349 / 469
俺の実家
「心、急にこんな事になって本当に申し訳ない。」
車を運転しながら、宮埜は、助手席の心に語りかけた。
「いいのよ。
そんなの気にしないで。
住むところを探す手間が省けてよかったじゃない。」
「だけど、俺の実家だからなあ
俺だって息苦しく思うのに、心は尚更…」
「ワタシは平気よ。
ニューハーフってかなり図太い人種だから。
でも、宮埜さんの実家の方達は、ワタシの事を気持ち悪がるでしょうね。
大丈夫かしら…」
「心
もし、不安なら、言わなくてもいいんだぞ。」
「ワタシが男だってこと?」
「ああ。
心はどこからどう見ても女だし、喋っても気付かれることはないし。
その方が面倒くさくないだろ?」
「でも、後でバレたら大変だよ。
いいよ。
ちゃんと言うし。」
「うん…
色々すまんな
気を遣わせちゃって。」
「いいの。
ニューハーフとして生きることを決めたときから、世間から変な目で見られることに対して、覚悟を決めてるし。
男だった時よりも強くなれたと思う。」
「そうだなあ
あんな手術をするんだから。
俺なら、想像するだけで失神しそうだよ。」
「性転換手術については、少しだけ後悔してる。
こんなにキツイものだとは思ってもみなかったもん。」
心は苦笑いを浮かべ、隣の宮埜を見つめた。
車を運転しながら、宮埜は、助手席の心に語りかけた。
「いいのよ。
そんなの気にしないで。
住むところを探す手間が省けてよかったじゃない。」
「だけど、俺の実家だからなあ
俺だって息苦しく思うのに、心は尚更…」
「ワタシは平気よ。
ニューハーフってかなり図太い人種だから。
でも、宮埜さんの実家の方達は、ワタシの事を気持ち悪がるでしょうね。
大丈夫かしら…」
「心
もし、不安なら、言わなくてもいいんだぞ。」
「ワタシが男だってこと?」
「ああ。
心はどこからどう見ても女だし、喋っても気付かれることはないし。
その方が面倒くさくないだろ?」
「でも、後でバレたら大変だよ。
いいよ。
ちゃんと言うし。」
「うん…
色々すまんな
気を遣わせちゃって。」
「いいの。
ニューハーフとして生きることを決めたときから、世間から変な目で見られることに対して、覚悟を決めてるし。
男だった時よりも強くなれたと思う。」
「そうだなあ
あんな手術をするんだから。
俺なら、想像するだけで失神しそうだよ。」
「性転換手術については、少しだけ後悔してる。
こんなにキツイものだとは思ってもみなかったもん。」
心は苦笑いを浮かべ、隣の宮埜を見つめた。
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?