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subliminal
「実家の話はいいとして、新居は決まったの?」
愛は、授乳を終えて服を直しながら向かいに座る心に言った。
「うん。
実はね…」
心は、それだけ言うと、少し表情を曇らせた。
「どうしたの?
何かあった?」
「ううん。
別に何かあったってわけじゃないんだけど、次に住むとこっていうのがね…
宮埜さんの実家なのよ。」
「えっ
マジ?」
「マジよ。
超マジ。」
「なんで?」
「話せば長くなるんだけど…
宮埜さんのご実家って、東京なんだけど、ちょっと郊外なのよ。
そこにご両親が住まれてるんだけど、お母様の体の調子が悪いらしくて、入退院を繰り返してるのよ。」
「そうだったんだ…」
「お姉さんが近くに住んでて、よく来てくれてたんだけど、ご主人が海外に転勤になったらしくて、もうすぐいなくなっちゃうの。」
「それで、宮埜さんと心が同居してあげるってわけ?」
「まあ、そんなところかな。」
「ちょっと待って。
心の事、宮埜さんのご両親はご存じなの?」
「ワタシがニューハーフだってこと?」
「そう。」
「ううん。
全く知らないわ。」
「そうなんだ…
大丈夫なの?」
「どうかな
今度ご挨拶も兼ねて実家にお邪魔した時に、全部話すって言ってたけど。
だから、ワタシの実家よりも宮埜さんのご実家に行く方が、よっぽど気が重いわ。」
心は、力無く答えると、ため息をついた。
愛は、授乳を終えて服を直しながら向かいに座る心に言った。
「うん。
実はね…」
心は、それだけ言うと、少し表情を曇らせた。
「どうしたの?
何かあった?」
「ううん。
別に何かあったってわけじゃないんだけど、次に住むとこっていうのがね…
宮埜さんの実家なのよ。」
「えっ
マジ?」
「マジよ。
超マジ。」
「なんで?」
「話せば長くなるんだけど…
宮埜さんのご実家って、東京なんだけど、ちょっと郊外なのよ。
そこにご両親が住まれてるんだけど、お母様の体の調子が悪いらしくて、入退院を繰り返してるのよ。」
「そうだったんだ…」
「お姉さんが近くに住んでて、よく来てくれてたんだけど、ご主人が海外に転勤になったらしくて、もうすぐいなくなっちゃうの。」
「それで、宮埜さんと心が同居してあげるってわけ?」
「まあ、そんなところかな。」
「ちょっと待って。
心の事、宮埜さんのご両親はご存じなの?」
「ワタシがニューハーフだってこと?」
「そう。」
「ううん。
全く知らないわ。」
「そうなんだ…
大丈夫なの?」
「どうかな
今度ご挨拶も兼ねて実家にお邪魔した時に、全部話すって言ってたけど。
だから、ワタシの実家よりも宮埜さんのご実家に行く方が、よっぽど気が重いわ。」
心は、力無く答えると、ため息をついた。
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