒でタマ取ったりする無謀なところがあるのよ、ワタシは。
今回の事も、えーいやっちゃえみたいなノリなのよ、」
「それは俺も思う。
お前、結構そういうとこあるし。」
宮埜も少し相好を崩した。
「宮埜さん…」
心は顔を宮埜に向けたまま、その名前を呼んだ。
「えっ?」
「宮埜さん
ありがとうね。
付いてきてくれて。
なんか照れくさくて言えてなかったんだけど…
本当に本当に嬉しかった。
大好き。」
と、周りに聞こえないよう、顔を近づけ耳元で囁くように言った。
「あー、それは
俺が好きでやってる事だから、気にしないでくれ。
てか、俺も好きだし、心が。」
宮埜はそう言うと、顔を真っ赤にして俯いた。
「そんなとこなんだろうね。
ワタシが宮埜さんを好きなのは。
なんか、可愛いのよ。」
心は、宮埜の手を握りながら、ニコッと笑って言った。
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